Shower of lightの感想

・前書き


久しぶりに今の自分の感動を記録しておきたいと思ったので、noteに書きます。
同じような気持ちの人との接点になったり、こんな感想もあるんだと思ってもらえたらさらに嬉しいので、公開することにしました。承認欲求。
フルを聞いた感想になるので、もし聞いていない人なら先に聞くのをおすすめします。

推敲しながら書いてはいますが、細かいスペルミス、用語ミス、大文字小文字相違などはご容赦ください。英語なんかもカタカナで通じると思ったらそのまま書いてます。

また、自分はイルミネPではなく、未読コミュもそれなりにあり、解釈不足解釈違いあると思うのですが、それもご容赦ください。

noteを書くのはセヴン#ス以来。
シーズPの自分がセヴン#スで受けたのと同じくらい感動したって考えると、結構なことです。



・歌詞

歌の話をするうえで、なくてはならない内容なので、書き起こししたものをのせます。Xで他の人の書き起こしを見ながら修正したので、大体あってるとは思いますが、違ったらすみません。

以下、歌詞

Shower of light.
Shower of Happiness...
Shower of light.

生まれた時は頼りなくて 小さなもので
ぶつかり弾かれたりして やがて飛び出す
宇宙の最大速度で 高まって行く 突き抜けてく
海のきらめきとか 空の青さ 暗い闇ではそう見つけられない
私らしくいるなら あなたが必要なんです

その笑顔は 輝きのシャワー
あなたが笑えば 湧いて溢れるエネルギー
振動鼓動 躍動する希望で
満ちる 心の奥まですっと なりたい私になる
太陽の方を向いて 花は咲くもの
For you…

姿が見えなくても 朝も昼も夜もいつも
世界の色を絶やさずに 照らし出してる
あなたみたいになりたくて 足りないことばかり数えてた
反射するしかできないんじゃない 反射するのがほら得意なんだよ
私らしさをやっと 好きになれると思えている

あなたは太陽なんです

Shower of light.
Shower of Happiness...
Shower of light.
降り注ぐ光 身体中で
Shower of light.
Shower of Happiness...
Shower of light. Uh…

ねぇ笑って ねぇ笑顔見せて
それだけなんだもん 私がここにいる理由
振動鼓動 躍動する希望で 満たされて行く 心が今

その笑顔は 輝きのシャワー
あなたが笑えば 湧いて溢れる熱いエモーション
振動鼓動 躍動する希望で
満たされて行く 心がすっと なりたい私になる
太陽の方を向いて 花は咲くもの
私は咲くの

Shower of light.
Shower of Happiness...
Shower of light.


・初めて聞いた時の純粋な感想、感情



・「あなたは太陽なんです」


このワンフレーズは強烈で、脳を焼かれた人も多いんじゃないかと思ってます。
もちろん、自分もその一人です。

なぜ、このワードにここまで衝撃を受けたのか。
自分なりに考えた結果は、この歌詞が歌われた瞬間に「自分」がイルミネの横に立ったような感覚がしたからだと思います。
ここでいう「自分」とは作品のなかのPではなく、一人の人間として外からイルミネを見ている「自分」。モブと言ってもいいと思います。

「イルミネは輝いているなぁ」と憧憬と諦観が入り混じった感情で曲を聴いていた自分が、突然イルミネの輪の中に引き込まれるような感覚。「あなたも世界を照らす一人なんだ」と認めてもらえたような感動。外から見ていた光の渦の中に自分が放り込まれたような衝撃。曲を聴いて大号泣してしまったのは、本当に久しぶりのことでした。

・歌詞に対する考察、感動

1回目聞いて衝撃を受け、そのまま2回、3回と聞いたのですが、本当に歌詞の作りがすごい。前述したような感情をより強烈に与える作りになっていて、また感動しました。

以下、自分なりの考察なことをご了承ください。

・「あなた」は誰?

この歌詞の最大のポイントは「あなた」が誰かが曲の終盤まで明らかにされない事だと思います。

歌詞の中に、「あなた」という言葉がかなりの回数出てきて、「あなたへの歌」だというのはわかるのですが、肝心の「あなた」が誰なのか、実は序盤では明確にされていないんですよね。
これが終盤で明らかになることで、前述したような突然当事者に引き込まれるような感覚になるのだと思います。

順番に聞いていくと、
・1番
光のdestinationを想起させるような歌詞で、イルミネ3人の始まりを歌っている。ここでの「あなた」もイルミネがお互いのことを指しているように感じる。(この時点では)

・サビ
ここの「あなた」も、現時点ではイルミネ同士を指してるようにしか感じない。
1番の歌詞がイルミネ3人のことだけを歌っていると認識しているのもあり、イルミネ3人について歌っていると認識する。
「太陽のほうを向いて 花は咲くもの」という歌詞も、輝く方に走っていくという比喩表現として成立していて、「純粋にいい歌詞だなぁ」としか感じない。

・2番
これも「Light up the illumination」「Catch the shiny tail」を履修していると「あこがれる誰かになれない自分」を歌っているように聞こえて、イルミネ自身のことを歌っていると認識する。
ちなみに、この歌詞、「月」のことを歌ってる歌詞でもあるようです。すごすぎ。

・「あなたは太陽なんです」
自分はここで、「ん?」と思った。歌い方なのか、曲の作りなのかわからないけど、イルミネ同士ではなくて、外に向けて歌っているように感じた。

・ラスサビ
「ねぇ笑って ねぇ笑顔見せて  それだけなんだもん 私がここにいる理由」
これがネタバラシ。
イルミネを知っていれば、知っているほど、「ここにいる理由」がイルミネの中だけで完結するわけがないことはわかる。
ここで初めて、「あなた=ステージの前のファン」に歌っている曲だと明確になり、私たちからみたら太陽でしかないイルミネから、「あなた達がイルミネにとっての太陽だ」というメッセージを受け取ります。

もちろん、我々から見れば、イルミネこそ太陽なわけだから、「ファンもアイドルもみんな同じく輝いている」というメッセージでもある。

すると、1番、2番の歌詞が持つ意味も変わって、曲の持つ本当のメッセージが明らかになる。

もうね、叙述トリックかと。

すべての歌詞がダブルミーニングといって過言じゃないくらいの内容。
完璧な伏線回収をする小説を読んだ時のようなカタルシス。

本当に感動した。こんなにいい曲を作ってくれて、ありがとう。

・終わりに

全くまとまりがないけれど、語りたい欲は収まったのでこのあたりで筆を置きます。話を体系化してまとめるって本当に難しい。よく記事を書いている人はすごいです。

歌詞ばかり語ってしまいましたが、曲もめちゃくちゃ好きです。音楽に関しては、好き嫌いの基準しかなく、語るほどの知識はないので、あまり触れてないだけです。

自分はイルミネPではないのですが、「シャニマスPは全員潜在的なイルミネP説」を最近痛感することが多いです。
先日は遅ればせながら読んだクロノスタシスに殺されました。

5th-day1で重たい空気が漂う中、イルミネだけが前向きな光を放っていて、「シャニのセンターユニットはイルミネなんだ」と思ったことも思い出しました。

たくさんの感動を与えてくれて、大きく心を揺さぶってくれるシャニマスが大好きです。

読んでいただいた方、ありがとうございました。









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