![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137557870/rectangle_large_type_2_87dc25ffb450ed015713362a64e445c8.png?width=1200)
変動金利vs固定金利:後悔しない選び方を銀行員が徹底解説
住宅ローンの金利を変動にするか固定にするか迷っている人
変動金利と固定金利の違いがよくわからない人
変動金利を選びたいけどリスクが気になる人
住宅ローンを選ぶときに、変動金利にするか固定金利にするかで迷いますよね。この記事では、それぞれの金利タイプがどのような特徴なのか、自分にピッタリの金利タイプはどれなのかを解説します。
結論としては、返済計画がしっかり立てられる人には変動金利がおすすめです。
それぞれのライフプランや家計状況によって変わるところもあるので、この記事を参考に判断をしてみてください。
変動金利と固定金利の特徴
住宅ローンの金利には変動金利と固定金利の2種類があります。
さらに、固定金利はさらに「全期間固定」と「固定期間選択」に分かれます。
変動金利
定期的に金利が見直される金利タイプ
固定金利(全期間固定型)
全期間の金利が変わらない金利タイプ
固定金利(固定期間選択型)
一定期間の金利が変わらない金利タイプ
変動金利のメリット・デメリット
メリット:他の金利タイプよりも金利が低く設定されている。
デメリット:金利が上がると返済額が増加するリスクがある。
固定金利のメリット・デメリット
メリット:金利が固定されるため、返済計画が立てやすい。
デメリット:変動金利に比べると、金利が高めに設定されている。
固定金利は、金利を固定する期間によって「全期間固定型」と「固定期間選択型」の2つがあります。
全期間固定型
借入期間中の金利が変わらないのが特徴。
そのかわり、変動金利や固定期間選択型よりも金利が高い傾向があります。
固定期間選択型
金利を固定する期間(5年、10年、15年など)が決まっていて、固定期間終了後はあらためて変動金利か固定金利かを選べます。
ただし、固定期間終了後の金利は高めに設定されている住宅ローン商品もあるので注意しましょう。
「金利変動リスク」を取れるのかが重要
![](https://assets.st-note.com/img/1713316890527-GeSubxSBb5.png?width=1200)
変動金利か固定金利かを選ぶうえで、「金利変動リスク」を取れるのかが判断のポイントになります。
変動金利を選ぶ人は、他の項目をなるべくリスクを低くくするような計画を考えましょう。
変動金利がおすすめ!
返済計画に合った金利タイプを選ぶことが大切ですが、金利が上がっても対応できるなら「変動金利」がおすすめ。
繰上返済の資金を準備する
変動金利が上がった時の有効的な対策が繰上返済です。
繰上返済をすることで、元金が減り、返済の負担も軽くなります。
繰上返済のためのお金を用意するには、変動金利と固定金利の差額を貯めるのがおすすめ。
たとえば、元金4000万円、返済期間35年で考えると、変動金利0.5%と固定金利1.8%では、毎月の返済額に約2.4万円、年間で約30万円の差が生まれます。
この差額を貯金し、さらに資産運用することで、中長期的には繰上返済の資金をしっかり準備できます。
無理のない返済計画を立てる
住宅ローンの成功と失敗は、金利タイプだけで決まりません。無理のない返済計画を立て、ローンを借りすぎないことが大切です。金利が上がっても、借入額が少なければ返済負担は少なくて済みます。
まとめ:金利上昇の対策ができるなら変動金利がおすすめ
変動金利と固定金利について解説をしました。
どちらにするか迷う人も多いですが、しっかりと返済計画を立て、繰上返済のお金を用意できるなら「変動金利」がおすすめです。
さらに詳しい情報はブログの方でまとめているので、興味がある人はそちらもチェックしてくださいね。
どこで住宅ローンを借りればいいのかわからない人は住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を利用してみましょう。
どんなサービスなのかは以下の記事で解説しています。