高校時代の恩師との再会と本質的議論
地元大阪に久しぶりに帰り最初に会ったのは高校時代の恩師。
浪人時代も面倒かけてくれた恩人で、数少ない人生のメンター。
お互いの現状報告と、これからの話を少しした。
1時間ほどだったが非常に濃く勉強になった。
先生は教師を定年退職したのち北海道で老人ホームでバイトしているようで(年末で戻ってきていた)「地方」の過疎状態の現状を話してくれた。
課題はもちろん多くあるようだったが、
素晴らしい点もたくさんあるようだった。
北海道でおおきな地震があった時のこと、
ほとんどの施設は機能しなくなり、道民の方はパニック状態になったようですが、
そんな中でも
「セイコーマート」という北の怪物と言われているコンビニが驚嘆の対象だったようです。
https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20180917/k00/00e/020/125000c.amp
「セイコーマート」は自家発電機能をある程度つけてているようで
停電で機能停止する多くの小売販売店とは一線を画して営業を続けていました。
しかも、災害用のマニュアルによって食料もしっかりと道民の方に普及していたようです。
これが本質的に「コンビニエンス」な施設でしょう。
もはや「コンビニエンス」を超えて「ライフライン」までになっています。
地方などで災害時に本当に必要なのは、
自治体などでの<絆>なんていうセンセーショナルなものではなく、実際的に<助かる>システムだともおっしゃっていました。
本当にそのとおりだと感じました。
「セイコーマート」の徹底したユーザー思考とドミナント戦略、またそこにアライアンスしている行政の動きは勉強になりますし参考にすべきだと感じました。以上。