SNSに不慣れな私、 副業ライターに一歩踏み出す
本業で収入UPは望めないと思っているあなたへ、私も同じです。私はパートという職業がら、契約期間ごとに時給が変わります。それでも生活を支えてくれた仕事、すぐに辞めるわけにはいきません。
新型コロナウィルスという災禍をへて、私たちの就業形態は大きく変わりました。SNSが普及し、在宅ワークが導入され、副業やフリーランスという働き方が生まれています。
ここでは、ライターとしての一歩踏み出した経験を伝えていきます。副業ライターからフリーランスになりたいけれど、SNSはちょっと怖いと感じている私です。一歩踏み出したことで、見えてきた世界を紹介します。
SNSの時代は確実に来ます(というか来てます)。私と同じ気持ちのかたが、少しでもなくなることを願ってこの記事を書きました。
自宅のパソコンは棚の上で眠っていた
会社では、一日中パソコンの前に向かい、定型の画面に文字を入力してメール送信する仕事。それなのに自宅ではスマホだけ、家族用のノートパソコンはあっても使わずじまいでした。
会社が、 「同一労働同一賃金」制度を取り入れてから、パート労働者がほとんどの私の職場は、入社1年目の人も勤続10年の人も同じ基本給になりました。おかしな話ですが、そこに能力給や会社への貢献度(残業や追加出勤)で差をつけて賃金を決めるというのです。
私は勤続10年になりますので、もちろん、仕事に対するモチベーションが下がります。私や同期の仲間も転職を考えました。
好きでやってきた今の仕事です。転職を考えたとき、10年以上やってきたタイピングをいかせる仕事をしたいと思ってました。
以前から見ていたお金のYouTubeで、これからは副業の時代ですと紹介されていたのがWebライターでした。
Webライターとは
副業にWebライター、どうやって?
準備はかんたんです。パソコン1台とネット環境があれば、だれでもすぐに始められるのです。
そこで初めて、家で眠っていたパソコンの出番がきました。
在宅ワークやフリーランスに憧れて
パンデミックがおこり、在宅ワーク(テレワーク)が増えました。私の職場では、消毒、手洗い、アクリル板、ソーシャルディスタンス、黙食(黙ってたべる)が奨励されました。在宅ワークまではいきませんでしたが、ニュースでは在宅ワークの話題が多くありました。私は、職場に行かずに自宅で仕事ができる時代になったんだなぁと不思議に感じたものです。
書く仕事としては、Webライター、ブログがありますし、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)インターネット上のコミュニティサイト)としては、LINE、Twitter、note、Facebook、Instagramがあります。
会社では、パソコンを使っているけれど、SNSにはまったく不慣れな私。それでも文章を読むのも書くのも大好きです。
副業が始めやすくなっているのであれば、Webライターに挑戦するのも悪くないかもしれません。そして、頑張れば、本業を手放してライター業にシフトできるかもしれないと淡い期待を持ちました。
いずれは、フリーランス(業務に応じて、企業や団体と自由に契約を交わし働く人 / 個人事業主)になりたいと、夢は大きくなっていきました。
私が属しているコミュニティでも、会社に属せず、フリーで働いている方が何人かいるのです。
Twitter(ポスト)続かず、ブログ離脱、noteは最高
Webライターを目指すのであれば、SNSに慣れなければいけないと思って、最初に始めたのはTwitterです。やっている人も多く、手軽に始められるからです。
でも140文字の記事の内容には興味がわかずに、続けられませんでした。
今思えば、使い方がわからなかっただけかもしれません。
Webライターのプロフィールに載せるために、他のSNSの利用があるほうが有利と聞いてました、それで次に挑戦したのが、ブログです。ブログには特化ブログと雑記ブログがあります。
特化ブログ
特定のテーマ・ジャンルのみの記事を掲載しているブログ。専門的要素が多い、収益化しやすい。
雑記ブログ
趣味や興味・関心がある分野について執筆するスタイル。日常の出来事を綴った日記のようなものもある。収益化には時間がかかる。
私は専門的知識があるわけでなく、いろんな分野について自由に書いていきたいと思ったので、雑記ブログに興味を持ちました。
ところが、ブログで収益化を目指すなら、自身でサーバーに契約(有料)、ドメイン、テーマを決めなければいけません。
生まれて初めてのドメイン取得。とても複雑な手順でしたが、ブログを書いてみたい!という気持ちが勝って、何とか、スムーズに登録出来ました。今でも不思議です。
しかし、第2の問題が発生!
私が選んだWordPress(ブログのソフトウェア)は世界的に使われているツールです。(日本でもとても人気がある) 英語の表記も多く、ブログ初心者の私にはサイトの作成までに時間がかかりました。使い方を把握するのに一苦労。結局、記事を書くまでの体力がありませんでした。
何でも、初めてやる事は大変だと身を持って知りました。
一応ブログは開設できたのですが、更新する事なく離脱。(もったいない!)
それに比べて、この noteはWordPressのように難しい設定でなくかんたんに、しかも無料で記事を投稿できます。
ライターは文章を書く事が重要なので、ブログを登録する前に少し始めていたnoteに再び戻ってきました。
自由な気持ちで記事を書いて、画像や見出しを加えて見た目をよくすると、読まれる機会が多くなります。ほどなく、読んでいただいた方がスキ(いいね)やコメントを送ってくれるのです。
それが嬉しくてnoteの投稿を続けていると、コメントを通して知り合えた方たちと交流ができました。
まさにnoteというSNSで仲間ができた瞬間です。
会った事もない、話をした事もない方たちと記事を読んだ感想だけで、交流ができる世界、不思議な世界です。
私にとっては、SNSに慣れるには、noteが最高だと思いました。
それでも、noteでは副業としての収益化は望めず、毎日書けば、書く技術は上がっていくかもしれませんが、毎日投稿もかんたんではありません。
そして、私は、ライターとして経験もしてみたいと、クラウドソーシングサービスに申し込む自信が出てきました。
収益化の手段 note→Webライターへ挑戦
本業の長期休暇(GWや夏季休暇)の時に、クラウドソーシングサービスに登録しました。
クラウドソーシングサービス
インターネットを介して業務を依頼したり、受注するビジネス形態。依頼は企業、個人もある。
有名なものがこの3つ。
①株式会社クラウドワークス
企業と個人をつなぐオンライン人材マッチングプラットフォーム、
初心者向き、自分でやりたい仕事を探して応募。
②ランサーズ株式会社
個人間や個人、法人間で請負業務のマッチングサービスを提供する。
初心者向き、(株)クラウドワークスと同じ依頼もあり、細かいサービスで違いを出している。
③株式会社ココナラ
「知識・スキル・経験」といった得意を売り買いできるスキルマーケット。
技術、資格をもっている方向け、スキルをアピールして仕事を受注する。
①と②は仕事の種類に2つの特徴があります。
・タスク案件
100文字〜500文字のアンケート形式
募集人数が限られて、短期間で募集が終了
慣れないと、思っていたより時間がかかる
30円〜50円など、信じられないほどの低単価。
・プロジェクト案件
決められた文字数。
1文字○円(1文字0.1円〜0.2円もあり、タスク案件と同じになり、徒労感が増える。最低でも0.5円程度の案件から始めた方がいい)
公募制、採用数は1人〜多くて数人
慣れると文字単価の提示もでき、継続案件につなげられれば、仕事として安定収入も期待できる。
クラウドソーシングサービスのよさは、業務の代金がサイトに預けられ、納品完了後に受注者に支払われるシステムです。
そして、仕事終了後に、クライアント(依頼人)とワーカー(受注者)がお互いを評価します。
ライター活動を再開したい
私は、Webライターとして活動し始めた頃に、新型コロナウィルスに罹りました。受注した仕事も途中でキャンセルしたり、本業が忙しくなったりと、残念な事に思っていたほど報酬をえるまでにはいたりませんでした。
それでも感じた事は多くあります。
SNSは、運営側も日々進化(アップデート)しているんだなと思った事です。
SNSで被害をうけた方達のニュースは巷にあふれています。その反面、仕事でもプライベートでも、インターネットの便利さが浸透し、多くの人がネットを利用し始めています。
私もガラケーで電話がしやすくなり、写真も撮れる、LINEで記録も残せる、可愛いスタンプも送れる事に驚きました。
スマホやタブレットは画面が大きくなり、通話をしなくてもチャットで交流し、Zoomで顔を見ながらの友達同士の飲み会、仕事ではそれぞれの場所で会議ができます。アバター(ネット上で自身の分身として使われるキャラクター)で会話もできるようです。
職場でも取り入れだしたネット。もはやネットから離れて生活するのが不便に思うくらいに私たちの暮らしに浸透してきています。
これを仕事に活かそうと思う人たちが、仕事で安全に利用してもらえるサイトを構築したいと思うのは必然です。
新しいものは、若い人たちがまずやり始めるのが普通です。ネットの使い方も多岐にわたり、私のような中高年には、追いつけません。
それでも、ネットの恩恵をうける権利はすべての人にあると思うのです。
大切なのは、その使い方です。傍若無人に使って弊害が生じたり、中高年にはリスクが多すぎます。リスクを避けながら、SNSを使っていきたいものです。
大人がその姿を見せる事によって、SNSの被害も減らせるかもしれませんしね。
副業で、Webライターをやりたいと思った私は、noteというSNSに触れてみて、知らない人とも温かい交流ができる世界を知りました。
noteの記事をうまく書くために、オンラインのライティングスクールに入る決断もしました。安心して学べる場所を自分で見つけました。
また、ブログの開設で、サイトの構築というものがどんなものか大体知る事もできました。
ブログの収益性は時間がかかるという事、即金性があるのはライター業です。
ライターにも、いろいろな種類があります。自分にあうのはどんなライターか、いろいろトライしてみる価値はありそうです。
それがこちら↓
「書く仕事」の種類
◎作家 : 主題が自分の内部にある。
脚本家、小説家、ノンフィクション作家、エッセイスト、コラムニスト、翻訳家。
◎ライター : 主題が自分の外部にある。
Webライター、ブックライター、インタビューライター、美容ライター、フードライター、スポーツライター、サイエンスライター、ルポライター、セールスライター、スピーチライター、etc.
<佐藤友美 / 「書く仕事がしたい」>より
そして、ライター業には、パソコンは必須です。私は自分用のパソコンも手に入れました。今は、自宅でも毎日、使っています。私もネットの恩恵をうけながら、副業ライターに挑戦していきます。
あなたにもその権利はありますし、勇気をもって、ネットで発信してみてください。あなたのもう一つの居場所がみつけられるはずです。
私は、副業でライターに挑戦しようとした時に、SNSの世界に触れる事ができて嬉しい驚きがありました。
ネットでの交流を楽しみながら、それを力にして、副業ライターに再度挑戦です。