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もはや合否が気にならなくなる境地

 私は大学および大学院を受験した後に、もはや合否は気にならなくなる境地に至りました。当然ながら合格するために嫌々ながらも受験勉強をしたわけですが、受験を終えた後にはそのような境地に至ったのでした。

 その理由は「これで受からなければやむを得ない」と感じるほどに受験勉強をやり切ったからだと思います。一般に試験に向けて中途半端に勉強した際には、もしかしたら9割以上の成績が取れるかもしれないといった淡い期待を抱きますが、大抵このような時には9割の成績も取れずに結果が気になってしまうものでした。

 ところが勉強をやり切った際にはそのようなことはもはや気にならず、できるだけ早く合否の結果を知って受験から解放されることに気持ちが傾いていました。実際に大学および大学院の合格通知が届いた際にも特段の感動はなく、受験勉強から解放されることに安堵したというのが正直な感想でした。

 「勝ち負けは関係ない」という表現がありますが、きっと何事においてもやり切ればこのような境地に至るのでしょう……現在の私が仕事でモヤモヤしているのはそれをやり切れていないのだと、自戒の念を込めて今回は筆を置きます。

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ハカセさん
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