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#30 坐月子(Zuo Yue Zi - ズオ ユエズ) 最後の1週間

3月28日に義母が帰郷後、坐月子の最後の1週間を妻と息子と自分の3人で過ごすことになった。

まず全てのルーティーンの基準になるのが授乳タイミング。これまでは2時間半から3時間のインターバルで授乳をしており、1日の授乳回数は8回〜10回。

となると、深夜帯にも2度ほど授乳タイミングあり、基本的には妻が授乳後寝かしつけるが、すぐに寝ない場合は、次の授乳に備えて妻には寝てもらい、自分が夜中に起きて寝かしつけを行っていた。

ただ、1ヶ月検診で体重、身長ともに順調に伸びており、健康優良児の太鼓判を押してもらった際、起こしてまで授乳する必要はなく、泣いて欲しがるようになったタイミングでの授乳で良いとの事で、その日を境に1日の授乳は概ね7回に。

実は8回から7回に減ると言うのは当時の我々からしたら革命的で、すごく荷が軽くなったのを覚えている。深夜帯の授乳は1時と早朝5時ぐらいになり、授乳後もわりとすぐに寝てくれると言うことで、1時の対応が終われば早朝5時の授乳は妻が対応していたので自分は寝る事ができた。

とはいえ、基本的に授乳と食事以外は床についている。なぜならそれが坐月子(Zuo Yue Zi - ズオ ユエズ)だからだ。鉄の掟を遵守しなければならない。

1. 湯船に入らない
2. 髪を洗わない
3. 外に出ない
4. 太陽光に直接当たらない
5. 風に直接当たらない
6. 冷たい食材、飲み物を避ける
7. 体を冷やさない
8. 目を酷使しない(スマホ、テレビを見ない)

基本的に「何もしない」が推奨されている坐月子では、家事全般はもちろんの事、息子の相手やおむつ替えや寝かしつけも基本的に自分のタスク。

その前提を踏まえ、当時のルーティーンを淡々と綴る。

7時半
 起床
 妻と息子はまだ寝ている
 洗濯機にマグちゃんを入れてスイッチオン
 その後、朝食の準備

8時
 ぼちぼち妻が起床
 授乳前に息子のおむつ替え
 妻、授乳(3回目 ※0時以降の授乳を1回目とする)
 授乳の合間に自分は朝食

8時半
 授乳完了(3回目)
 妻の朝食を準備
 妻が朝食をとっている間、息子の相手

9時
 洗濯物を干す
 洗濯物をたたむ
 息子の相手をしていた妻は、自分と入れ替わりで寝床へ

9時半
 朝の家の様子の写真を撮ったりして過ごしながら、息子をなだめたり、おむつを替えたり、寝かしつけたり
 なんだかんだ時間が過ぎていく

11時
 授乳前に息子のおむつ替え
 妻、授乳(4回目)
 自分は部屋の片付けなど

11時半
 授乳完了(4回目)
 妻、寝床へ
 息子をなだめたり、おむつを替えたり、寝かしつけたり
 なんだかんだ時間が過ぎていく

12時
 息子の様子を伺いながら、昼食の準備

12時半
 妻を起こし、食べられる方から昼食を取る
 この時間から次の授乳までは妻は起きている
 昼食後、息子をなだめたり、おむつを替えたり、寝かしつけたり
 なんだかんだ時間が過ぎていく

13時
 昼食の片付け、炊事
 これが終わるとちょっと一息

14時
 授乳前に息子のおむつ替え
 妻、授乳(5回目)

14時半
 授乳(5回目)完了
 妻、寝床へ
 息子をなだめたり、おむつを替えたり、寝かしつけたり
 なんだかんだ時間が過ぎていく

15時から17時ぐらいまで
 息子の黄昏泣きに疲弊

17時半
 授乳前に息子のおむつ替え
 授乳(6回目)

18時
 授乳完了(6回目)
 夕食の準備

19時半
 夕食
 その間も息子をなだめたり、おむつを替えたり

20時半
 沐浴
 息子を妻にパスし、自分はそのままお風呂

21時
 妻は息子の寝支度を済ませた後、授乳(7回目)
 自分はお風呂の後、布おむつについたう○ちの手洗い
 夕食の後片付け、翌日のゴミ出しの準備など、炊事
 台所がある程度片付いたら、授乳時に摂取する妻のお茶の準備
 お茶は台湾の紅豆茶、黒豆茶、どくだみ茶、ルイボスティーなど
 鉄分を多く摂取出来るよう、お湯は南部鉄瓶で沸かす
 お茶と買っておいた甘味(コンビニで売られている小分けのドーナツ、バウムクーヘン、羊羹、饅頭など)を寝室に奉納

21時半
 授乳完了(7回目)
 妻、寝床へ
 息子を寝かしつけて1日の全タスク終了

22時
 しばし自由時間

1時
 授乳(1回目)
 授乳開始を見届けて寝床へ

5時
 授乳(2回目)
 この回は妻にお任せで自分は寝たまま

概ね上記のルーティーンで坐月子(Zuo Yue Zi - ズオ ユエズ) の最後の1週間を終えた。

そして息子の2ヶ月目に入っていくと共に、自分はリモートでの仕事復帰。

色々劇的に変わったのが2ヶ月目だった。


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