声が楽器の歌声ってあるんだ

2024年9月12日 21:05

声が楽器な歌声を知る

Kevin's English Roomメンバーのかけちゃんが歌う「女王蜂の火炎」カバーを聴いた。

カバーはカラオケでしょう？自己満でしょ？と一般的に思う人も多いと思うけど、1度かけちゃんやKERのカバーを聴いて欲しい。
彼ら（KER全員）は心から歌を大切に思いながら丁寧に楽しく歌が心底好きなのがわかる歌い方なのだ。

そしてかけちゃんの火炎はまさに「人間の歌声って楽器」なんだなと思わされてしまった。
まさに体全体、全身で歌っている、いや歌うというより祈り上げている様なハイトーンがまさに管楽器のように聴こえた。
オペラやクラシックでもないJ-POPを聴いて「声は楽器」と
認識させる歌声に驚いた。

※イヤフォンやヘッドホンでの視聴をお勧めします

このカバーは「女王蜂の火炎でFIRST TAKEバージョン」を参考にしたと概要欄に書いてある。
女王蜂のアヴちゃんバージョンはギターのアコースティックアレンジの独唱で、迫力ある歌声はまさに圧巻。聴く側も相応のスタミナがいる。

一方、かけちゃんバージョンはHiromuさんアレンジのピアノで独唱している。
かけちゃんの透明感ある歌声とHiromuさんのピアノが一体となり音を紡いでいる。

かけちゃんって？

かけちゃんはKevin's English Room/掛山ケビ志郎（KER）のメンバーとして活動している。

メンバーはアメリカ生まれ育ちのケビン、純日本人のかけ、多言語を操り数か国に留学経験のあるやまの3人。

KERは歌活動も行っていて、これまでオリジナルの楽曲とカバー曲を掛山ケビ志郎名義で出している。

主にケビンがアメリカの生まれ育ちなのを活かしてアメリカ文化（食文化）の違いや英語に関連した内容等をYouTubeやショート動画、TikTokやPodcastなどSNSを駆使し活発に活動している。
KERとしての活動初期は並行して歌活動も行っていた（という過去形になるのかな？）現在は歌chは動いていないのが非常に残念。

彼らの動画でYouTube登録者100万人記念に「back numberの水平線を3か国語で歌ってみた」というのがあり、英語パートはケビンが日本語に合うように訳し、仏語パートはやまちゃんが同じように日本語に合うように訳し、それぞれが持つ特色のある歌声でカバーしている。
ただカバーしているのではなく、それぞれが歌が上手いだけでなく心に響く歌声を持っている。
水平線の視聴回数がそれを表しているのではないかと思っている。

水平線は仏語パートの山場のやまちゃんの臨場感ある歌い方に注目が多いですが、かけちゃんのパートもテクニックあるなぁと思っている。

♪水平線が光る朝にあなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に誰かが「綺麗」と呟いてる♪
　　　　　　　　　　　　　　back number/水平線

この「綺麗」という言葉を丁寧に本当に呟いているように聴こえる歌い方なのに驚く。

それぞれの歌活動は？

KERって歌が他と一線を画して飛びぬけてうまいと思っていたら彼らは元々、大学同期でアカペラサークルの仲間なのを知った。それにしても！ですよ。

ケビンは起業意識が強く、歌も好きだけど自分から発信するタイプでなく、それでも仲良しのアカペラーのとおるすさんのチャンネルで歌っているのを見ることができる。

やまちゃんは歌手活動をしたい！読書が好きで書くのも好き！活動初期から上記のように語っていた彼はKERの冠を一切出さずにmagoraとしてコツコツ活動をしていて2024現在は歌の活動仲間も増え、オリジナル楽曲も順調にセールし、ライブも行っている。
TV Bros.ではKERやま/magoraとして執筆も始めた。