新宿駅、路上ライブ8時間、、、
本当の気持ち
新宿駅西口、俺は歌っていた。8時間立ちっぱなし歌いっぱなし。誰にも響かなかった。身支度をして帰ろうとした時、ジュンさんと名乗る一人のサラリーマンが僕に10,000円を手渡した。震える手潤んだ瞳。よかったよ。と一言。
そうか俺はこのときのために震えていたんだ。戦っていたんだ。
それからも僕の音楽に涙をしてくれるお客さんと少しずつ出会えるようになった。
俺の音楽が価値のあるものなのか、このまま続けて良いものなのかずっと疑問に思っていた。
ただその答えは俺自身にはなく、俺が鳴らす音楽を受け取ったあの人の中にあった。
あれからもう1年以上が過ぎ去ろうとしている
俺は同じところを何周もするような感覚になりながらも、毎日、毎日何かを探して。誰かに見つけてもらうために活動している。
来年には2022年3月11日東京出発し、47都道府県路上ライブツアーを決行する。
また誰かに出会い、挫折をし、成功し、少しずつ何かを見つけられるのだろうと確信している。来年の為にも今を必死に生き抜いていかなければいけない。
そのためにも俺は今の活動を改めなければならない。考え直さなければならない。
ラインライブを卒業する。【配信】
LINEライブにはたくさん恩がある。たくさんの人に出会わせてくれた。
しかし配信中に電波が悪くなり、演奏中音が途切れてしまったりすることが多々ある。
音楽配信には致命的だ。
そして収入面でもギフトの還元率低下今では2割ほどになってしまった。
現実問題ライブ活動も5月6月全てがキャンセルになってしまった。
それでもどうにか生き抜くためには、他の方法を考えるそれしかないんだ。
今後は徐々に、還元率の多いツイキャス、新たに始めたこのブログにシフトしていく。
ほんとは全部続けたい。
でも全ては手に入らない。
だからこそ向き合わなくてはいけない。
誰かのためじゃない。
自分の大切なものを失わないために。
生きろ。
俺は不器用だ。何もできない。
だからなんだってんだ。諦め切れないだろ。
一人でも多くの方に、
声を想いを届けに行くんだ。
47都道府県、みんな、待っててくれ。
生き続けるぞ。
瀧川ハジメ