■朝鮮日報の「オーマイニュース、平壌マラソン行事で北に別途75万ドル提供」(10月3日付)の報道について、韓国オーマイニュースに問い合わせました

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/blog/archives/2006/10/post_132.html
投稿日時:2006年10月5日 14:32

 10月3日付の朝鮮日報(日本語ウェブ版)に「オーマイニュース、北朝鮮に75万ドル提供」との記事が掲載されました(韓国版の見出し直訳は「オーマイニュース、『平壌マラソン』行事で北に別途75万ドル提供」)。

 これはオーマイニュース(韓国)が昨年11月に主催した「平壌マラソン大会」を開くに当たって支出した運営費用です。当サイト「オーマイニュース(日本版)」を運営するオーマイニュース・インターナショナル株式会社が発足する2006年3月以前の話であり、日本法人の当社としては一切関知しておりません。
 
 韓国オーマイニュース側に問い合わせたところ、同大会に使われた総費用は韓国政府統一省の許可を得て、合法的に支払われているとのことです。大会の総費用は110万ドル。そのうち75万ドル(約8850万円)が「協力費」に区分され、平壌市街地内でフルコース42キロ余の区間を約6時間独占使用するためにかかったコスト(交通規制、安全確保など)とのことです。
 
 韓国統一省の統計によると、韓国メディア各社は現在、北朝鮮関連のイベントを盛んに開催し、それらを放映または紙面化しております。韓国メディアの北朝鮮との交流(報道企画やイベントの開催)は、統一省の統計(南北社会文化交流現況)では、今年1-9月末で計49件あります。たとえばMBCテレビは6月、金剛山・温井閣(オンジュンカク)の野外特設リングで「南北女子プロボクシング大会」を生中継しています。

 こうした韓国メディア各社による報道企画やイベントは、すべて韓国統一省の事前承認と結果報告のプロセスを経て実施されています。韓国オーマイニュースとしては、同じ民族の分断状況を終結するために、今後もさまざまな企画・イベントを行う、としています。ただし、繰り返しになりますが、こうした韓国オーマイニュースのイベント活動について、日本法人のオーマイニュース・インターナショナルとオーマイニュース(日本版)はまったく関係しておりません。

『オーマイニュースブログ~編集局から~』より

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