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2019年の月別ふりかえり

未来の自分のために、もしかしたら自分の転換点になるかもしれないし、ならないかもしれないので、今年も何があったかを一応メモしておく。

1月:ベトナムと執筆

年始にベトナムに行ってた。
元サイバーエージェントの夫婦がやってる「Pizza 4P's」という現地のイタリアン料理屋がめちゃくちゃ美味しかったのでオススメ。

月末は執筆してた。

内容はいつもブログに書くようなことだったので、思ったより本を書くのはあまり苦痛じゃなかったけれど、単著とかだと違うんだろうなぁ。


2月:Mac Proの安売り

誕生日だった。

メルカリでMac Proを26万円で出品して、売れたと思ったら2万6000円だった。なんとかならないかなと思ったけど面倒なので諦めた。


3月:引っ越しと退職決意

副業のまとめを書いたら、お手伝い先の皆さまから嬉しいお言葉をそれぞれいただいてセカンドハッピー。

この頃、FOLIOを辞める決意をした。

FinTech×デザインという軸ではひとつ快活な切り口のプロダクトを世にだすことができたかなと思う一方、これ以上ここの分野で何ができるだろうか、今やっている仕事を続けるよりも違う領域でプロダクトの立ち上げをやった方が世の中のためになるのではないか、と考え始めたからだ。

そこで、行政のIT化に興味をもち始めて色々調べたところ、GovTechサミットというものの存在を知り、2019年がGovTech元年と言われていることを知る。

僕がFOLIOを創業したときもFinTech元年とあとから言われていたような気がして、その元年に飛び込んでみたい気持ちが強まり、退職を決意した。

あと早稲田から池袋に引っ越してネコを飼い始めた。


4月:ドローンとGovTech

伊豆大島までドローンを飛ばしにいった。

もうだいぶ操作には慣れたけれど、撮ってどうするわけでもないので自分の中でマンネリ化しつつあるなと感じている。一緒にいるおじさまたちは好き♡

GovTechの調査を本格化して、本とかも読み漁った。
海外事例も頭に叩き込み、謎にエストニアの電子国民になったりした。


5月:退職

正式に退職してポエム書いた。

タイトルの「弱音の協奏曲」という謎のワードがトレンド入りw

送別会でライブした。バンド部楽しかったな〜

あと面白そうなのでVoicy始めてみた。

あまり更新できていないけれど、その理由は、僕が「完成された音声しか配信したくない」というスタンスだからかなと思う。
クリエイター魂が邪魔をする。

Voicyは録音したあと編集ができない。
そのまま公開するというのを価値にしている。

有名人や声がいい人がダラダラと思いつきでしゃべったりするのは聴くかもしれないけれど、僕みたいなステータスの人間が音声のみで人を魅了しようとすると、内容や発話方法を密に考え抜いた上で提供しないと、失礼に当たるなと思ってしまうたちなので、要は僕は「とってだし」指向のVoicyは向いていないのだということになる。

めちゃめちゃ考えてプロットも練った上で音声としてのみ提供するのは今の僕にとってはコスパが非常に悪いし、チャンネルの収益化も登録者数○○人以上とかではなく企業の指名性らしいので「ここまでは頑張ろう…!」というモチベーションがあまり続かない。

たまにしゃべりたくなったら趣味でアップするくらいがいいかな。


6月:国家の闇を知りGovTech断念

友達に会いに韓国に行った。韓国の美容系ブランドはすごい(小並感)

知人のYouTubeを手伝い始めた。大学生以来に動画をガッツリ触る。

生まれてから父親の影響でずっとFinal Cut Pro派だったけれど、途中で使い勝手が悪くなり、アンケートとってみるとやはり今はPremiereの方が圧倒的にいいらしいのでPremiereに乗り換えた。(地味に自分にとっては大きな選択だった)

GovTechに関しては、特に選挙まわりを改革したいと感じて、内閣の中の人に話をきいたりしてみた。

すると、ネット投票と電子投票を分けて考えたとして、電子投票自体は15年以上前からできているものの、まったく普及しない理由はいくつかあって、その中で闇深いリアル「与党は投票率をあげたくない」「なりすましができなくなる」ということを聞かされた。

前者は、与党は投票率があがると潜在層の票によって結果が変わってしまう可能性があり政権が危ぶまれるから、表向きはあーだこーだ言っているが実際に投票率があがることはしたがらないということで、

後者は、今は投票所入場券がなくとも「氏名・住所・生年月日」を書けば投票できるので、情報を知っていればなりすまし投票は余裕でできるらしく、特に地方は宗教団体を駆使してそのやり口が横行しているが、ネット投票を取り入れられるとなしすましができにくくなるとかで、

結果としてネット投票が推進されないのだという。
闇深すぎてやばい。

「そこをなんとかしようとした人もいるけれど、その人たちと同じようにあなたの住所あてにヤギの首が届いたり、ナイフが届いたりするからやめておきなさい」と直に脅され、目の前の人も味方なのか敵なのかわからなくなり、少なくとも今すぐ殺されてもなんの話題にもならないステータスである今の僕に踏み込むのは難しい領域だと判断した。

なので十分なお金と地位と名声を得られるまでは我慢だと思い、ひとまずは別の領域でチャレンジしようと決めた。


7月:ペット用プロダクトに興味

坪田さんに誘われたBasecampが本格始動して、
Readyfor、ビザスク、Showroom などをお手伝いした。

また、既存のネコ用製品が家においておきたくないほどダサいのしかないので、ないならつくれということで何かつくりたいと思い、20人くらいのネコ宅にヒアリングした。

課題は見えてきたものの、リアルなプロダクトをつくるのには工場とかもろもろ最初の資金がいるんだなぁ、と当たり前のことを知り、目下お金を貯めることを決意。(資金調達をしない方法でやってみたかった)


8月:引っ越しとベルリン

BuzzCamp南三陸というものにお誘いうけて、参加してきた。
友達が増えた。

また引っ越してお金がなくなった。

マスタースクール「Sensory Experience Design」に参加するため、ベルリンに2週間ほど行ってきた。

森の中に放り込まれ、ABC〜Zの形をした自然物を見つけて写真を撮ってきなさいというお題を出されたときは、一見かんたんそうに見えて難しいし、そもそもなんでこんなことをしているんだという気持ちになって最初は気が狂いそうだったけれど、数日後には「デザインというのは具体と抽象の繰り返しなのである」と悟ることができて、右脳が超活性化された。

デジタルデザインというどちらかというと左脳左脳な作業ばかりしてきた自分にとっては非常に有意義なマスタークラスであった。


9月:個人事務所再開

個人事務所やデザインシップをやりながら、リモート×PdM×複数案件という条件でコミットするのが難しく、Basecamp案件はこの月でストップした。

自動運転の会社を手伝い始めて、デジタルから飛び出たデザインが楽しかった。

パスワードフォームのツイートがややバズりした。


10月:TRUSTDOCK手伝い始める

RegTech(いつか自分でこの領域やろうと思ってた)のサービスを縁あって手伝うことに。

引越し先が結構音漏れするのでサイレントバイオリン買い直した。

腰が痛くて台風の間動けなかった。


11月:PMConfとDesignship

プロダクトマネージャーカンファレンスに登壇して評判よかった。

Designshipは今年もスタッフのみんなのおかげで最高のステージになった。

8kgくらい太って結婚式のときスーツ超つらかったので、翌月からリングフィットアドベンチャー始めた。


12月:Showroom手伝い始める

Showroomの2つの新規サービスをPdMとして手伝うことになった。(ほぼ常駐している)

Hack Dayで昔一緒に出場した(そして優勝した♡)ほそみが審査員にまわってて出世を感じた。

Web Designingに掲載された。

この記事、後半つかれて適当になってることに気付く。


2020年の予定

・引き続きスタートアップのお手伝いを続ける
・Designshipで教育事業を始める
・小さいものでも0→1でなんかつくる
・YouTubeやりたいけど「デザイン」に関する動画だとターゲットが狭すぎるから悩んでる

まとめてみると落ち着きがないというか「色々していたい!」という感情が渦巻いている。

スマートフォンアプリバブルが一旦落ち着いて、今のようにサービスが飽和している世の中だと、Webの領域もビジネスビジネスした大人の勝負の世界になってしまっているような感覚がある。

「こういうのあったらいいよね!」的な夢がなくなってしまったというか。

ちょうど今は第三次産業革命と第四次産業革命の狭間にいると思うので、VR・AR等の新しい技術がキャズムを超えて一般市民全員の手に渡るときに、また元気にモノづくりできるかな。したいな。

そのときに備えてXR開発を勉強し始めるのもありかもしれないと、最近は思ってる。

来年もよろしくおねがいします。

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