Vket手探りブース作成備忘録(Virtual Showcase)
Vketに参加してみたい!けど何をどうしたらいいのか全然わからない!という状態からなんとか出展までたどり着くことができました。
ブース作成の流れを備忘録として残しておきます。
最終的に完成した形
やりたいこと
・VRoidのアバターモデルの出展
・できれば数体置きたい
Virtual Showcaseの入稿ルール(一部抜粋)
・マテリアル数制限 10個以内
・SetPassCalls 12以下
・Batches 18以下
Vketには入稿ツールというのがあり、置いたブースに対して容量などを計測してくれます。作業する前に入稿ガイドを読もう。
入稿ガイドはサークル参加すると読めるようになります。
入稿ツールで色々試した結果、4体ぐらいは置けそうだという結論になりました。
1.VRoidのVRMをエクスポートする
容量を減らすため、透明メッシュを削除した状態でVRMをエクスポートします。
マテリアルはあとで結合するのでここではそのまま。
2.Blenderの準備
・VRM Importer (アドオン)
・cats-blender-plugin (アドオン)
を使用してBlenderでVRMを開きます。
以下記事の参考にしたページの項目を参照。
3.ポーズを付ける
ポーズモードでボーンを曲げてポーズを付けます。なんかもっとうまいやり方がありそう。
4.マテリアルをまとめる
cats-blender-pluginで1体分のマテリアルを1つにしました。
4体あるのでモデルのマテリアルは合計4個です。
まとめたらFBX形式でエクスポートします。
5.素材の準備
看板画像(Kanban)と展示物1(NORAMIA)、展示物2(RSCCH2)を用意しました。
この看板はVirtual Showcaseのテンプレートのサイズで作りました。
6.Unityで配置する
入稿ツールを適用したUnityプロジェクトに入稿物を配置します。
(載せていいのか分からなかったのでシーンの画像はありません)
テンプレートを使用する際の留意点
背景パネルと床のマテリアルはテンプレの置いてあるフォルダからコピーして、入稿ファイルに含めましょう。(画像のKanbanフォルダ)
テンプレの画像を差し替えるだけだと、背景パネルと床がデフォルト状態に戻ってしまいます。
7.シェーダーや表情を調整する
シェーダーは入稿ルールのシェーダー規定にMToonの記載があったのでMToonにしました。
自分が妥協できる状態を目指して微調整します。
8.入稿
入稿ツールに指摘されるいろいろなエラーをつぶして入稿します。
自分で解決できそうにないときはバーチャルマーケットDiscordで助けを求めると、親切な猛者たちが助けてくれます。
これで入稿は終わりです。お疲れさまでした!
おわりに
分からないことだらけで頭が爆発しそうでしたが、無事出展することができました。
遊びに行ったよ!と言ってくださる方もいて、とても嬉しかったです。
ありがとうございました!