ポケカでドダイトス統一デッキを組んだ話
この記事は、種族統一アドベントカレンダー2024 14日目の記事です。
こんばんみちづれ。どうも、いでんしです。
ポケカ、楽しいです。
どれくらいハマっているかと言うと、
カードショップ通いが趣味に
ポケモンセンター(現実)に寄ったら拡張パック2箱買いがデフォに
メルカリで過去のカード山ほど購入
みたいなことをやってるくらいです。
お金はアホほど溶けますが、ただ集めるだけでも楽しい。
実は私、ポケモンカードゲームというものにはBWシリーズの頃にちょこっと触ってたくらいの経験がありました。
何故今更になってポケカの世界に戻ってきたかと言いますと、ズバリ種族統一ポケカの存在を知ったから。
ゲーム本編の方ではリピボ級をはじめとして種族統一は楽しんでいますが、世の中にはそれをポケカでもやってしまう狂人がいると知りました。
そんな楽しそうなこと、やらないわけにはいかないんじゃないか?
自ら狂人になるため、種族統一ポケカの沼に足を踏み入れた訳です。
そんな訳で、今回はポケカで組んだ種族統一を紹介しようと思います。
デッキ紹介
今回組んだのはドダイトス統一デッキ。
私が初めて触ったポケモンシリーズであるポケモンダイヤモンドにて、最初に選んだポケモンがナエトルでして、それ以来ずっと愛着のあるポケモンです。最初は中古ソフトのデータの消し方がわからず何度も「さいしょから はじめる」からスタートしたせいでポッチャマとヒコザルが何匹か消滅していることは内緒
ポケカのルール上、ドダイトスは進化前のナエトルとハヤシガメがいないと登場すらできないため、このデッキにはナエトルとハヤシガメもいます。
また、「同名のカードは4枚までしか入れられない(各種基本エネルギーは例外)」というルールもあります。グッズ、サポートはもちろん、ポケモンのカードにもこのルールは適用されます。
そのため、同じポケモンだけで組むことになる種族統一デッキではポケモンの数が足りなくなりがちなのですが…抜け道はあります。
なお、このデッキはDPシリーズ以降のほぼ全てのカードが使えるルール、殿堂レギュレーションを想定して組まれています。そのため、執筆時点でのレギュレーションでは使えないカードが山ほど出てきますがあしからず。
コンセプト
ポケモンはナエトル系統のみ使用
トラッシュのカードを回収して使い回す
トラッシュ使い回しはロマン。はっきりわかんだね。
ポケモン
拡張パック「ワイルドフォース」に収録。
まずはこのナエトルをドダイトスまで進化させることを目指します。
特性"かたいこうら"によって常時受けるダメージが-20されるため、他のナエトルと比較して耐久力は高め。なかよしポフィンで一気に展開したいとか、あるいはにげるエネルギー(以下逃げエネ)が少ないナエトルを採用したいとかの理由がない限りは基本このナエトル一択でしょうね。入手も楽ですし。
ナエトルの名を冠するカードでは後述するカードを除くと唯一となる「逃げエネが3」のナエトルであるため、ヘビーボールで連れてくることができるのも嬉しいところです。
拡張パック「スターバース」及び「VSTARユニバース」に収録。
特性"ひだまりのこうら"は山札から草ポケモンを1枚持って来れる非常に強力な特性です。今回採用したドダイトスのワザの都合味方がとにかく沢山並んでいる状況を作りたいため、ハヤシガメへの進化は最優先で。
場にナエトルが複数並んでいれば、
ハヤシガメに進化→"ひだまりのこうら"でハヤシガメを呼ぶ→ハヤシガメ進化→"ひだまりのこうら"でハヤシガメを呼ぶ→ハヤシガメ進化→……
という流れが作れてバチクソ楽しいです。
他のハヤシガメはポケカの中間進化らしいパッとしない性能のものばかりのため、今回はこのハヤシガメ一択です。
特性のことを考えると、あえて進化させずハヤシガメのままにしておく選択肢もあります。1体だけハヤシガメのまま待機させておくのはよく見る光景。
「ワイルドフォース」で登場した、待望の「ルールを持つポケモン」であるドダイトスです。
HP330とタフな上、VMAXとは異なりサイドは2枚しか取られないのが強み。リザードンexでも思うんですけど、いくら2進化ポケモンとは言えこれはどうなんですかね。
ワザも決して弱くなく、特に「もりのこうしん」は場の草ポケモンの数×30ダメージと悪くないワザ。しかも草エネ1枚で撃てます。コスパ最強。
スカイフィールドやゼロの大空洞でベンチが広がっているなら最大270ダメージ。ドダイトスデッキを使うならぜひメインウェポンにしたいですね。
とはいえ、種族統一デッキではナエトルが4枚しか採用できないため、場に出せる草ポケモンは自身を含めても最大でも4匹まで。「もりのこうしん」の火力は120で打ち止めになり、昔ならともかく現環境では全くもって物足りない火力になってしまいます。
そのため、ハッキリ言ってドダイトスexはこのデッキでは活躍できないと思っていたんですが…
とあるカードの発掘により話が変わってきました。
ナエトルGL[ジムリーダー] ×4
公式のカード検索を眺めていたら突然現れたナエトル。
ナエトルの名は冠していますがナエトルとは別のカードとして扱われるため、ナエトルとは別に4枚採用することができるのが最大の強みになります。
このカードはSPポケモンと呼ばれるカードで、ゲームやアニメで登場したキャラクターの手持ちポケモンという体のカードとなっています。ナタネさんがカードに顔出ししているので、いわばこいつはナタネさんのナエトルと言うわけです。
ポケボディー込みでも火力が低い上エネも重く、基本的に壁にしかなりませんが、重要なのは上述した通り、このカードがナエトルでありながらナエトルとは別のカードとして扱われることです。
このカードのおかげでカビゴンドールに頼らず最初にたねポケモンをある程度余裕を持って並べることができ、草タイプなので「もりのこうしん」の火力まで上げることが可能に。場が草ポケモン6匹で埋まれば威力は180、制限の厳しい種族統一デッキで流石にこれはデカいです。足りないって言うな
本来は別のドダイトスをアタッカーとして使う予定だったのですが、ナエトルGLを採用したことでドダイトスexをまともにアタッカーとして扱えるようになりました。
たねポケモンのドダイトスが存在しないため起きた悲劇が、このカードによって見事救われました。
ありがとうナタネさん。ありがとう殿堂ルール。
もうナタネさんには足を向けて寝られません。
ドダイトス(S9・S12a) ×2
ハヤシガメと同じく「スターバース」と「VSTARユニバース」に収録されたカード。
進化ポケモンの数×50ダメージというシンプルながら強力なワザ「エボルプレス」が持ち味です。このデッキに進化できるナエトルは4枚しか入っていないので火力は200で止まってしまいますが、それでも大抵の非ルール持ちは一撃で倒せる火力です。
メインとなる技が重量級ポケモンでは珍しく草無の2エネだけで使えるため、デッキの枠をエネルギーに多く割かなくても事足りるのが嬉しいところですね。
本来はこのドダイトスを活躍させる手筈だったのですが、ナエトルGLの発掘によりドダイトスexが覚醒したため、基本的にはベンチを温める存在になってしまっています。が、超ブーストエネルギーの起動やドダイトスLv.Xのレベルアップ元として、重要な役割を担っています。
ドダイトスLv.X ×1
バトル場のドダイトスに重ねてレベルアップ、という特殊な方法でパワーアップするドダイトスのカード。
ポケパワーは要するにカウンターキャッチャー。DP時代のカード故HPは低く、レベルアップさせるとむしろ最大HPが落ちます。サイドレースで有利ならレベルアップさせないことも珍しくありません。
なるべくバトル場には居座らせず、かるいしにげるやポケモンいれかえで引っ込めさせておきたいですね。
グッズ
ヘビーボール ×3
逃げエネ3以上のポケモンを持って来れるボール。
このデッキのポケモンは全員が逃げエネ3以上なので実質的なマスターボールと化します。
山札からポケモンを持って来れるボール系カードはヘビーボール3枚しか入れていませんが、草ポケモンは"ひだまりのこうら"でいくらでも持って来れるのでそこまで問題ではありません。
最初のハヤシガメを呼ぶのが一番の鬼門。
トレーナーズポスト ×3
山札を上から4枚見て、その中からトレーナーズポスト以外のトレーナーズを1枚加えられます。
エクストラレギュだと結構採用されている印象が強いカードですね。実際強いです。そしていざ買おうとするとクソ高い。
このデッキ唯一のスタジアムをサーチできるカードなため多めに採用しています。トレーナーズならなんでもいいため、確認できる枚数に反して期待値は高めです。
バトルサーチャー ×3
エクストラ・殿堂レギュではおなじみのクソ強カード。
トラッシュのサポートを回収できるカードで、一度使用したサポートを2回3回と使いまわせます。
サポートの数を絞ることができるので助かる場面は多いです。
他のカードとの兼ね合いもあって3枚投入。
昔は4枚採用がデフォだったと聞きますけど今はどうなんですかね。ミカルゲやらガマゲロゲEXやらクワガノンVやらラフレシアやらスボミーやら、グッズロックの存在もありますしね…
はかせのてがみ ×2
基本エネルギーを2枚持ってくることができます。
エネルギー転送が1枚、大地の器が手札1枚をトラッシュして2枚。手札トラッシュ無しの大地の器と考えればそりゃ強いです。
あまりトラッシュに送りたいカードがないため、今回ははかせのてがみを採用しました。
ポケモンいれかえ ×1
自身のバトルポケモンとベンチポケモンを入れ替えます。
ポケモン全員が逃げエネ3以上ということは、にげるのが非常に難しいということ。このデッキはエネルギーを結構絞っているのでにげるにエネルギーを割くのは好ましくありません。というか逃げられないです。
かるいしと合わせて2枚は欲しいところ。
基本はかるいしでいいのですが、DP時代のポケモンいれかえにはナエトルが登場しており、ドダイトス統一としては外せませんでした。
すごいつりざお ×1
トラッシュからポケモンと基本エネルギーを山札に回収できます。
ふつうのつりざおと選択になる枠。単純に戻せる枚数はふつうのつりざおの方が多いですが、こちらはポケモンとエネルギーの配分を柔軟に決められるのが強みになります。
こちらはドダイトスやナエトルが立たないと攻め手が足りず、またエネルギーがそこまで必要ではないためナエトルハヤシガメドダイトスをまとめて回収したいケースが多く、結果としてすごいつりざおを採用しました。基本はポケモンを回収しますが、場合によってはエネルギーも回収できるのはレスキュータンカにはない強み。あとポケカBWキッズなので当時存在したカード使いたいよね
活力剤 ×1
トラッシュから草ポケモンを2枚まで手札に回収できます。
すごいつりざおと比べるとドダイトスの進化ラインをまとめて回収することこそできないものの、トラッシュから直接手札に戻せる分即効性に優れています。
回収ネット ×1
場のポケモンV・GXを除いたポケモンを無条件で手札に回収できるカード。
バカ。アホ。何考えてこんな性能にした?(褒め言葉)
ドダイトスexはVでもGXでもないので、当然のように回収できます。
あと1発の攻撃でやられてしまうドダイトスを回収ネットで回収してしまう。なんという悪魔の所業。
エネルギーやポケモンのどうぐは回収できませんが、ポケモンのどうぐはともかくエネルギーはそんなに使わないので負担は軽い方です。
巨大植物の森と合わせて1ターンに複数回"ひだまりのこうら"を使わせるムーブも。
フィールドブロアー ×1
場のスタジアムとポケモンのどうぐの内、2枚をトラッシュできるカード。
主に相手の厄介なポケモンのどうぐを剥がすのがメインの運用になります。相手にどうぐがそこまで付いておらず、厄介なスタジアムが展開されており、かつ手元にスタジアムが無い時にスタジアムを狙う程度ですね。
ツールスクラッパーやびっくりメガホン、ロストスイーパー辺りとの選択になりますが、個人的には相手のどうぐをまとめて一気に剥がせるびっくりメガホンとフィールドブロアーが2強と考えています。
ロストスイーパーは相手に再利用される心配が無くなりますが、こちらのカードもロストゾーン送りになるのがちょっと…
バトルコンプレッサー ×1
自分の山札を3枚までトラッシュするカード。
バトルサーチャーに並ぶエクストラ・殿堂レギュのぶっ壊れカード。
基本的に後々出番のあるサポートをトラッシュすることが多いです。フラダリを落とすのは鉄板。
状況によってはナエトルやハヤシガメを落とし、活力剤や時のパズルで回収して場に展開することもありますね。
時のパズル ×4
いでんしの推しカード2位。1位はフラダリの奥の手。トラッシュからいっぱい回収させてくださいお願いします。
2枚同時に使えばトラッシュから好きなカードを回収できるクソ強カードです。
ヒーローマントやスタジアムの回収はこのカードに頼り切っているので、ぜひ回収したいですね。
2枚揃えるのが難しそうに見えますが、ペパーで持ってきたりアクロマで枚数の暴力したりと、揃えること自体はそこまで難しくはありません。
ポケモンのどうぐ
レスキュースカーフ ×1
つけたポケモンがワザのダメージで気絶した時、そのポケモンを手札に回収できるポケモンのどうぐ。
ポケモンをたくさん並べて「もりのこうしん」で攻撃するこのデッキでは、場のポケモンが減るのはよろしくないので採用しています。
どくややけどのダメージできぜつすると回収できないので注意。
かるいし ×1
つけたポケモンのにげるエネルギーがなくなるポケモンのどうぐ。
逃げエネの重いドダイトスにはありがたいです。
普通にドダイトスexに持たせる他、レベルアップさせたドダイトスLv.Xを即座にベンチに戻す時にも使います。
ヒーローマント ×1
本デッキのACE SPEC枠。
最大HPが100増えるシンプルながら強力な効果で、ドダイトスexのHPを440まで伸ばせます。
弱点を突かれない限り一撃では倒されないため安心感がありますね。
なおその上でピンチになったらアセロラで回収。そのまま巨大植物で一気にドダイトスexまで進化させます。無法。
サポート
ペパー ×2
SVでおなじみ俺の親友。
本デッキの隠れた重要カードです。
これといった制限無しに好きなグッズを持って来れる点が非常に大きく、できることが山ほどあります。
序盤にはかせのてがみをサーチ、エネルギーを確保する
ドダイトスがきぜつした際にすごいつりざおをサーチして即回収、"ひだまりのこうら"と巨大植物で即座にドダイトス復活
雑にヘビーボールをサーチしてハヤシガメやナエトルを確保
ヒマな時にバトルコンプレッサーをサーチして山札圧縮
バトルサーチャーをサーチして次の番に備える
時のパズルが片方しかない!→ペパーで呼べば解決
できることがグッズの数だけあるため、ペパーは比較的多く採用したい枠です。なんなら4枚いても困らない。
しかしバトルサーチャーで使い回すつもりなのに3枚も4枚も入れるのはどうなの?という話も。
また最近はアクロマが枚数の暴力で山札を引きまくるため、相対的にペパーに頼る場面は減っています。
アクロマ ×2
手札をリセットしつつ、おたがいのベンチポケモンの数だけ山札を引けるサポート。
とにかくベンチを並べなければ火力が出せないドダイトスデッキとは相性バツグンです。
スカイフィールドでお互いベンチが埋まってたらフィーバータイムです。山札最大16枚一気取り!
シロナ ×1
手札をリセットしつつ、山札を6枚引けるサポート。
アクロマと比較すると、大抵の場合引ける枚数で大きく劣ります。
引ける枚数が6枚で固定なので、序盤で強いですね。
マリィ ×1
お互いの手札を山札に戻し、自分は5枚、相手は4枚引き直します。
Nやナンジャモではない理由は、こちらのサイドが少ないと引ける枚数がガッツリ減るためです。ドローソースをサポートに依存しているので、引ける枚数はなるべく安定している方が助かります。
ツツジ ×1
お互いの手札を山札に戻し、自分は6枚、相手は2枚引き直します。効果は強力ですが、相手のサイドが3枚以下でないと使えません。
Nやナンジャモが抱える「後半にこちらが引けるカードの枚数が減る」問題をツツジなら解決できます。
代わりに序盤に来るとシンプルに邪魔です。バトルコンプレッサーを序盤に引けたらトラッシュに落とすカード筆頭ですね。
アセロラ ×1
ダメカンの乗ったポケモンを1匹手札に戻せます。ついているエネルギーやポケモンのどうぐも回収できるので、ヒーローマントや超ブーストエネルギーを使いまわせます。
本デッキの耐久面を助ける超重要カードです。
グラジオ ×1
サイドのカードを1枚グラジオと入れ替えできます。
ナエトルやハヤシガメがサイド落ちすると展開が止まりやすくなる点をカバーするために採用しました。
出番がない方がありがたいカードです。
フラダリ ×1
相手のベンチポケモンをバトル場に引きずり出します。現行レギュのボスの指令と同じ効果ですね。
せっかく殿堂レギュで遊んでいるので、ボスの指令の枠も昔のカードにしてみました。
自分も入れ替えを行う点をいまいち信用していないためグズマではなくフラダリを採用しています。自分も入れ替えしてもバトル場に戻せない!なんてのはちょくちょくあるので。最近はかるいしの採用でその辺解決してきているのでグズマでもいいかも。
スタジアム
巨大植物の森 ×2 (殿堂ポイント2×2)
場の草ポケモンが条件を無視して進化できるようになるスタジアムです。
ドダイトスデッキの速攻力はこのカードに支えられていると言ってもよく、このカードを早めに引ければ即座に展開を作ることができます。でもスタジアムをサーチできるのはトレーナーズポストだけ。舐めとんのか
スカイフィールド ×1
ベンチ枠を8枚まで広げることができるスタジアムです。
ドダイトスexの「もりのこうしん」の火力を出すためには必須となるスタジアムです。めざせ240ダメージ!
ライフフォレストプリズムスター ×1
場の草ポケモン1匹のHPを60回復できるスタジアムです。
サポート権を使わず、エネルギートラッシュもないとなるとまぁまぁな効果です。最近は高火力なカードも多く回復が間に合わないことも多いですが。
このカードはプリズムスターという特殊なルールがあるカードです。デッキに1枚しか入れられない上、一度トラッシュされたらロストゾーン送りになるので1度の試合で場に出せるのは1回こっきりです。出すタイミングは慎重に。
エネルギー
基本草エネルギー ×4
ドダイトスが攻撃するのに必須のエネルギーです。
他のカードとの兼ね合いやドダイトスexの攻撃に必要なエネルギーの少なさからかなり枚数を絞っています。
これくらいしかなくても十分回るのが恐ろしいところ。
超ブーストエネルギープリズムスター ×1
2進化ポケモンについていると全てのエネルギー1個分+自分の場に2進化ポケモンが3匹以上いると全てのエネルギー4個分になる特殊エネルギーです。
このデッキで「ジャングルハンマー」や「ぶちかます」をまともに使えるようにする唯一の手段です。
余程進化を妨害されなければ発動はできますが、唯一特殊エネルギー封じには注意です。
ジュカインGXさん!「おんそくぎり」やめて!こいつもプリズムスターだからロストゾーンに行っちゃうの!
その他入れ替え候補
ポケモンカードゲームDPの拡張パック「破空の激闘」に収録されたカードです。
ドダイトス統一デッキを組む上で殿堂ルールを想定することにしたきっかけとなったカードで、その理由はポケパワー"たいようのうた"にあります。
進化させると場の草ポケモンを好きなだけ進化させられるというもので、しかも進化先は山札から持ってくることができます。
このドダイトスに進化した瞬間、場のナエトルやハヤシガメが一斉に進化し始めます。おまけに「エボルプレス」の火力も一気に増します。バカかよ。
闘タイプなので"ひだまりのこうら"で連れてくることはできませんが、いざ発動できた際のリターンの大きさを求めて採用していました。マツブサの隠し球を使えば、ナエトルから進化させず「エボルプレス」の火力も底上げできます。
なお、実際はハヤシガメがひなたぼっこしてるだけで十分だった上、ナエトルGLとドダイトスexの開拓が進むともりのこうしんの火力上昇を阻害する上にベンチ枠を圧迫する困ったちゃんである点が非常に気になり、解雇となりました。
ゴージャスボール ×1
事実上1枚しか入れられませんが、Lv.X以外のポケモンを自由に連れて来れるボール。
実質マスターボール。ですがヘビーボールだけで事足りているため、ヘビボに変えちゃってもよくない?と感じ解雇。
ワザマシンエヴォリューション
ワザマシンエナジーターボ
それぞれ1回だけワザを使えるようにするポケモンのどうぐです。エヴォリューションはベンチポケモンを進化、エナジーターボはベンチにエネルギーを加速できます。
エヴォリューションは巨大植物+"ひだまりのこうら"+回収ネットである程度代用が効く点、エナジーターボは採用するエネルギーの数が大幅に減って扱いにくくなった点を考慮して解雇しています。
この2枚は今後出番があるかも。
いのちのしずく
レガシーエネルギー
ポケモン回収サイクロン
それぞれACE SPECの候補。
いのちのしずくとレガシーエネルギーは取られるサイドを1枚減らせます。エネルギーとして使えるレガシーエネルギーの方が今は優勢かも。
ポケモン回収サイクロンはエネルギーやポケモンのどうぐも戻せる回収ネットです。耐久するにはありがたいですね。
基本的な回し方
序盤
なるべくナエトルGLをバトル場に、ナエトルをベンチに出します。
ヘビボでもトレーナーズポストでもサポートでもなんでも使ってハヤシガメをサーチしたら進化させて、ベンチにナエトルやナエトルGLを並べていきます。
展開が遅い場合、ハヤシガメを回収ネットで回収し、巨大植物で即座に進化させて"ひだまりのこうら"を発動させることもあります。
中盤
ハヤシガメをドダイトスexやドダイトスに進化させ、ドダイトスexの「もりのこうしん」で攻めていきます。
ヒーローマントとレスキュースカーフはドダイトスexに、かるいしはドダイトスにつけます。
基本的にはヒーローマントで耐久力を底上げし、体力が削れたらアセロラで回収という方針で行きます。ライフフォレストや「ジャングルハンマー」が絡むとめちゃくちゃタフになります。
ハヤシガメは全員進化させるのではなく、1匹は進化させずにそのまま残しておくと後々楽になります。ただし、相手にベンチ狙撃持ちがいたり、ナエトルやハヤシガメがサイド落ちしている場合はその限りではありません。
終盤
ドダイトスexがきぜつしたら次のドダイトスexを出します。エネルギーの補給は余程のことがない限り間に合うはずです。
サイドレースで負けている場合はかるいしドダイトスをバトル場に出し、ドダイトスLv.Xにレベルアップさせて即座ににげましょう。"もりのざわめき"はベンチでも使えます。
相性について
種族統一デッキ同士の戦いでは、統一にこだわる都合デッキの展開力を落としている場合が多いです。そのようなデッキに対してはひだまり巨大植物の素早い展開力で有利を取れる場合がほとんどです。
また、当然といえば当然なのですが単純に草弱点のデッキにはめっぽう強いです。
苦手な相手はドダイトス以上の展開力を持つ相手。特にたねポケモンでありながら速攻力を持つデッキがきついですね。
特性"ふしちょう"でトラッシュから蘇ったホウオウEXをネジキでホウオウVに入れ替えて「レインボーバーン」を撃つデッキとか、単純にスペックの高いカードが揃うミュウツーデッキなんかは結構苦手です。自作のデッキでは1進化ポケモンですがソウブレイズ統一デッキなんかはタイプ相性の悪さもあってまず勝てません。
またこのデッキ、現在の環境だとどうしても火力が低いためひたすら回復を繰り返すデッキ相手だと相当厳しくなります。自作のサーナイト統一デッキ相手では回復を崩せず負けることが多いですね。
種族統一デッキとして、かのラッタ統一との相性は外せないでしょう。
HPを底上げしても「いかりのまえば」+どくさいみん光線で即死させてしまうラッタ統一との相性は最悪クラスです。どくのダメージはワザのダメージではないためレスキュースカーフも発動できませんし、そもそも"いたずらまえば"のコラッタのおかげでポケモンのどうぐは片っ端から剥がされるので…
総じて、展開力で劣ることが多い種族統一デッキ相手には強いですが、トップTiaの面々には明確に弱いことが多いデッキと言えます。
おわりに
以上が、2024/12/14現在のドダイトス統一デッキになります。
最近のドダイトスのカードは、場に並べたポケモンを参照するカードが多いですね。そう考えると名前違いのドダイトス、是非増えてほしいところです。多分公式もドダイトス統一は想定してないから仕方ない
剣盾レギュの頃はダイパリメイクとレジェアルの発売が重なったにも関わらずドダイトスだけポケモンVになれませんでしたからね…なんで?
2025年度では「トレーナーのポケモン」なるカテゴリのカードが登場すると聞きます。Nのゾロアークとか、マリィのオーロンゲとか。
そういったカテゴリにドダイトスが来てくれれば…ワンチャンエボルプレスドダイトスの活躍の場が……!!
ヒカリ!コウキ!ナタネさん!あんたたちが頼りだ!
そんな感じで今後への希望を語ったところで今回は終わりとさせていただきます。
おやすみちづれ。