夕月未終オンラインサロン開設

たいそうな名前でご挨拶ですが、そんな大したものではございませんとはおもうのですが、まあここは自信満々に言うべきかなとも考えまして。
私夕月未終はこれまで平成墓嵐に始まり、メンズアイドル部門「平成墓嵐突鬼隊」大阪支部「平成墓嵐wEST」グループyoutuber「図嵐」と現状4グループ、そして個人でセルフプロデュースアイドルやフリーでの活動メンバーの仕事のマネジメントっていうんですか?仕事の管理ややり方をおしえてきたりだとか、ソロアイドルとしてのプロデュースまではいかないにしろ、ディレクションなどを行ってきました。(実は)
でもまあ、4つものグループをプロデュースしていくだなんて、それから数名は仕事の管理、それだけではなく、当たり前に30人前後の所属アイドルたちとのコミュニケーションをとり、育成というのがいちばんの仕事であり、サークルとはいえ大所帯の責任者であるその責任を果たそうと人生も肉体もめちゃくちゃに壊しながら3年ほど走り続けてきました。まあ、そのなかで4つも運営していくだなんて無理な話です。
それをなぜ可能にしてきたか(可能というのか、でもまあ現状その4グループは現在も存続しているので可能とさせてきたことにしてください)を、今回手の内を明かしてしまおうか、というプロジェクトになっております。「夕月未終オンラインサロン(仮)」です。
まあこれは本当にうさんくさい。宗教とかオンラインサロンとか占い師とか幸せコーディネーターくらいうさんくさいですね、全部よく知らんけども。

まあ、そもそも平成墓嵐をここまで拡大していくにあたって、いちばん重要視してきたのが、ソロの地下アイドルとしても活動できるくらいまでにはものを教える、ということでした。
アイドルは歌とダンスを覚えて、ライブイベントブッキング(出演交渉)、出演、機材を覚える、導線を覚える、ライブを一本するにあたってどのようなお仕事を担っている人間がかかわっているのか、などですね。そういったものを覚えてもらいます。本当に覚えることが多い。最初は地下アイドルが多かったので、その辺の業務は分担できるものと思っていましたがまあ、そうでもなかった。運営がついているところはそんな仕事、ほとんどしないものね。そこのよりよいやり方を教え、できる用にして、どんどん私じゃなくてもできる仕事というのはまかせていくことにしました。
でも、これもアイドルとしての育成の一環くらいに考えておりましたが、グループが増えていくとなると、それぞれのチーム責任者を作っていくことが大切なんですね。というか、出なければ私は代表する責任者としていちばん重大な仕事である、「最終確認作業」というのができなくなるわけです。自分で作ったものの間違い、というものには本人はなかなか気づけません。
ですので、グループを増やすということは、責任者を育て、リーダーに仕立てるという作業が成功の一番の鍵です、ここが、今回のオンラインサロン(笑)の本題であります。

リーダーを務める。
これは本当に難しいことでもあり、簡単なことでもあるように思いますが、まあ、やる気と頭の良さと常識、コミュニケーション能力があればできます。でも、失敗もたくさんある。とにかく、会社でもなく個人で勝手に活動するのだから、教えてくれる人なんてほとんどいないんですよ。
なので、教えました。私の失敗から学んだトラブル回避ルートを。要らない失敗や落ち込みをなるべく失くす、これがいちばん学んで実行していくうちに、次のステージでの失敗に出逢う、そうしていくうちに、成長飛び級できるのではないかと。
ここで私がまたこのサロンのオーナー的なことになれるのは、経験値の差がいちばんものをいうかしら。と考えています。もちろん私も知らないことはたくさんありますし。
ですが、私は自信を持ってリーダー然としなければ。なぜなら、平成墓嵐の責任者なので。メンバーを引っ張っていけなければ不要になってしまう。これが私のプライドです。

そして、このプライドと責任感を、チームリーダーにも持ってほしい。この思いから私はリーダーであること、というものを言語化することにしました。

これまで、ライブごとのリーダーを決めたり、イベント主催のリーダーを決め、イベントを主催で行う上でのノウハウと心構え、スタンス、どんな役割(業務内容と姿勢)を求められるのかなどを私の学んだ限りおしえてきました。
このオンラインサロンはそのうえを行く、次のステージのものと考えております。
グループを立ち上げる、その運営をやる、ということは責任者であると同時に指導者でなければならないと考えているからです。

実は、実はというか言い方は仰々しいものですが、師弟制度というものを夕月未終の活動のなかで取り入れています。
それは、「ホワイトベースアイドルプロジェクト」という、ライブアイドルのひとたちへのインタビューを掲載するwebメディアを運営してるミヤカワと出会ったことがきっかけでした。まあ、その馴れ初めはいまは割愛しますが、アイドル業界をしらないまま、でも知ることで自分がどんな形で地下アイドルとの関わり方仕事の仕方活動形態を探している途中にいる子でした。
私はこの子に私の持ちうるすべてのノウハウを授け、知識を公開し、平成墓嵐の関西支部「平成墓嵐wEST」の運営を任せるため、ともに活動してきました。
そのミヤカワが、今回、自身のプロデュースアイドルを大阪で立ち上げることとなりました。
こうして新たな挑戦をしていくこと、本当に感慨深いです。(爆泣き)
ですが、これで師弟関係が終わるかというと、それも少し違うのです。

また、これをそもそも師弟関係と呼んでいいものかと私の中では悩むこともありましたが、これがいちばん近いので・・・。
LIQとも近いのですが、少し違って・・・。この辺の説明もいつかできたらいいなとはおもうのですが・・・。



続いての弟子の紹介です!
弟子というよりメンターとしてリーダー論をぶちかまし吸収してもらってるんですけど
安永桃瀬さん。彼女は出版社での編集者としての経験や、脚本演出、舞台役者、着物が着れたり生け花の先生ができたりするなどとにかく多彩なミスiD2020つくる天才賞を受賞している素晴らしいひとなのですが、このたび、自力で主宰する劇団「UMAごっこ」を立ち上げました。今まで脚本家演出家として舞台を作ったことはあったそうですが、主宰として劇団を立ち上げるのは初めてだそうです。劇団をつくりたいという長年の夢をついに叶えたらしい。おめでとう~!!!
そこで、劇団立ち上げの計画や運営を自力でやっていても、脚本家、演出家、役者といったパートの一部として芝居を作ってきた今までとは違う、主宰をすること、つまりリーダーをやる、というのはどういうことなのか、リーダーとして意識的に意図的にふるまいチームの空気をつくることの大切さについて伝授しました。本人が意図していることが、ちゃんと伝わる形でアウトプットができているのかどうか、理念というものをどうプレイヤーに還元するのか、などをプロデューサーとしての私の今までの経験をもとにアドバイスしています。これがオンラインサロンですね、知らんけど。意見交換会ってやつです。
私のこれまでの経験上うまくいったこと、失敗したこと、それが何故起こったのか、そんなことを共有してよりよい運営とはなにか、考えるヒントを共有しています。

ラストメンバーを紹介するぜ!
夢庵ゆめ~!!!
彼女も安永と同じくミスiD2020のオーディションの中で出逢い、平成墓嵐のメンバーとなった人です。この子は教師でした。ひとりの女の子が生徒だった女の子が教師になり教師となったその現実のなかでの葛藤の中を生き抜き、現在は会社員として働いていますが、いまも、先生です。メンバーからも2020の女の子たちからも、ゆめ先生と呼ばれています。
彼女こそ、指導者ですし教育者ですよね、私なんかよりも、よっぽど社会的に。
そんな彼女からの助言に私はいつも救われてきました。
グループを自分で立ち上げているわけではないですが、彼女はこれまでの社会人生活で学んできたことを、いま、アイドルとして、そして「夢庵ゆめ」を運営する大人として、平成墓嵐の一員として、そして今回安永が立ち上げた「UMAごっこ」の劇団運営メンバーとして、アイドルが役者が、運営という裏方の仕事をアイドルとして担うこととなりました。
これまでの経験を社会が、会社がやってきたことをアイドル活動のなかに落とし込むといえばいいでしょうか、持ち込む?これまでの仕事としてやってきたことがアイドル活動でフル活用する、そして、アイドル活動というのは社会とはまたなんだかめんどくさく少し違ったところでして、それをまた新たに経験している最中だと思います。
この子にしかできない立ち回り、そしてその姿勢は私たち墓嵐メンバーも学び吸収してほしいと考えています。彼女のポテンシャルやプライドをふんだんに使ってアイドルのなかでも戦えるものにしてほしいと勝手ながら思っています。

以上の三名が現在このサロンのメンバーです。言葉にするとちょっとチープになってしまうような細かなニュアンスやスタンス、目指すもの自分の中で大切にしているものが近しい私たち四人。墓嵐で出逢って、その次の場所へと踏み出す四人です。
でも、それ以前に私たちはアイドルグループのチームメイト。だけどこれからは外から見たらそれでは通用しません。自分が確立させないといけない国へと歩き出します。
それぞれが別組織の責任者です。これは、墓嵐は関係ありません。
活動はそれぞれ別なものとなりますが、だからこそ、これまでとは別の形の仲間となります。今はまだ、私の方が経験値が高いから教えられることもあるかもしれない。だけど、それぞれが別の分野では教えを乞うこともあるでしょう。それを、学びたい。その意見や知識や姿勢、品格みたいなものをお互いに学び、アイドルの新たな形を模索する我々はなんだかベンチャー企業の枝分かれっぽいようにも見えてしまうかもしれないけど(ベンチャー企業ってそもそも、何?)違います!
なにかなーって考えたときにオンラインサロン(笑)が近いかな(遠いよ)ってことでサロンメンバー(笑)として別の組織を運営する者たちでの組合でもないけれど、なんかとにかく仲間だよってこと!

私たちは、これまでも新しいアイドルの在り方を模索してきたけれど、これからもそうです。2020.12.18私たちは新たな一歩を踏み出します。自分一人の力ではなくみんなの協力を経て、これまでの出会いを活かして。
アイドルはメンバーが仲間かもしれないけれど、私の様な運営は孤独な模索の中で戦ってきました。でも、これからは発起人である私たちも、ひとりではありません。代表にしか、運営にしかない孤独があります悩みがあります。それを私は孤立させません。弱音を吐いてもいいけれど、それを優しく包み、時には叱りあいます。間違いを指摘し、喝を入れます。お互い誰にも負けねえという気持ちと応援の気持ちでよりよい組織の運営とは、リーダーとは指導者とはなんなのか、探しながら最高のアイドルを目指していきます。
これが、夕月未終が開催してきたオンラインサロンプロジェクトであり、その報告書です。

(次回は、俺たちの今後の活動について本人たちからのリーダー論を語ってもらうんだぜ!)11/15あたり更新予定