①ハイビスカス🌺 季節の花
季節の花というタイトルだけど、ハイビスカスは、沖縄ならそこらじゅうに、春夏秋冬、季節をとわず、咲いているのです。
あまりにもよく見かけて、特別な花という印象はないけど、殺風景な景色の中で赤やピンクや黄色は目を引きます。
実は、白いハイビスカスもあるんですよ。
ハイビスカスは、強健で成長が早く耐風性、防潮力に優れている。原産はハワイやマスカレン諸島。台風の多い沖縄で防風林として強風から家屋や畑を守っていたようです。
だからこそ、あの沖縄戦の中でも、紅一点、沈んだ灰色の風景の中で、健気に咲いていたのですね。
戦中、戦後のモノクロの写真の中にときおりに映るハイビスカスの花。
モノクロなので、鮮やかな配色は感じられないけれど、可憐なその姿で、あの時代も現在も見る人の心を癒してくれてたんだろうなと思うと、ものすごく愛おしくなります。
どんな場所でも色鮮やかに咲いてくれるハイビスカス。じつは、1日でしぼんでしまう「一日花」、いつのまにかしぼんでいます。
そして、次々と別の蕾が開花していくので、ずっと咲いているイメージで、沖縄県民でも身近すぎて知らなかったんです。
ハイビスカスの和名は「仏桑花」「扶桑花」「仏桑華」と書いて「ブッソウゲ」と呼びます。そして、沖縄の方言では「アカバナー」。
聞いたことありますか?
ハイビスカスの花言葉
沖縄では、死者の幸せを願って、墓地にハイビスカスを植える習慣があったようですが、花言葉には怖い意味はありません。
赤いハイビスカス:常に新しい愛、勇ましさ、勇敢、新しい恋
ピンクのハイビスカス:華やか
黄色のハイビスカス:輝き
白のハイビスカス:艶美、繊細な美
ハイビスカスの種類
実はこんなに種類があるとは知らなかった。
品種完了されて、多くの種類があるようですが、大きくわけて3つに分類されるようです。
オールドタイプ
比較的初期の交配で生まれた品種群。耐寒性や耐暑性に優れ、花つきが良い。小輪〜中輪が多く、枝は細めでよく伸びる。
コーラルタイプ
フウリンブッソウゲを親株に交配された品種群。丈夫で育てやすく、花びらに切れ込みが入ったフリルのような花姿が多い。
花粉親のブッソウゲやフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)から品種改良されて、色形が珊瑚の様に見えることから、コーラルタイプと呼ばれてます。
私が好きなのは、八重に咲いたハイビスカスと提灯の様にも見える、フウリンブッソウゲ。
ブッソウゲはハイビスカスとは違うという説もあるようですが、ブッソウゲを原種としていることを知りました。
なので、私の中では、ハイビスカスとして、まとめて覚えていたいです。
フウリンブッソウゲは、英名はジャパニーズ・ランタン、中国名は吊灯花。
ハワイアンタイプ
ハワイで交配された品種群。花びらが丸く幅広のため、大輪で迫力があり、花姿が円形にみえてかわいらしいのが特徴。
参照:https://okipark.jp/kaiyohaku/inst/40/43
ハイビスカスはフヨウ属のアオイ科。園芸種は世界で5000以上。
繊維や食用としても利用されてます。
ロービヒップハイビスカスは、疲労回復、美肌、美白効果が期待できるハーブティーです。 美味しいです。
いつも目にする花ですが、今回は深堀したくなりました。これからも気になる花たちを紹介していきます。
noteにしたためることが出来て満足です。
あなたにとって、少しでも癒しの時間になれますように。
この世界に花という存在があったことに感謝して終わります。
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