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88歳、米寿を過ぎた、母の姿を見て思う。
今日も実家に行ってきました。
20年以上も車で運転していた道をバスでの往路にして10年以上に経ちそうです。
最初は自分で運転するより楽でいいと思ってましたが、片道1時間半以上もかかるのに最近辛く感じてきました。
バスなので、日によって時間によって早く着いたりします。 先週の日曜日(父の命日)も道路が混んでいたのか、思っていたより時間がかかり、準備していた動画を1本(長めもの)を見てもまだ着きません。
帰りは弟が車で送ってくれ、おしゃべりしていたので、自宅に着くのもあっという間。
今日は、仕事でお祖父ちゃんの命日に行けなかった長女が、「お線香をあげに行きたい」と言って、その気持ちがなんか嬉しくて、先週に続き、今日も決行しました。
天気もよくて、日曜日で途中のデパート前も人でいっぱいでした。そして、やはり着くのに時間がかかりました。(長女はバスでは寝ると決めている)
弟達と暮らしている母は88歳。父の命日の日は、ご馳走を作り、私たちに振舞ってくれました。
娘が3人もいるし、嫁いでいるとはいえ、私たちがお土産や手料理を準備して仏壇に捧げ物を持っていくのは当たり前なのですが、
人がたくさん来るからと(自分の子供)母自身も大きなお鍋に具沢山のお汁、揚げ物を準備してくれてました。
腰も曲がって、一回りも小さくなった体で、どんな風に料理をこしらえてくれたのか想像も難しい。実家のキッチン台はもともと母の腰の位置より高めになっていました。
父の命日だからと少し頑張ったのだと思います。立ち上がるのも一苦労の88歳の母に、以前と変わらないほどの料理ができる事に驚きです。
日曜日は、運動を兼ねて、食料品の買い出しに弟の車で何軒かのスーパーを回るとのこと、先週できなかったので、午後は買い物の予定でした。
私と娘が来るのに、何の用意もしてないと悔やんでいた母は、一旦買い出しに家をでたすぐ、私たちを近くのファミレスにくるよう誘いました。
そんなにお腹が空いてなかったのですが、せっかくの母の誘いを断るのも申し訳なくて、娘と二人で戻ってきた弟の車で向かいました。
母は外食をするイメージがあまりありません。「外で食べたら、食べた感じがしない」という父との暮らしは長かったです。
弟によると、外で食べるのも結構好きのようで、10人家族の料理をほとんど手料理で続けてきた母は、他人が作った料理を味わうのを楽しんでいるようです。
食欲もある様子、最近、白内障の手術も終えて、よく見えると喜んでたし、おしゃべりも増えてます。
頭ははっきりしていることにこちらは嬉しくも驚きも安心もあるのですが、体がくの字曲がっている姿は痛々しい感じがします。歩行がきつそうです。
その姿を見ながら、50を超えた子供と若い孫を連れて歩く母に、楽しい瞬間をもっと多く過ごしてほしいと思います。
見出しの画像は花が好きな母親を思って選びました。いつも自宅の庭には花々が咲き誇ってます。自分で育て開花させます。
愛情を込めた分だけ、草花達は美しい姿で咲いて応えてくれるのに、子供を一人無くしている母は、いつも亡くした(長姉)を偲んでいます。
母が好きな草花を、私もいつの間にか好きになってました。
親が生きている間に出来ることをやってあげたいですね。
感謝したいと思う気持ちが大事ですね。
今日はここまでにします。