10 years after

あのときの僕ら思い返せば
自分が誰かすら分からなくなってた

高くそびえ立っている
仮想敵に挑む前に
自分自身に押しつぶされそうだった

お互い傷つけあった日々でも
強くなるために必要だった

気がついたら遥か
遠くへ来ていたんだね
いつも見てた街路樹はいまも
ここにある

時を刻む鼓動は
僕らを祝福してるのか
目指してた場所は
遠くに通り過ぎてた
向かい風受け止めて
道なき道飛び越えてきた
そうさ僕らには
大きな羽根があったから

降り続く雨が僕らを阻んでも
次の青空を待っていられなかった

サヨナラの回数で
強くなれたのかな
ワンウェイの標識を信じて
羽ばたけ

先頭に立って僕らを
守ってくれた仲間たちは
しあわせのような
色を残していった
道に咲いた可憐な
白い花を見つけたなら
希望と名付けた
君を想って歌うよ

あの日君が僕と会わなかったならば
今は違う空を見ていたのだろうか

あやふやな夢探して
一つになれたきっかけは
未来へと続く
一本の坂道だったんだ

ひとりぼっちじゃないんだ
風に乗せた愛の歌よ
僕を導いてくれ
この夜が明けるまで
生きにくさを感じてた
あの日の僕はもういないんだ
そうさ僕らには
大きな羽根があったから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?