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【第2回】「市民記者」って何?

引用元URL:http://ohmynews.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_c704.html

鳥越俊太郎のOhmyNews編集長ブログ

【第2回】「市民記者」って何? 2006年8月21日(月)配信

音声ファイルより

 えー、鳥越俊太郎です。

 えー、今日は、あー、2回目ですので、え、1回目で、えー、市民参加型インターネットオーマイニュースとは一体どういうものかということをお話しましたけれども、(咳払い)えー、今度はですね、じゃ、その中心になってる市民記者、市民はみんな記者である、という風に僕たちはうたっているんですけれども、その市民記者って一体何なんだろう、どういう人が市民記者なの、ということについてちょっとお話をしてみたい。

 ま、市民記者っていうと、何かちょっとこう市民というとね、市民運動とかね、あとこう市民ということで何かある特殊な色がついてるように思い(言い直す)うかもしれませんけれども、実は、あのー、国民、日本人はみんな市民なんですね。どんな職業に就いていようと、どん(言い直す)何をしていようと、子供だろうと大人だろうとみんな市民なんです。だから、まぁ、狭い意味での市民というふうには考えなくて、日本で暮らしている人、にほ(言い直す)まぁ一応オーマイニュースは日本語で、えー、運営しますので、日本語が話せ、日本語で喋れ、そして日本語で、えー、読み書きが出来れば、一応、えー、オーマイニュースの市民記者になることが出来る、ていう風に思います。

 で、市民記者っていうのは、じゃあ、あのー、どういう条件があるのか。条件は1つだけです。それは私たちの、おー、新聞オーマイニュースの、お、方に登録をしていただく。つまり、匿名でどこの誰かわからない人が書く記事というのは、一応私たちは採らない。それは私たちは、あー、責任ある参加と呼んでます。えー、情報発信するという、その、メディアの仕事に参加はするんだけれども、無責任に、例えば他人(ひと)のことを、特定の人物をですね、誹謗・中傷したり、名誉を毀損したりする、そういったことは私たちのオーマイニュースの中では受け付けません。したがって、えー、匿名というのは基本的にはなし。え、登録をしていただきます。えー、住所、氏名、えー、年齢、それから、これはあのー、市民記者が原稿を書いて、それがインターネット新聞のオーマイニュースに掲載されますと、えー、一定量の原稿料が発生します。え、原稿料が発生しますと、おー、払わなきゃいけませんので、え、当然みなさんの銀行口座ということですね、必要、振り込みのための銀行口座というものを必要としますので、(その?)銀行口座を登録していただきます。ま、それをもって一応、おー、市民記者としての登録という風に僕たちはみなしたいと思っています。

 でー、その後はですね、ま、何を書いても特には結構だということなんですけれども、ま、とりあえず、僕らは、えー、ま、そうですね、あの、詳しくは次の回にまた言いますけれども、とりあえずキャッチフレーズ的に言っておきますと、キーワードはですね、えー、喜怒哀楽驚恐、と覚えておいてください。喜怒哀楽驚恐。えー、もうちょっと詳しく言いますと、喜、よろこび、怒り、哀しみ、楽しみ、驚はおどろき、そして、恐怖の恐、おそろしい、こういった感情こういった経験をですね、みなさんは毎日どこかでするはずなんです。何書いてもいいから書いてって言われるとちょっと困ってしまうんだけれども、喜怒哀楽驚恐このうち何でもいいから、それに引っかかるものを書いてって言われたら、きっとみなさん何か書けると思うんですね。

 それが市民記者の記事だと思います。ぜひ今から考えてください。

(女性のアナウンス)オーマイニュースのホームページアドレスは http://www.ohmynews.co.jp/ です。アクセスをお待ちしています。

匿名は卑怯、匿名は無責任、その通りですね。さすが鳥越編集長の言葉には重みがあります。匿名で書かれることの多いブログ、近頃ではもっぱらツイッターでつぶやかれることが多いですが、ブログサイトやツイッターアカウントを抹消して証拠隠滅を図るなど日常茶飯事です。本当に匿名は質(たち)が悪いとわたしも思います。