あっという間の一年
ご無沙汰しています
葉加瀬でございます
2023年も残り3か月を切り
毎年のことながら
過ぎ去るばかりの光陰の背中をじっと見つめる日々を過ごしています
皆様は如何お過ごしでしょうか
数々の失敗と再生を繰り返し
たどり着いた「YouTuberとして生きる道」を
もろ手を振って闊歩している僕ですが
これまた早いもので
新チャンネルで投稿を始めてから
今日でちょうど一年とあいなりました
今の気持ちをジップロックに閉じ込めて
冷凍保存したいという気持ちが深夜に押し寄せ
鑑賞していた映画の停止ボタンを押し
キーボードを16ビートで連打しております
カタタタタタタ……
一年前のあの日から
週に6~7本の動画を投稿し続けているわけですが
実はそんなに辛いと思ったことはありません
もちろん寄る年波をKOすることは至難で
ストロングでゼロ的な飲み物を胃に流し込む夜も多く
七つの球を集めて召喚した龍に
「無限の体力おーくれ!」と土下座懇願したいなーなんて
摩訶不思議な妄想に耽ったり耽らなかったり・・・
・・・・・・。
どうも文章で遊ぶ癖が抜けませんね
今日は真面目に書きます(フラグ)
この一年の僕の精神状態はというと
(配信を聞きに来てくれる方なら察していらっしゃるはずですが)
まあ、決して正常ではありませんでした
僕はよく自分のことを
「頭がおかしい」とか
「人と違うことをするとドーパミンが出て気持ち良くなる」とか
あーだこーだ宣っていますが
正直
前職を辞めてからマトモな精神状態ではありませんでした
「知ってた」という誰かの心の声が聞こえたような気がしますが
おそらく気のせいではないでしょう
謎の吐き気・倦怠感・神経痛などなど
医学にまったく造詣Nothingな僕でも
「精神的なものですね」と自己診断できる症状のオンパレードでした☆
(☆を語尾につけないと重くなると思って☆つけてみたけど、気持ち悪くなっただけでした☆)
とはいえ僕には「世の中に復讐する」という
魂に刻まれた命題が課せられているので
ゲマのメラゾーマが眼前に迫ってきているパパスみたいな状態でも
ぬわーと叫ぶために口をすぼめる準備をするわけにはいかなかったのです
こういうややこしい性格なので普通に生きられないんだろうなと
文章を綴りながら実感しています……
とはいえ
実はそれはそれは「仕事がよくできる葉加瀬さん」は
これまでの燦燦たる失敗から
動画投稿に関する考え方を改めるという「境地」に至りました
そもそも僕は「ニコニコ動画」という今ではもはや太古の遺物となった(言い過ぎ)動画サイトにて産声をあげたゴミ動画投稿者だったので
「は?自分の好きなことしかやりたくないんやけど?」
「は?VT●ber?あんなもん何が面白いねん、きっしょ」
「は?●●●●●●●●●!!!(自主規制)」
というような反社会的な思想を持ったそれはそれはヤベー奴でした
一応過去形にしていますが
今もそんなに変わりません
「知ってる」という誰かの声が聞こ(以下ry
アルミラージ
……ではなく
兎に角
インターネットでワイワイ楽しく遊んでいたら
知らないうちに非オタ一般人が自分たちの遊び場に大量になだれ込んできてレッツパーリィをおっぱじめてしまい
僕たちの居場所がなくなってしまった、という感覚を
ずーーーーーっと感じていて(ここ7,8年ぐらい)
あの頃は
「ほらこんなヤバいことやったぞ凄いやろ?」→「うおー!すげえ!」
「うわーこの動画頭おかしいな!」→「おかしいよな!うへへ!」
というような
ヤベー投稿者とヤベー視聴者しかしなかった時代だったんですね
そもそも2000年代にPCで動画投稿サイト見てニヤニヤしてる奴なんて
全員頭おかしいんですよ(言い過ぎではなくマジで)
そして頭がおかしいやつは頭がおかしい動画を好むんですよね
「テレビがつまらなくなった」
「YouTubeの方が面白い」
と言われ始めたのが
今から10年ほど前でしょうか
でも冷静に今の動画サイトを分析してみると
10年前のテレビと大差があるようには感じられないですよね
マイノリティーのノーマライズ
盛者必衰の理は
ネットの海にも存在しているのかと
天を仰ぎたくなります
でもその大きな流れを変えることはできない
ならどうやって戦っていけばいいのか?
結局ヤベーことがしたい僕は
「自分がやりたいこと」というベースを捨てることは出来ないまま
あれこれと悩み
右脳と左脳を右往左往し続けました
ちょうどこの頃、朝ドラで『舞いあがれ!』という作品が放送されていて
様々な状況に対応するために
自分の夢や生き方を変えていくヒロインの姿を見て
とても励まされたことを鮮明に覚えています
そして昔読んだ本に書かれていたことも同時に思い出しました
サザエみたいな巻貝って
生まれたときはまっすぐな身体らしいんですね
でも成長するにつれて螺旋状の貝殻に添わせるために
自分の体を変形させて大きくなるらしいんですよ
自分も「変化」しなくてはならない
そうしないと
たぶん死ぬ
本気でそう思いました
本気で死ぬって
生きるために変化「しなければならない」
僕は見栄っ張りのカッコつけクソナルシスト野郎なので
あまりこういう事は言いたくないんですけど
「自分の本当にやりたいこと」を少しだけ曲げました
吐きそうになりながら考えましたけど
そう結論してしまったので仕方がないのよ
朝ドラの話ばかりで申し訳ないんですが
ちょうど今朝の『ブギウギ』で
「続けるのが一番しんどいし、辞めるのも勇気がいる」というようなセリフが出てきて
汗が滲むほどに共感しました
そういえば『らんまん』でも
松坂慶子が「何かを選ぶということは何かを捨てることじゃ」って言ってたなーと(いやこれ戸愚呂弟と同じセリフやんけ)
つまり僕は
動画投稿者として生きる道を選んだことによって
本当にやりたいことを捨てました
すげーダセーと思っています
メジャーデビューした途端
世間に迎合してるバンドをバカにし続けていた僕が
それと全く同じことをしているんですよね
でも不思議と後悔はしていません
↑を打ち込んでから少し考えた
ちょっと後悔してるんかな
うーーーん
正直わからんかも(笑)
うん
答えはまだ出ませんけど
僕はGoogleからの報酬で生活をするという
「YouTuber」になってしまいました
知らぬ間に
これを続けるのはしんどいし
辞めるのもしんどいですよね
実は最近
ゲーム実況をもう辞めてしまおうかと
考えていました
自分がこれを続けることに
果たして意味はあるのか?
と
お得意のグルグル思考に突入したんですよね
でもやはり
辞めるのもしんどい
「まあ好きやし続けるかー」という
至極シンプルな答えで辞めるのを踏みとどまったのですが
今朝の朝ドラでもヒロインが
これと全く同じ行動原理だったので
僕はいつか朝ドラヒロインになれると思います(つっこみ待ち)
というわけで
ガチでリアルな「終わる終わる詐欺」をするというムーブを
人知れずかましながら
ようやく涼しくなってきた10月の深夜に
駄文を拵えてしまいました
変化していない自分も
まだ確かにいるんだということを
ここに刻みたかっただけなのかもしれません
最後に
いつも見に来てくれる貴方へ
ありがとう
いろいろ言ったけど
貴方がいたからこそ
僕は今こうして
好きなことができています
これからもインターネットの片隅で
呼吸をしているので
笑いに来てくれると嬉しいです
ありがとう
葉加瀬
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