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リモートワークは転職せずに今の職場に残るための大きな魅力

私の職場の現状

 私はソフトウェア系の研究開発職に就いており、リモートで仕事ができる業務に従事しています。幸いにも私はフルリモートで業務に取り組むことができ、職場に行く機会は名刺や機器などを取りに行く時、ハードウェアの実機を見学する時、あるいは直に打ち合わせが必要な時に限られています。
 上記にて「幸いにも」と記述した理由として、同じような業務に就いているのにも関わらず、職場や上長の理解の関係などで、フルリモートで働くことが認められない人たちが少なからずいるためです。

リモートワークが転職したい衝動を抑える

 下記にある私の自己紹介の記事でも述べましたが、研究開発職は就くまでの労力と仕事の内容を加味すると、所得があまりにも割に合わない側面があります。そのため、少しでも条件のよいところに転職したいという衝動に駆られることは否定できません。

 職場を選択する基準として、環境、人、立地、福利厚生、働き方、待遇、仕事の内容などが挙げられますが、これらが全て揃った職場は皆無に等しいので、どれかを取捨選択する必要があるわけです。私自身も取捨選択をした結果、私の所属ではフルリモートで働けるため、今のところは転職せずに済んでいます。

二元論でリモートワークの可否を判断する必要があるのか

 私はリモートワークの可否という二元論ではなく、各人の働きやすさや仕事の特性を鑑みた上で、臨機応変にリモートワークを取り入れればよいという立場にあります。例えば、直に打ち合わせた方がよい場合には職場に行きますし、集中してコードを書く場合にはリモートワークの方が望ましいという考え方です。
 このようなことを述べると、人によっては「近頃の若いもんは……」と思われるのか、毎日出社か毎日リモートかという堂々巡りに発展してしまうきらいがあります。例えば私と同じ職場の別部門では、上司が変わったことで突如リモートワークが禁じられ、ある人が挙句の果てに職場を去った事例もあります。

職場を選択する上でリモートワークは大きな魅力

 ソフトウェア系の業界は人手不足ということもあってか、私が同業種のある企業へ転職すれば、今よりも年収が20%から30%近くは上がる可能性があります。しかし、その企業の求人を見たら「上司の承認が得られた場合に限り」リモートワークが認められるようでした。
 つまり、誰が上司になるのかが判明するまではリモートワークができるかどうかも定かでなく、いわゆる「上司ガチャ」次第で働き方が大きく左右されてしまい、私自身が転職直後に上述した職場を去る事例に該当する可能性も生じるわけです。
 ──以上のことを鑑みると、リモートワークは私にとって職場を選択する上で大きな魅力なのだと再認識するに至りました。 

 

今以上のやる気につながります!