2月20日 和歌山県 丹生都比売神社
さて今日は、夫の仕事が休みでした。
とはいえ、遠出の予定はなく…
夫は朝から、彫刻に励んでおりました。
お昼ご飯は「丸高行こか」ということになり…
和歌山市六十谷にある、丸高中華そばへ。
安定の美味しさ。
中華そばをいただきました。
丸高中華そばについては、こちらの記事に書いてあります。
さて、食後。
お店を出て車に乗ると、夫が
「どっか行きたいとこ、ある?」
と言うので「うん」とうなずきました。
私はハンドルを握り、何も言わずに車をスタートさせました。
阪和自動車道の和歌山北ICで高速に乗ります。
夫は気づいたようで。
「丹生都比売神社やな」
と、にやり。
はい、正解です。
少し前から、気になっていたのです。
というのも、少し前、丹生都比売神社にお参りするはずが、その上の高野山まで行ったからです。
丹生都比売さんに、ちょっと申し訳ない気がしておりまして。
で、今日お参りすることにしたのです。
六十谷から丹生都比売神社までは、車で1時間少々の道のりでした。
さて到着。
駐車場から、輪橋が見えました。
駐車場から、参道を少し歩きます。
丹生都比売神社は、かつらぎ町天野にあります。
このあたりは、天野の里、と呼ばれています。
何やら祠があるので、近づいてみました。
「宝篋印塔」と書かれていました。
宝篋印塔とは、宝篋印陀羅尼というお経を納めた経塔です。
この経塔を拝むことで、罪が消え長寿を得るとして、信仰されました。
天野の風景。
こういう家、好きです。
さて、丹生都比売神社の外鳥居をくぐります。
鳥居をくぐると、すぐ目の前に「輪橋」があります。
とても大きいです。
こちらは「神様の橋」ですが、丹生都比売神社では、神様の徳をいただくため、参拝者も渡ることができます。
…しかし。
冬季は凍結して危険だという理由から、渡ることはできませんでした。
輪橋がかかる「鏡池」には、東屋が設けられています。
輪橋の先にも、小さな橋があります。
こちらは禊橋といいます。
中鳥居をくぐり、進みます。
丹生都比売神社・楼門。
室町時代に建立された入母屋造・檜皮葺きで、重要文化財に指定されています。
一般の参拝者は、楼門からのお参りとなります。
本殿にお祀りされている神様は…
以上、四柱の神様です。
さて、本殿にお参りしてから、本殿脇に進みます。
すると、境内社の「佐波神社」があります。
明治時代に、上天野地区の諸社を併せて祀ったんだとか。
丹生都比売神社の境内は、深い森の中にあります。
とても落ち着きます。
木のある風景…
とても好きです。
佐波神社から少し進んだ場所からは、広大な本殿を見渡すことができました。
平成26年の「平成のご造営」の修復工事で、色鮮やかな朱塗りが蘇っています。
境内の灯籠。
手水舎。
以前は、手水鉢に水をためていたのですが、コロナ以降は鉢の外に水が流されています。
ヒバの葉っぱが置かれているのは、水はね防止でしょうか。
風情のあるお心遣いですね。
さて、参拝を終え、引き返します。
輪橋の大きさが伝わるでしょうか…。
というか、25㎜(換算52㎜)の単焦点レンズの画角ですのでね(笑)
とはいえ、輪橋は大きいです。
鏡池。
駐車場の少し手前で、南天が色鮮やかな実をつけていました。
何となく撮ってみたトラクター。
かつらぎ町天野のあたりは、米どころでもあります。
「天野米」としてブランド化されています。
平成16年9月に「総本山金剛峯寺御用達米」として認定されたんだとか。
そういえば、高野山の宿坊でいただくご飯は、とても美味しかったのを思い出しました。
車に向かう夫の後ろ姿。
(どうでもいい)
丹生都比売神社公式HP