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ことの葉

日本語はおもしろい。

始めた頃はわからなかった。
「今日のことわざ」を続けてわかったこと。
日本語で今に伝えられている先人の知恵。
深くて優しい『心』が日本語の中にある。

「もののあはれ」
不確かな心を言葉にしたいという気持ち。
モヤッと感じる、何かが確かに生きている感じ。
平安時代に生きていた人も、きっと同じだった…かも。
そんな気分にさせてくれる言葉。

日本人に生まれて、日本語を話せてよかった。
京都に近い地方の言葉に潜む、昔ながらの心。
時代が変わっても受け継がれてきたもの。
普遍的な力を感じる。
その時代を生きる人達が口にしてきた言葉。
日本という国に住む、日本語を話す人達へ。
今の時代から未来へ受け継がれていく。

心を言葉にするのは本当に、ムズカシイ。
他の国の、例えば英語やフランス語でもきっと同じ。
どんな言葉を使っていても、きっと、ムズカシイ。
無能な私が、そう感じるだけかもしれないけれど。

ただ、楽しいだけで、なんとなく続けています。
ことわざを調べて、「なるほど!そうか!!」
自分ならこう思うよ!!と。呟きに載せて書いています。

昭和の初期と後期の辞書では、書かれている内容が違う。
変化していく価値観が、ほんの少しだけ垣間見える。
Google先生の解釈も違っていたり。
知っているようで知らない言葉。
出会う度にある新鮮な気持ち。
驚くようなワクワクがたまらなく楽しい。
日本語の言葉って、とてもとても おもしろいのです。

プログラミングより楽しい物を見つけてしまいました。
気がつけば、1年経ちました。
いつも 読んでいただいて ありがとうございます。

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