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【第6回】ビッグな(?)ゲスト登場!?

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引用元URL:http://ohmynews.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b902.html

鳥越俊太郎のOhmyNews編集長ブログ

更新日変更のお知らせ 2006年9月18日(月)

いつも当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

9月18日に更新予定のポッドキャストは、諸事情により、9月25日更新に変更させていただきます。何卒ご了承ください。

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引用元URL:http://ohmynews.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_8b59.html

鳥越俊太郎のOhmyNews編集長ブログ

【第6回】ビッグな(?)ゲスト登場!? 2006年9月25日(月)配信

音声ファイルより
鳥越は鳥越俊太郎氏、中台は中台達也氏です(敬称略)。

鳥越:えー、ポッドキャストをお聴きのみなさん、こんばんは、こんにちは、そして、おはようございます。オーマイニュース編集長、鳥越です。
鳥越:さて、今日はですねぇ、えー、オーマイニュースで私、いろんなインタビューをやってるんですが、ま、前回もちょっとインタビューのことを話しましたけど、今日はね、えー、スペシャルゲストをお呼びしておりますので。こ(れ)は、ビッグですよ、オーマイニュースの中ではビッグなんだよね。
中台:えへへ(笑)
鳥越:まだ世間的にはちょっとビッグではないんだけれど。
中台:ははは(苦笑)
鳥越:ちょっと、まず、自己紹介。自分の名前から。
中台:はい、えー、このポッドキャストをお聴きのみなさん、えー、おはようございます。え、えー、鳥越さんの真似をすれば、こんにちは、こんばんは。
鳥越:はい。
中台:え、オーマイニュースで記者兼編集の仕事をしています、え、中台と申します。
鳥越:中台、何? 言って。
中台:中台達也と申します。
鳥越:中台達也。それでね、中台君に今日来てもらったのは、スペシャルゲストで来てもらったのは、先日ね、あのー、防災の日に、9月1日、
中台:はい。
鳥越:あのー、歩いたじゃないですか。
中台:はい。
鳥越:あれはとっても、やっぱ(り)評判がいいし、あのー、やっぱりメディアのこれまでのね、週刊誌とか新聞とかテレビの中では、ああいうものってほとんど見たことがないんですよね。
中台:はぁ。
鳥越:そういう意味では、発想という点ですごいんですよね。これはそもそも誰が考えたの?
中台:まぁ、そもそも最初は、あのー、デスクが
鳥越:うん。
中台:まぁ私がその、別な企画、まぁ、マラソンを走る企画を
鳥越:うん
中台:やりたいと
鳥越:ほうほうほう
中台:言った時に
鳥越:うん
中台:まぁ、あのー
鳥越:マラソン無理だろう、と
中台:あはは(苦笑)
鳥越:はっはっは(笑)
中台:まぁ、防災の日が近いから
鳥越:うん
中台:とりあえず、じゃあ歩いてみなよ、と
鳥越:なるほど
中台:そういった感じなんです
鳥越:じゃあ、防災の日というニュースとうまく組み合わせて
中台:そうですね
鳥越:そのー、震災が、まぁ、もしね、発生した時に、あのー、家まで歩かなきゃいけないと
中台:そうですね
鳥越:そういうことが、まぁ、予想されるわけなんですよね、まぁ、それやってみろと
中台:そうです。まぁ、実際歩いてみようと。
鳥越:どっからどこまで歩いたの?
中台:ま、この、ま、ま、虎ノ門の
鳥越:ええ
中台:このオーマイニュースの本社から
鳥越:うん
中台:えー、ま、千葉県習志野市が実家なんですけれども
鳥越:うん
中台:ま、あの、習志野市だと、ま、あまり目印になるようなものがないと
鳥越:ない、そうかぁ
中台:ということで、まぁ近くで、あの、幕張メッセの
鳥越:幕張
中台:近くで、まぁ、海浜幕張駅まで
鳥越:海浜幕張駅まで
中台:はい
鳥越:大体、ざっと何キロですか?
中台:ざっと、大体38キロあまりですね
鳥越:ほぉー、じゃ、マラソンにほぼ近いじゃない
中台:そうですね
鳥越:ねぇ
中台:それで地元に近いはずが幕張で迷ったんで、たぶん40キロ以上は歩いてるんじゃないかと
鳥越:あっはっは(笑)、あー、そうか、じゃ、マラソンの距離は歩いてんだね
中台:そうですね
鳥越:おそらくね。それで、そのー、途中途中で、あなた、原稿書いてましたよね
中台:そうですね
鳥越:何ヶ所くらいで書いてた?
中台:えー、途中は、6ヶ所ですね
鳥越:6ヶ所
中台:で、到着して書いて
鳥越:書いた
中台:合計7本
鳥越:7本書いたんですよね。それがやっぱり、ず、非常に斬新でね、おも、面白かったんですよね。それで、歩いてみて、実際、そ、一番何を感じました? どういうことを
中台:そう
鳥越:いろんなことを感じたと思うんだけど
中台:そうですね、やっぱりこの、ふだ、普段の私服で歩くんじゃない、この
鳥越:うん
中台:何ていう、サラリーマンの、こう、革靴で
鳥越:うん
中台:えー、歩くっていう
鳥越:うん
中台:それが思ったよりしんど
鳥越:革靴で歩いたの?
中台:はい
鳥越:あー、スニーカーじゃなくて?
中台:スニーカーじゃないんです
鳥越:うわ、これは辛い(つらい)なぁ、うん
中台:まぁ、この、結構、この革靴ってのが、結構大きかったですね
鳥越:大きいよねぇ、うん
中台:はい。普段、そこそこ走ったりしてるんですけど
鳥越:うん
中台:そ、ま、7キロ8キロぐらい普通に走るんですけど
鳥越:うん
中台:ま、歩くのに、7、8キロでもう足が痛くなる
鳥越:マメができたんじゃない?
中台:マメはできなかったんですけど、そ
鳥越:マメはできない
中台:爪が痛くなったんですよね、はい
鳥越:爪が痛くなった、ふふふ(笑)、そうか
中台:はい
鳥越:要するに、あのー、いー、指先の、こう、狭くなってるところがどうしても、こう
中台:そうですね
鳥越:ね、あの、親指と小指みたいなところが、こうこう、詰まってくるよね
中台:そうですね。あ、な、うん、最初は全然痛くなかったんですけど
鳥越:うん
中台:やっぱりなんか歩いてると
鳥越:ということは、やっぱりいざ震災になると大変だということだね
中台:そうですね。あと、まぁ、雨の中だったっていう
鳥越:あー、あの日、雨だったか
中台:はい。あっは…
鳥越:傘さして行ったの?
中台:いえいえ、レインコートで行きました
鳥越:レインコートで
中台:2枚重ねなんて
鳥越:あーらららら。そうすると、もしね、これあなたやってみて、教訓として、このポッドキャストをお聴きのみなさんにね、もし震災に東京で遭ったら、こういう風にしといたら、いざ、ね、自宅に帰るという時に、ま、自宅だけじゃなくて、どっか身寄りのとこに行くとかね
中台:ええ
鳥越:えー、なんかこう、用意しといたほうがいいというとか、サジェスチョンありますか?
中台:そうですね
鳥越:うん
中台:やはり一番大事なのは、あの、今持ち上げたんですけど、やっぱ靴じゃないかなとおも
鳥越:靴。ということは会社にスニーカーを用意しとけってこと?
中台:そうですね。歩きやすい靴をひとつ用意しとくと
鳥越:歩きやすい
中台:はい
鳥越:一番やっぱりスニーカー、なりなんかこう、ゴム底のね、ラバーソールが一番歩きやすいよね
中台:そうですね
鳥越:革靴はやっぱり辛い(つらい)よね
中台:辛い(つらい)ですね
鳥越:うん
中台:それで後は、その、やはり手がなるべくたくさん空いたほうがいいんで
鳥越:手が空いてるほうがいい
中台:はい。やっぱりこう、ない、通勤通学になかなかこう、年配の方とかリュックっていう発想は
鳥越:うんうん
中台:ないと思うんで。やっぱりそういうちっちゃな物でも会社には持ってらっしゃると
鳥越:僕は
中台:いざという時は
鳥越:僕はいつもリュックですよ、あのリュック
中台:あぁーあー
鳥越:あれはね、あの、イラクの戦場に行った時もあれなんですよ
中台:あーぉおー
鳥越:で、東京もあれなんですよ
中台:いつも?
鳥越:で、それから地方に出張で取材に行く時もあれなんですよ
中台:あ、や、やっぱり持ち運びやすいから?
鳥越:持ち運びやすい。要するにいざとなったら全部背中にかかっちゃう
中台:うん
鳥越:全部入っちゃうから
中台:あー
鳥越:もういろんなものが入るわけ。パソコンももちろん入るし
中台:結構大きいですよね
鳥越:ええ。じゃ、靴を用意して、リュックを一応用意しておく
中台:そうですね
鳥越:ね
中台:後は、まー、そのー、晴れを前提に考えがちなんですけども
鳥越:うん
中台:やっぱり雨が降った時のことを
鳥越:雨が
中台:考えて、ま、やはり
鳥越:ビニールのね
中台:ま、レインコート1枚ぐらいは
鳥越:レインコートを一応入れ、もともとザックに入れておけばいいよね
中台:そうですね。もう逃げる時は、逃げる、帰る時はそれを持て、持てばもうオッケーというような感じにしておけば
鳥越:まぁ水とかね、その、ほら、ちょっと食べるものとかいうもんだけど、それはもう、ちょっと、その時用意するしかないよね
中台:そうですね
鳥越:事前に、い、いつもね、補充するって大変だから
中台:大変ですよね
鳥越:うーん
中台:それは思いますね
鳥越:うん。あなた歩いてる時、何か食べたり飲んだりしたんですか?
中台:そうですね、あのー、ま、実際に起きた時のことを想像して
鳥越:うん
中台:あの、食べ物はパンを1つ
鳥越:うん
中台:で、飲み物はジュースを2本
鳥越:2本
中台:だけ
鳥越:それで歩いたの?
中台:はい
鳥越:うん、それでお腹すいたでしょ?
中台:いや、意外とすかないんですね。
鳥越:すかないの? ほー
中台:こう、結構し、歩くのしんどいしんどいしんどいしんどいってってなって(笑)
鳥越:はっはっはっは(笑)
中台:何か、他のしんどさがあまり感じられなくなってくる
鳥越:なるほど。ふーん
中台:はい。ただ喉は渇きましたね
鳥越:うーん、なるほどね、うーん
中台:はい
鳥越:その、何の、歩くだけが、その仕事じゃなくて、ね
中台:はい
鳥越:えー、記者であり、編集者なわけで、
中台:はい
鳥越:これから、どういう企画なり、どういうものをやってみたいですか?
中台:そうですね
鳥越:僕は、ちょっと、一応、編集長として、記者にあなたに聞いてるんですけどね
中台:ははは(笑) はい、えー、やはり、何て言うんですか、そのー
鳥越:うん
中台:結構自分が挑戦する、そういう、ま、マラソンの企画はあくまで、ま
鳥越:はい
中台:アイデアですけども
鳥越:はい
中台:そういった、今回の歩く企画もそうでしたけども
鳥越:うん
中台:結構、自分が実体験して書くっていうような記事を、ま、これからも書いていきたいって思います
鳥越:いいねぇー。
中台:はい
鳥越:僕はもう、ぜひそれはね、やってほしいのね。あのね、空理空論でね、いろんな理屈をね
中台:はい
鳥越:もうね、どうし、どうしてもインターネット上にはね、そういう、こう、理屈が氾濫してるのよ
中台:はぁ
鳥越:ね。あーだこーだって、もう、オレも読んでもわけわかんないようなの、いっぱいあるのよ
中台:はは(苦笑)
鳥越:それに比べて、やっぱりね、自分で体験したことをね
中台:うん
鳥越:実体験をそのままね、素直に書いたものってのは、やっぱりね、インパクトがあるんだよね
中台:あぁ
鳥越:だからね、ぜひ、もう中台くん若いし、いくつだっけ?
中台:26です
鳥越:6だろ。26かぁ、オレまだ結婚もしてなかったなぁ
中台:あはは(苦笑)
鳥越:まぁ、それはいいや(笑)それは、ははは(笑)
中台:私も結婚してないですね、はっはっは(笑)
鳥越:若いよな。
中台:はい
鳥越:そういうもう、体力勝負みたいなね
中台:はい
鳥越:もう、いろんなことに挑戦してね
中台:はい
鳥越:こんなことやってみたら、こういう結果が出たというね
中台:うーん
鳥越:これ、売りになるよ、中台くんの
中台:はい(笑)
鳥越:中台、いー、何だろう、名前をつけたら、体験派記者なんていうのは、ちょっとあまり(にも)普通すぎるから
中台:ふふ
鳥越:中台、えー、肉体、肉体酷使記者とか、へっへっへ(笑)
中台:ははは(苦笑)
鳥越:そういうちょっとね、変わったね
中台:はっはっは(笑)
鳥越:あのー、タイ、ネーミングつけてね
中台:はい
鳥越:もういろんな、あのー、たとえば、ま、高層ビルのね
中台:はい
鳥越:ま、エレベーター止まったと
中台:はい(笑)
鳥越:どうするっちゅうのを、をやるとかね
中台:はははは(苦笑)
鳥越:ま、たとえばね。ま、これはちょっと割と似てるんで、まぁあの、あるい、歩いたということを言いたいんですけども
中台:はい
鳥越:えー、まぁそうね、水飲まないで何日実験をやるとか
中台:はは(苦笑)
鳥越:それは、命の危険にわくものは止めとこうか(笑)
中台:ははは(苦笑)
鳥越:それは止めとこうか(笑)、うー
中台:でもまぁ、いろんな企画考えられると思うんで
鳥越:だよね
中台:はい
鳥越:一日に映画何本観られるかとかね
中台:あー
鳥越:ね
中台:もう何か目の前がボヤけてくるまで
鳥越:うん
中台:映画を観続ける
鳥越:映画を観続けると、ね。いや、僕も映画はね、結構ハシゴしたりするからね。
中台:あー
鳥越:もう最後の(ほう)、目がショボショボしてね、目が落ちくぼんでくるんだよね。
中台:そ
鳥越:こう、グォーンと落ちくぼ
中台:すごい重くなってくる
鳥越:うんうん。でも、それでも観ると、いうのは僕は時々やるの。それから、DVDをね、もういっぺんに10本とか20本ぐらい買ってきて
中台:はい
鳥越:朝から晩まで
中台:ふふ
鳥越:ずーーっと観続ける。正月なんか大体それだから
中台:あー、はっはっは(笑)
鳥越:正月、テレビの番組つまんないじゃない。
中台:まぁ…
鳥越:ほとんどお笑い系の番組、芸人さんが、もうね
中台:はい
鳥越:入れ替わり立ち替わりおんなじ人が出てきて、お、どこの番組、チャンネルひねってもおんなじじゃない
中台:ま、そういうのは結構ありますね
鳥越:でしょ?
中台:はい
鳥越:だから、おせち料理といって、みんな年末に全部録ってるやつなの、それ
中台:はぁ
鳥越:収録番組なんです、生じゃないんです
中台:あぁ
鳥越:面白くないのね。それで僕はもう、正月は必ずもうDVD、昔はVHSを、あの
中台:テープを
鳥越:テープを借りてきたり、買ってきたりしてきて、ドーンと積み上げて、もう次々と観ていくわけ
中台:ははは(笑)
鳥越:そうするとね、夕方ごろになるとね、朝何観たか忘れてるの。はははは(笑)
中台:はははは(笑)
鳥越:で、次の日も一回、い、それを一から繰り返す
中台:はははは(笑)
鳥越:でもね、十分楽しめるの
中台:はははは(笑)
鳥越:その代わり、もう、目が痛いね
中台:うーん
鳥越:頭痛くなったりね、結構肉体的にはしんどい
中台:あー、あの、そういう意味のしんどさも、結構やっても面白いかも
鳥越:うん、でもそういうのもちょっとね、人間はどこまで耐えられるか
中台:うははは(苦笑)
鳥越:やってほしいですね(笑) あのオーマイニュースって、何もね、つらいとか大変だとかだけじゃなくて、やっぱりね、面白いとか楽しいとかね
中台:うーん
鳥越:こんなに、そのー、楽しいことが世の中にあるよという、そういうことも紹介していきたいからね
中台:そうですね。読んで楽しくなる記事を
鳥越:そうそう
中台:増やしたいですね
鳥越:そう、そういうものをね、ぜひ中台くんにもやってほしいですね
中台:はい
鳥越:うん。ま、ということで今日はですね、えー、みなさんご存知のスペシャルゲスト、中台達也さんをお迎えしてお送りしましたけど、また出てくださいね
中台:えへ(苦笑) はい、みなさんからご要望があれば
鳥越:あれば
中台:出ますので
鳥越:はい。じゃ、次回まで、さようなら
中台:さようなら

(女性のアナウンス)オーマイニュースのホームページアドレスは http://www.ohmynews.co.jp/ です。アクセスをお待ちしています。

中台記者の記事は、他の市民記者や当時のオピニオン会員からも評判がよく、コメントは好意的なものが多くつきました。中には中台記者をいたわるコメントも見られ、日本版オーマイニュース編集部としては成功した企画だったと結論づけてかまわないでしょう。