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フィットネスやヨガで姿勢改善!?~意外な落とし穴に注意!!/連載コラム vol.66
※初出:岩手日報ぽらん(2019年9月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。
読者の皆様こんにちは。
私は姿勢ケアの専門家・『姿勢科学士®』にして
『国際容認基準カイロプラクター』の
Dr.小野寺デス。
健康意識の高まりと共に
フィットネスやヨガのような
運動を始めている方も多い昨今。
昔から『運動は万能薬』と言われるように
適度な運動は健康長寿に不可欠。
しかしながら
悪い姿勢が固定化している場合
万人向けの運動だけで
姿勢が改善するかと言うと…
姿勢科学の専門家としては、かなり疑問です。
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脊柱の様に、運動器が連続した構造の場合
それらの可動性が正常ならば
全体がしなやかに運動します(左上図)。
しかし可動性に制限がある場合(左下図)
無理に全体を動かすと
特定の箇所(赤と白の接合部分)に
過度の負担がかかり
可動性の不均衡は増強されます。
悪い姿勢が固定化している場合
体中の運動器で右図のような
可動性の不均衡が発生しています。
この解消の為には…
①適切な手技で関節の運動性を回復し
②硬縮している筋肉をストレッチして
③弛緩している筋肉を運動させる
…という専門的なオーダーメイドの手順が必要。
健康な方が
その維持向上の為に運動を取り入れるのは
私も大賛成。
でも姿勢を改善したいのなら…
大学教育を受けた専門家にご相談を!!
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