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転職活動の一環で受検するSPIについて
私のような中堅どころの人間にやらせて本質的に何の価値があるのかは不明ですが、転職活動の一環でSPIなる試験を受けることになりました。この時点で、私が応募した会社は杓子定規に人を採用する風土があることが分かったので、応募を辞退しても構わないかと思っていました。
しかし同時に、あえて杓子定規に便乗して高得点を取れば、一箇所は保険として内定を押さえられる可能性が高まりそうです。恐らく、少なくない数の転職者が私と同じようにSPI受検の必要性に疑問を呈しているはずなので、この試験をないがしろにして点数を取れない人が多くいることが予測できるからです。このような経緯で、スキマ時間を見つけてSPIの対策を始めてみました。
SPIは複数の種類があり、私が受ける種類のSPIはWeb形式で非言語および言語の2区分が出題されます。どちらの区分も一定水準以上の中学を受験する小学生ならば解けそうな内容であり、さすがに最低でも全体の98%は初見で解ける内容でした。ただし、知り合いの東大出身の後輩たちは、この試験を蔑ろにして大怪我を負ったことがあるようでした。彼らがこの試験の問題自体を解けないわけがないので、大怪我を負った要因は他にありそうです。
そこで、何がこの試験における難所なのかを自分で確認したところ、どうやらWeb形式のSPIは1問に掛けられる時間に限りがあり、その時間を過ぎると強制的に次の問題画面に遷移してしまう点です。また、前の問題には戻ることができない点も挙げられます。たしかに、この場合は私も高速で問題を解く練習をしないと、上述した東大出身の後輩たちのように大怪我を負いそうです。どんなに問題が簡単だとしても1問に掛けられる時間に限りがあると、試験の内容が難しくなってしまうからです。例えば、初見で986932+40965を0.5秒以内に解けと言われたら、そろばんをやったことがない人には厳しいかと思います。
転職においては、高度な仕事を要求する会社ほど圧倒的に今までの実績を重視するため、SPIがそこまで重きを置かれているとは考えられませんが、現在は下記の教材を用いて高速で問題を解く練習をしています。こちらの教材は大学生向けSPIの対策本らしいのですが、転職者向けSPIの試験も内容が類似しており、大学生向けSPIの方が難易度が高い旨の情報があったので、ひとまずはこちらの教材で十分だと判断しました。なお、私は本書の単行本版を購入してしまいましたが、Kindle版の方がWeb形式に則してSPIの対策ができることに今になって気が付きました……
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Kindle版
単行本版
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