オーマイ速報休止について
これまで感想文を書いてきた日本版オーマイニュースの掲載記事の中に多くの時事ニュースが含まれています。それらはトップページの一角にオーマイ速報という名で枠が設けられ掲載されていました。引用した記事を読まれた方はお気づきのように、従来の大手新聞社間では慣例として黙認されてきた転電という形をとっており、日経新聞出身の平野日出木デスク(当時)も問題視してはおられませんでした。
具体的な転電記事として以下をとりあげます。
上記転電記事の元記事が以下。
asahi.com 2006年9月13日(水)掲載
コンセント利用の電力線ネット、解禁へ 天文学者ら反対
引用元URL:http://www.asahi.com/science/news/TKY200609130395.html
創刊前、就任して間もない鳥越俊太郎編集長から「ゴミため」と表現された2ちゃんねる住人はこのことに目をつけ、日本版オーマイニュース編集部にメールで質問状を送付、あるいはオピニオン会員へ登録して記事のコメント欄へ書き込むなどの行動をとりました。
当初は比較的穏やかに事は推移していましたが、編集部が同一文言のコメントを複数の記事へつける行為(マルチポスト)や記事に全く無関係なコメント(スパム)、特定の個人を識別できる情報の含まれたコメントを不適切と判断し削除したことで一気に炎上します。
お知らせ(2006年9月14日22:00取得)より
コメント削除について、2ちゃんねるのウォッチスレだけでなくブログ界隈でも取り上げられるようになり、付随して転電の件も広まっていきました。ほどなくいくつかの大手メディアから非公式に質問状が寄せられることとなり、編集部として対応をせまられることとなります。以下の記事のコメント番号12を参照してください。
2006年9月13日付お知らせにてオーマイ速報休止が掲示されますが、これはすぐに取り下げられます(後述)。翌9月14日12:30過ぎ、一部の記述を削除した上で再度オーマイ速報休止が告知されました。
9月13日付お知らせに書かれていた文言は以下の通りです。
以上がオーマイ速報休止の顛末となります。
感想文を書いていく上で必要だと思われる事柄については適時解説を入れていく予定です。ここを読まれた方が日本版オーマイニュースをスキになっていただけることを心より願っております。