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ジョニーキャッシュと教育論 前編

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/mob/News.aspx?news_id=000000001740

持続性

「今返事してくれないと、これ以上は歌えない!」突然ステージ上でのプロポーズ。ジューンカーターとの出会いから10年。ジョニーはステージ上、結婚を誓った。

ジョニーキャッシュとはカントリーロック歌手である。歌声とその歌う姿勢、歌詞に込める想いに一際熱があり、Walk the lineは有名なラブソングである。反対にそれでも根強く伝える"反骨精神"。彼の背景にあるものが歌う。彼の人生には多くの軌跡がある。
音楽人とは時に複雑な生き物であり、時に複雑な世界に生きるのが宿命。決して"幸せ"とは言えない世界でもある。表裏一体が激しく、自己コントロールも利かない。黒い囁き、多くの誘い。富や名声をてを手に入れればいれるほど付き纏う、表と裏の社会。

彼が全盛期に入る前、故エルビスプレスリーが彼に"あるもの"を渡した。彼はその"もの"にのめりこみ、没頭し、音楽をするも頭にはそれしかない。警察に捕まった時はギターの中にさえ隠し持っていた。釈放されるも、依存は治らない。廃人。音楽とは遠く離れ、ジョニーの体を"黒い"ものが蝕んでいく。そう、彼は「薬物依存症」であったのである。

ジューンカーター。彼女との出会いはステージの上。ジョニーの最初のコンサートの時初めて顔を合わす。1968年。これが、あの「プロポーズ」を生む出会いの始まりである。

ジョニーはジューンに惚れた。しかし、ジョニーはヴィヴィアンという奥さんがいる。ジューンもまた既婚者である。運命の交差点・・・
二人は音楽で時間を共有するようになる。ジョニーのステージにジューンが登場する。ジョニーもまた、ジューンのステージに登場する。二人の距離は近くなる。互いに恋焦がれ、恋に落ちる。しかし、運命とは髪一重であり、二人は突如距離を置くことになる。
それがジョニーの「薬物依存症」。逮捕後も依存は治らない。廃人とかすジョニー。そんなジョニーと妻ヴィヴィアンは離婚する。ジューンも離婚するも、再婚へ。
遠く離れた二人の距離・・・・・。

結論から言うが、この二人は出会って"10年経って"「結婚」することになる。この"10年"がどう感じるかは人それぞれでいい。が、この二人が"何故に10年もかけたのか?"また、"何故10年もかかったのか?"ここが「教育論」に繋がる大事なポイントである。人は人に恋をする。教育もまた、そんな「恋」に似ているのである。

後編へ続く・・・・

モバイル版オーマイニュース(日本版)より

この記事の保全日時は2006年9月30日 17:18:58です。

この記事の後編がいつ投稿されたのかは不明ですが、この前編と合わせて正式採用されたのが以下。タイムスタンプは2006年10月23日11:45です。