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ハープ習い始める適齢期
子どもの楽器の習い事。
まず最初に思い浮かぶのはピアノでしょうか。
ピアノは子どもが絶対音感やリズム感などを身に着けるのにとても役に立つ楽器ですよね。お教室も多いので習っている子どもも多いでしょう。
絶対音感やリズム感、これには適齢期があるので、
ピアノの場合は幼稚園ぐらいから始めるといいですよね。
私は40歳からハープを習い始めましたが、やはり子供の頃に
ピアノを習っていて良かったなと感じます。
小さい頃に習ったおかげで、最低限の絶対音感やリズム感はあるからです。
音楽とは無縁の生活でしたが、このわずかな記憶、身体で覚えている感覚があるので、ハープを大人から始めても覚えやすかったのではと思います。
では、ハープは何歳から習うのがいちばん良いと思いますか?
![](https://assets.st-note.com/img/1733298899-SH5J6b0FuKsM8cwxOhPNm7DZ.jpg?width=1200)
私の個人的な考えですが、弦に手が届くのであれば、
何歳からでも良いと思っています。
ただ、子どもの頃から始めるなら、ピアノも同時に
習うと良いですね。
なぜなら、ハープはある程度体が大きくならないと手が届きませんから。
体が小さいときは、ピアノで絶対音感やリズム感を身に着ける。
そして、ハープは手の届く範囲で弾いてみる。
小学校でハープを教えていて思うのは、
ピアノを習っている子はハープも上達が早いです。
じゃあ、ハープだけだとダメかというとそうでもなく、
子どもの場合は、新しいことを吸収する能力が高いので、
ハープだけ習っていてももちろん上手に弾けるようになります。
ハープだけ習うにしても、ピアノを幼稚園から習うにしても、
適齢期はいつごろだと思いますか?
私の感覚では、小学3年生から習うのが一番良いと感じます。
手が大きくなって弾きやすくなりますし、
集中して弾くことができるようにもなってくる年齢です。
今まで小学1年生から6年生まで、たくさんの子どもたちを
見てきました。始めた年齢を見ていると、やはり小学3年生
ぐらいからぐーんとのびて弾けるようになります。
私の個人的な考えですが、まとめてみます。
【ハープ習い始める適齢期は?】
・子どもは体が大きくなってきたらハープを習う適齢期!
・小学3年生ぐらいから始めると上達が速い!
・幼稚園からピアノを習って絶対音感やリズム感を身に着けるのがオススメ!
・ハープだけ習うのであれば、両手がハープの弦に届く小学1年生ぐらいから。
いちばん大事なのは、その子の「やりたい!弾きたい!」という気持ち。
体が小さくても、弾きたい気持ちが強ければ、それは本物!
レッスンが楽しい!
そう思ったら年齢は関係ありません。
私がハープを習い始めたのは40歳。
オーケストラで演奏されるような大きなハープではなく、
ラテンハープ「アルパ」です。
25年間、音楽とは無縁の生活でしたが、
ハープを弾けるようになりたくて、レッスンが楽しくて、
3年後に小さい小さいハープ教室を開くことができました。
大人になってからでも、楽器を習ったことがなくても、
好きで楽しければ必ず弾けるようになります。
子どもも大人もぜひ始めてほしい楽器です。