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命の尊厳と青少年犯罪

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000000661

青少年犯罪を教育改革に求むものと大人の責任
記者名 S口 S造

最近は、毎日「青少年の犯罪」がニュースとなり、心痛むものがあります。「人のものを盗む」「「性犯罪行為」「父母の殺人」など数え上げたらきりがないほど沢山ありすぎます。青少年だけではなく、犯罪そのものが多様化しており、一時代の、「安心・安全な」国、日本が影を落としつつあります。私は、学校教育も大きな変化をしているなかで、学校の先生が、ある大学の教職課程を卒業して、社会の生活に慣れないまま、「人の教育者」と就いている現状を、以前から危惧しておりました。その結果、先生方も、重労働を強いられており、本来「教育者」としてはありえない、犯罪を起こしておることも、多く聞こえてきております。
大学を出て、社会勉強なしで、いきなり、子供たちとコミュニケーションをどう図って聞くのか、「大人社会の成り立ち、現象」を中途半端状態で把握しながら、果たして子供たちに、「明るい社会」「期待する人間像」などを教えていく「力が」備わっているのでしょうか。
自分自身が「あいまいなまま」に、大人社会に飛び出して、不安や、心の病を抱えながら、教育の場にたたざるを得ない方々を、身近に何人か見てきておりますので、そういう意味で「教育改革」というより「教育者改革」はとても重要ではないかと考えております。
また、「学校の場」だけではなく、当然、それぞれに「家庭の場」があるわけですが、最近の離婚率の高さには驚きを感じております。「母親家庭」「父親家庭」が増えてきている・・・このことが、「子供の成長期」に及ぼす影響は大きいものがあり、また、両親とも、共働きで、いわゆる「かぎっ子」現象が、私たちが思うより、子供に与えるものは傷の深いものがあると確信しております。そういう意味で、「大人の責任」がいずれの立場でも大きな反省をしなければならないと思うからです。「世の中を悲観的に見る」か、「期待感のある夢の社会」「人間としての心にゆとりを」としてみていけるのか、これを「実現できるような教育者」の育成のあり方が大変に重要な気が致します。
結果、「犯罪のない社会」作りの原点であるようにも思います。
2006-09-03 09:58

この記事は2006年9月3日07:32以降、2006年9月4日06:06までの間にニュースのたねに掲載されました。タイムスタンプは2006/09/03 9:58:22。翌年のリニューアル時にタイムスタンプが2006-09-03 09:27へ修正されました。

オピニオン記事。理想はあったほうがいいと思います。