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良い人なんていない。

 私の持論です。世の中には良い人なんていない。みんな黒い部分、人に見られたらいけない部分、少なからず抱えているはずです。良い人と悪い人の境界線はここにはありません。境界線は、言葉に出したり、行動に移したりするところにあります。

 じゃあ、そのような言動がなければ良い人なのでしょうか。外では一切悪口を言わない人が、悪口ノートをつけていたら?それは性格がいいと言えますか?

 私は長いことTwitterの鍵垢で悪口を書くためだけのアカウントを利用してきました。人に対してのことも、社会に対してのことも、溢れんばかりの愚痴を書き溜めたアカウントです。ここから書き溜めのモルモットという名前は来ています。

 よく温厚で優しいと言われますが、ノートの話をすると途端に性格が悪いと言い出すのです。おかしくないですか?じゃあ、なにをもって私の性格がいいと判断してきたのですか?まだ、根暗だとか根に持つタイプだとか言われるなら分かります。温厚で優しい人は何にも思わないと思ってるの?そんなわけねぇだろ。

 「じゃあ、いい人って?」きっとそれは、単に相手にとって都合がいいだけ。手伝ってほしい時に手が空いてる。投げた仕事をやってくれる。めんどくさい悪口を言ってこないし、私の愚痴を聞いてくれる。ってだけ。

 バカらしくないですか。断る勇気は本当に必要。仕事だけさせられて、あとは横取り。いいのかよ、こんな奴らがのさばって。お前が提出した資料誰が作ったと思ってんだよ。

 押し付けるあいつも嫌い、引き受ける私も嫌い。

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