見出し画像

ロシア撮影隊 北海道ロケ終了

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000000720

テレビドラマ 北海道警察ロシア課 の撮影は終わり帰国した
記者名 本谷 英一

 7月初めから約二ヶ月間に渡って札幌・近郊の江別市などで、ロシアの国営テレビがドラマの撮影を行った。

 北海道警察が全面協力を行った。市民らの全面協力でロケは終了して、銃器使用の場面などを現在サハリン州で撮影を続行中である。その名も『北海道警察ロシア課(Полиция Хоккайдо. Русский отдел)。これは同名の推理小説をドラマ化したもので、小説のほうはシリーズですでに何作か出ている。

 小説の作者は「神梨国男」(Каминаси Кунио)で、エドゥアルド・ヴラーソフ氏(Эдуард Власов)が翻訳したということになっているが、この神梨国男というのは架空の人物で、実際には、「訳者」とされているヴラーソフ氏本人がもともとロシア語で書いたもである。このヴラーソフ氏は、かつて札幌大学の招聘教授だったこともあり、今でも非常勤で教えている人である。
ロシア国内でのテレビ番組は、サスペンス物に人気が高のである。
フセポロド・シロフスキー監督以下総勢60人ほどの大掛かりな撮影部隊で、二台のカメラを稼動して本格的な撮影である。
現場は、ロシア語・日本語・英語と通訳者も苦戦していた。
登場する役者も日本人系ロシア人を起用している。
フセポロド・シロコフスキー監督もロシア国内では数々のサスペンドラマの制作を行っている人気監督である。9月に入りモスクワやサハリンでも撮影が進行している。

内容は、北海道とロシア・サハリン州を結んだ犯罪組織と戦うロシア・女捜査官の戦である。
中古車の密輸入・麻薬取引・密漁 等北海道とサハリン州の犯罪が背景にある。
実録をドラマ化したもので緊張感溢れる内容である。

北海道と隣国であるロシア産のテレビドラマの完成に注目が集まっている。
日本での放映は、今回撮影の現場を支援したNHKが契約を行い来年春には、日本国内で放送が予定されている。
2006-09-04 10:00

この記事は後に非公開となりました。この記事中のドラマは未視聴ですがなかなかおもしろそうです。