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【第3回】「オーマイニュース」創刊です!

引用元URL:http://ohmynews.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_f884.html

鳥越俊太郎のOhmyNews編集長ブログ

【第3回】「オーマイニュース」創刊です! 2006年8月28日(月)配信

音声ファイルより

 オーマイニュースの編集長、鳥越俊太郎です。

 え、ポッドキャスティングをお聴きのリスナーのみなさん、えー、こんにちは、そして、こんばんは。えー、今日で3回目になります。えー、実は、今日8月28日、オーマイニュースが日本でいよいよ創刊となりました。ぜひ、あのー、これをお聴きのみなさん、ちょっと、えー、片手の(を)伸ばして、右手で、えー、マウスを、もしくは動く(うごく?聞き取り不調)キーボードをちょっと操作して、えー、みてください。オーマイニュースの、インターネット新聞、日本で本格的に始まったインターネット新聞、オーマイニュースの紙面が見ることに、見ることができます。

 このオーマイニュースというのは、もうみなさん、これまでも私が申し上げました通り、責任ある参加、それから、市民みんなが記者、というこの2つの合い言葉をもって、えー、新しいインターネットの新聞を作ろうという試みです。えー、これまで何ヶ月かにわたって準備をしてきたんですけれども、ようやく創刊の日にたどりつきました。えー、ご覧のように紙面はいろんなニュースに、であふれています。もちろん、編集部独自で、えー、集め、そして書いた記事もありますけれども、かなりの部分は全国の、お、あちらこちらにいらっしゃる、ま、全国というと日本だけのように聞こえますけど、ひょっとしたら海外にもいらっしゃる方かもしれませんが、あ、海外も含めた日本の日本人の方々、つまり市民記者がお書きになった記事も、このオーマイニュース上には出ています。それをぜひ読んでください。結構おもしろいし、ためになるし、楽しいし、そして刺激的でわくわくする記事にできあがっていると、僕は確信してます。

 で、みなさんにお願いしたいのは、その記事を読んで、普通新聞やテレビだと読んだり見たり聞いたりして、そこで終わるんですけれども、ぜひ、このポッドキャスティングをお聴きのみなさんには、お願いしたいのは、読んだら、そこで何かみなさんの心の中に、何かこう、波(なみ)、さざ波だったり大きい波だったりするでしょうけれども、何かが起きると思うんですよね。そしたらそれを、それを反応と言いますけれども、心の反応を、まぁちょっと、感想なり、コメントなり、意見なりとして、え、オーマイニュースに送っていただければ、そこからまた更に新しい情報が、ニュースが生まれてくる。これを私たちは、情報の新しい循環と呼んでいますけれども、この循環が起きていく。そしてあなたも、もしよければですね、えー、まだ市民記者でない方は登録をして市民記者になっていただく。そうすると、えー、あなたもオーマイニュースを支える読者であり、同時に市民記者である。編集部の一員に、スタッフになることができる。そういうことだと思うんです。

 え、これまで、え、ま、いっ(言い直す)、えー、公募したのは、こ、市民記者の公募を正式に発表したのが7月21日でしたけれども、えー、およそ1ヶ月ぐらいで、ま、創刊までに1000名弱の、えー、市民記者が登録されました。これは私たちが想像していたものをはるかに上回るスピードで、えー、登録はなされています。おそらくこれからは、このポッドキャスティングをお聴きのみなさんが「よし、じゃ、オレも、わたしも市民記者になってやろう」という風に思って登録をしていただくと、もう、あっという間に、僕は、1万ぐらい(に)なってしまうと思うんですね。で、1万人の市民記者を抱えたら、これはもう大変、そのー、すごいことだと思うんですね。日本のメディアの歴史を書き換えることになると思うんです。そういう意味では、これをお聴きのみなさん1人1人がですね、歴史を塗りかえる、歴史を書き換える、その張本人である、本人である、ということになるんだと思います。そういう風に思って、ひとつ、オーマイニュースと、まぁ、気軽くつきあっていただければ大変うれしく思います。

 実は創刊というのは、私たちにとっては1つのゴールでもありましたけれども、つまり創刊を目指してがんばってきたんですけれども、まぁ、実は、創刊はスタートなんですね。文字通り「創刊」ですから、えー、新しく始めるんです。始めると言うことは、明日からまた新しい試みが続いていくということでもあります。う、新しいスタートという意味でもあると思います。ま、今年は、あと残すところ、うー、まぁ、あー、そうですね、4ヶ月、9、10、11、12、4ヶ月、ぐらいですか、4ヶ月ぐらいでおそらく、ま、数千人ぐらいになり、来年はおそらく1万人を超える、え、市民記者登録が実現されれば、僕は大変うれしいなと思っています。

 で、今一番多いのはですね、男性の会社員なんですね。えー、男性の会社員が、まぁ、会社などでコンピューターに接しておられる、パソコンに接しておられるから、当然これは男性会社員が多いだろうというのは、まぁ、予想はしてはいましたけれども、あのー、会社役員っていう、役員の方も結構多いんですよ。これはちょっと驚きますよね。えー、それから、まぁ、そうですね、あと、ま、学生さんとか、それから医療関係、自営業、えー、NPO・NGO関係の方、ま、結構、んー、多岐にわたってます。でー、年齢は大体26歳ぐらいから40歳ぐらいまでが一番多い。20歳から40歳までぐらいが一番多いんですかね。このな(言い直す)、このー、ねん、まぁ、20年、2、20歳ぐらいの間で20歳(はたち)から40歳までの、20歳ぐらいのその幅の中に大半の方が、ま、おられるということです。えー、私たちは、もちろん若い人、この20代、30代、40代の人を中心に、あのー、オーマイニュースというのは、おそらく運営されていくと思いますけれども、できれば10代の方、それから、え、50代、60代の方、特に団塊の世代、60の定年をもう目前に控えておられる団塊の世代の方は、一番人口の比率でいうと一番多いわけですね。で、おそらく定年になれば多少時間に余裕ができる、お金にも余裕がある、パソコンも知ってる、という層だろうと思いますから、ぜひ、いー、オーマイニュースの市民記者になっていただきたいなと思います。

 それからもう1つ、私がこれは、あのー、個人的な、まぁ、お願いなんですけど、専業主婦、主婦の方ですね、女性、えー、の方にぜひ市民記者登録をしていただきたいなと。まだちょっとね、えー、専業主婦、まぁ専業でなくてもいいんですけど、主婦の、あのー、登録が、まだちょっと、僕から考えると少ないなぁと思います。男、男性は会社に行って、まぁ、商売、ビジネスの話とか、政治の話とか、経済の話とか、ま、そういうことで、まぁ、大所高所の、まぁ、言ってみりゃ大ボラを吹いている人も結構いると思いますけど、実は、日常生活の非常に貴重な大事な情報をやりとりしたり、それから共有してらっしゃるのは主婦のみなさんだと思うんですね。そういう意味では、私たちは、その、オーマイニュースとしては、その専業主婦、主婦の方にぜひ、このオーマイニュースの、う、中核の部分を占めていきた(言い直す)、いただきたいなと思ってます。そういう意味で、えー、このポッドキャスティングは、ひょっとしたらご主人が聴いてらっしゃるかもしれませんが、ご主人が聴いて(い)らしてたら、ぜひ奥さんに言ってください。「おい、君もオーマイニュースの市民記者になれよ」。で、奥さんがやり方がわからなかったら、ご主人、あなたが奥さんに教えてあげてください。そして恋人に教えてあげてください。そうすればオーマイニュースの市民記者の、女性の占める割合が飛躍的にアップすることになると思います。

 それが明日のオーマイニュースの、を創っていくことになると思います。期待しています。ではまた次の機会まで。

(女性のアナウンス)オーマイニュースのホームページアドレスは http://www.ohmynews.co.jp/ です。アクセスをお待ちしています。

日本版オーマイニュース創刊時の市民記者登録者比率の話。鳥越編集長のひとまわり下の団塊世代に参加を呼びかけていらっしゃいます。俺もこうやってがんばっているのだから君たちも一緒にがんばろうじゃないかと市民記者への登録を促しておられます。

政治や経済など大所高所の話だけではなく、身近な、それでいて大事な情報を持っているのは主婦のみなさんであることを鳥越編集長は知ってらっしゃいます。ぜひそういう方々にも日本版オーマイニュースへ参加してもらいたいと願っておられます。