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退職理由、ホントの事が言えない時の対処法

このテーマは、いわゆる永遠のテーマです。

言葉を変えて何度か取り入れて記事をアップしたいと思います。

人間関係で退職したけどホントの事は言えない

転職のときには必ず聞かれる『なせ前の会社辞めたんですか』という質問。
なんとかウマく言える方法はないかと思うものです。

実は、派遣会社の登録面接や担当者(又はお仕事紹介のコーディネーター)に相談すると、転職理由を嘘なくウマくまとめてくれるのを知っていますか。

でも、この相談に「のって欲しい」という派遣スタッフはほとんどいません。

これから派遣登録を考えている方や、お仕事紹介でコーディネーターとやりとりしている方は、是非相談してみてください。

もちろん社員での転職希望の方も役に立てること間違いありません。


■なぜ、転職理由をまとめておく必要があるのか

わかっているとは思いますが、なんとなく理解しているのと、ちゃんと知っておくのとでは、本番で大きく差が出ます。

まずは、よくある「書類選考で懸念される点」をあげてみますね。

・社員歴が短い(2年未満)
・派遣を含めて1年未満の職歴が多い
・体調不良で退職している
・家族(ご主人・親)の転勤の記載がある
・ブランクが半年以上
・応募案件に関係ない資格が連なっている

もちろん、このまま書類通過する事もありますが、ほとんどの会社は理由を気にしているはずです。

派遣でも社員でも、面接のときに一番ボロが出るのが、この転職理由です。入りたい理由を準備してくる人は多いのですが、辞めた理由を聞かれて適当に答えているつもりでも『顔』に出てきます。

面接でもウマく話せるよう、事前準備をしておくと、良い結果につながりますよ。

■派遣で働く楽チンなポイントの一つ

派遣会社は、あなたの転職にまつわる色んな理由言いわけを、うまく変換してキャリアシートに起こし、派遣先に紹介します。

派遣の楽チンな大きなポイントの1つですよね。

派遣会社の営業や、お仕事を紹介するコーディネーターは、紹介した仕事を派遣スタッフに受けてもらって、やっと成績になります。

ですから紹介した会社で長く働いてほしいのです。そのためには、お仕事が決定するまで、努力は惜しみません。

派遣先のオーダーに応じて、スタッフの職歴の強弱をウマく作りこんでくれる。

たまに「経歴詐称では?」という質問を受ける事がありますが、長くなりますので別途、記事にしたいと思います。

職歴から派遣先に出す「キャリアシート」は、スタッフ自身の事なのに、派遣会社に丸投げして自動的に出来上がってくる、すぐれものです。

その『すぐれもの』にするためには、コーディネーターが派遣スタッフから一生懸命ヒアリングをします。

ですから、あなたも一生懸命に答えてくださいね。

ちなみに私が派遣の登録面接をしていた時は、職歴が多い人ほど力を入れてヒアリングしまくりました。

ウマく作りこめれば、登録後からのお仕事紹介率が、目に見えて違ってくるからです。

転職・退職理由……良くも悪くもホントの事言っておいてほしいというのが本音ではあります。しかし営業もコーディネーターも、スタッフが最初から正直に話してくれているとは思っていません。

むしろ、「裏切られてからやっとスタート」と言われるこの業界、そこを覆して正直に話してくれる方は「良い派遣スタッフさん」と認定されます。

■面倒な退職理由は、うまくまとめる天才に任せる

実際の転職理由の8割は「人間関係」です。

上司との折り合い・同僚とのいざこざ・男女のもつれなどなど…結局は「人」の問題で転職を考える人が圧倒的に多いのです。

しかし、それを転職理由にあげようものなら、一発でアウトです。

そんなときは是非、派遣会社の「まとめる天才」のワザを頼ってみるのをオススメします。

ワザの1つは『リフレーミング』という手法です。(このことは、何度でも出していこうと思います)

簡単にいうと、ネガティブな事柄や事情を、どうにかしてポジティブに表現するような手法ですが、ベテランの派遣コーディネーターは、これが得意中の得意です。

たとえば、以下のようなことです。

・残業が多いのが難点 < 稼げるお仕事
・朝早い出勤 < ラッシュを避けて出勤・早めの帰宅
・駅から会社まで遠い < 健康志向の方にお勧め!お気に入りのスニーカーで朝のウィーキング
・昭和感漂うアナログな職場 < 落ち着いた雰囲気で安心感あるオフィス 

これは派遣スタッフさんにお仕事を紹介するときの一例です。

この程度は、まだまだ序の口ですが、要は上記のようにマイナスと思える点を、利点にしてうやむやにする……

じゃなくて、

ポジティブ思考に転換をして、お仕事を引き受けやすくさせて頂くのです。

同じような手法で、派遣スタッフの転職理由をウマく変換するのですが、それにはスタッフさんからのヒアリングと協力が必要というわけですね。

コーディネーターから色々質問されるのは嫌だな、登録の時に職歴入力したのになと、思う気持ちも分かります。しかし、希望するお仕事の紹介をもらったなら尚のこと、しつこいヒアリングに答えて後悔無しです。

例えば人間関係だけが理由で辞めた方の場合
私だったら「差し支えない範囲で教えてください‥‥‥」といいつつ、かなり突っ込んで伺います。

セクハラなのかパワハラなのか、同僚とのいざこざかで、この仕事を進めていいかどうかも変わってきます。

同僚とのいざこざがキッカケで退職してしまったという場合
仕事のやり方などがキッカケだとしたら?

仕事への熱意がある→やり切った→スキルアップ →新しい事にチャレンジしたい!

といった感じで、ヒアリング次第でいくらでも、変換する事ができます。

このあたりの具体的な事例は、別途記事にしたいと思います。ヒアリング不測による失敗例

まとめ

派遣社員のことを非正規・不安定とイメージされる事もあって、派遣スタッフ自身もそのように思っている方も多いですよね。

しかし、派遣登録してみる・派遣で働いてみると、社員の転職だと得られない利点がたくさんあるのです。

今回は転職・退職理由について触れましたが、紹介先に見合った職歴を作ってくれて・顔合わせの調整・スタート調整・福利厚生など、何もかもお膳立てしてくれるのは、派遣会社しかありません。

退職理由に自信のない方は、ぜひ、派遣会社を利用してみてくださいね。


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