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ふるさと納税、気になっているけどやったほうがいいの?
最近、身近で耳にすることが多くなった「ふるさと納税」という言葉。勤務先でもやっている人がいたので、気になってます。
「ふるさと納税」で、返礼品の話題を聞いたりすると、そんなにお得?と思っちゃたりしますよね、他市町村への寄付金でもあるので悪い事ではないし、日用品や食品が届いて便利と聞くとやってもいいかもと思います。
でも、いままでやってなかったのは、「手続きが面倒そう」だから、そして、自分には当てはまらないかもという思いがありました。
そして、調べてみた結果、やはり手間がかかり、今の自分にはメリットが少ないとわかったのです。
年収が多く、納税金額が高い人が、翌年度の納税額を低くする(他市町村に貢献)のはいい制度かもしれませんが。
1、ふるさと納税とは
・都道府県や市区町村への寄付金制度の一つで、自己負担額2,000円を差し引いた全額が、所得税および住民税から控除。お礼として地域の特産物などの返礼品がもらえます。
・ふるさと納税は2008年に始まり、2011年の東日本大震災以降にボランティアでも募金でもない新しい震災支援としてふるさと納税の利用が急増しました。
・就学・就職などで故郷を離れることになっても、生まれ故郷やお世話になった地域に恩返しすることができる制度として導入されたようです。
震災支援や、生まれ故郷に恩返しできるという意義はとても素晴らしいので、出来ることなら参加したいと思いますよね。
2、ふるさと納税は節税ではなく、あくまで寄付金
寄付金額は、年収や家族構成によって決まっていて、寄付できる金額には上限があり、超過分は控除の対象にならず自己負担分。よって、寄付金控除上限額を調べずに返礼品を購入すると実質負担額(¥2000)+超過分すべてを負担することになります。
寄付金控除上限額ー¥2000=控除金額
返礼品も、2019年に規制が強化されてます、返礼品は、地場産の商品、価格は寄付金額の3割程度にして、商品価格や割合は表示しないとか、商品券・電子マネーなど資産性の高い品物(貴金属・宝飾品・電子機器)などにはしないとのこと。
税金の控除が受けられて、返礼品ももらえて、自分を育ててくれた故郷に何らかの応援ができるのは決して悪い制度ではないのですが、返礼品重視になる傾向がでてくるので、度々の改正はあるようですね。
3、地元にいてもやった方がいい?
私にとって、日用品や食品等の返礼品はとても魅力的で、税金控除もあるなら、やりたいと思うのですが、もともと地元で暮らしている身分。
故郷を応援するなら、そのまま税金を納めていればいいのでは?という結論になりました。
そして、寄付上限額が低いと割高な買い物になります。例えば、7,000円の寄付をしたとしても、返礼品はその3割の2,100円相当。2,000円の自己負担額で2,100円の返礼品を購入していることになるため、メリットがほぼ生まれないのです。
パートの年収では、割高感が勝ってしまいます。💦
4、手続きが面倒と思うこと
税金の控除対象となるので、1年を通しての証明も必要になます。「確定申告」が必要な人はその際に。会社員は、「ワンストップ特例制度」で、確定申告を行わなくても寄付金控除がうけられるようです。
「ワンストップ特例制度」は平成27年4月1日から、確定申告の不要な給与所得者が簡単に申請できるようにしたものとか。
「ワンストップ特例制度」で必要なものは、申請書と本人確認書類のコピー、2つを寄付先の自治体へ送付。申請書は寄付のたびに届き、提出する、申請書は寄付する自治体それぞれに提出する必要があり、毎回忘れず送付しなければならない、
その書類が、寄付をした自治体から、住んでいる市町村へ送られて税金が控除される仕組みのようです。
「ワンストップ特例制度」は適用される条件もあるし、他の控除金額との絡みもあるようで、私にはとても複雑に感じます。
それでもいつか、震災支援や寄付をしたい自治体がでた場合に利用したいと大事なワードを太字で目立たせました。
5、まとめ
ふるさと納税制度は、好きな自治体を応援できるうえに、地場産業の活性化やPRにも貢献できるというとてもいい制度だと思います。
美味しいフルーツや、お肉が届いたら、いつか訪れてみたいという興味も湧きますよね。
私は日用品が返礼品でゲットできるならいいなみたいな気持ちでしたが、手続き等にかける手間やメリット、デメリットを考えると、今ではないのではという結論に落ち着きました。
あなたの場合はどうでしょうか?
下記に、控除される寄付金の上限額が3STEPでわかる!楽天ふるさと納税のかんたんシュミレーターのサイトを載せておきますね。
自分の寄付上限額を知って、返礼品を選んでみるのも楽しみがあります。
楽天ふるさと納税、かんたんシュミレーター
総務省ふるさと納税ポータルサイトも載せておきます。