日記　2/22 猫の日

今日はにゃんにゃんの日。らしい。
私は猫が苦手だ。
祖父が動物が好きで祖父母の家はまるで動物園のように沢山の動物がいた。その中に猫もいたのだ。
その猫はすごく野生感の強い猫だった。
田舎なのでネズミやらなんやらがいたのだがそれを捕まえて半殺しにした状態で持ってくるのだ。
幼稚園児の私は怖くてたまらなかった。
また幼い私のことを多分敵？ネズミと同じ括りでみててよく襲われた。帰省すると私の身体に猫の引っ掻き傷が良くできたものだ。

まぁそんな野生みが溢れる猫だったのだが名前を呼ぶとニャーと返事をし、尻尾をパタパタ振る可愛いところもあった。
猫を飼ってる友人にこのことを言うと驚かれるので猫の中では頭は良かったのだろう。

おばあちゃん猫になってからはすっかりおとなしくなったのだが、ゴキブリを捕まえたりと野生を忘れない猫だった。

数年前に亡くなってしまったのだが猫の日というのをTwitterで知り、ふと思い出した。

天国で元気にしているのだろうか。
祖父母の家にいた動物達もお空に引っ越した子達が多いが、猫はその子達を毎回追いかけまわして攻撃してたから仲良くやっているか心配だ。

まぁ私が心配をしたところで猫はじとーっとした目線で見つめ返してくるのだろう。

天国でも野生を忘れないで走り回っていてほしい。
また再会したら追いかけっこをしよう。
引っ掻くのはやめてほしいが。