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「河野談話見直し」?それはいったい誰が得するの?

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=0000000002712

O羽 S史
2006-10-27 22:55

 下村博文官房副長官は27日午前の衆院外務委員会で、従軍慰安婦の強制性などを認めたいわゆる『河野談話』の内容を再検討する可能性を示唆した。

 いや、確かに従軍慰安婦などを含む旧日本軍の問題に自由主義史観などから批判があるのは事実であろう。
 しかし、見直して政府としてなにか利益があるんだろうか?ぼくには疑問だ。

 『日本兵の性犯罪に対する報告や慰安所に関する文書は山ほどありますが、はっきりと強制徴用したという記述はないので、従軍慰安婦というのはありませんでした』などとそのレベルのことを政府として言う不名誉は、従軍慰安婦が存在しなかったことで回復する名誉と比べて小さいんだろうか。
 そのレベルの議論なら、見直しというのは到底賛同できない。

 なんでまた今ごろ?なんでまたそんなことを?とにかく、唐突感が否めない発言である。安部首相も政府高官から、これだけ政府見解と違う意見が相次ぐのも困るはずだ。

 意外と無難であった安部政権の公式見解に対し、次々と無茶な意見が飛び出すのはなぜであろうか。政府としてそんなには無理なことは言えないはずだ。
 通るはずのない無茶な意見を、政府高官として言ってしまう彼らの上級官僚としての素質をもうちょっと考えてみるべきなんではないだろうか?

オーマイニュース(日本版)より

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