調理道具を揃える
手始めに道具を揃える。
必須3種の神器:包丁 まな板 フライパン
包丁
包丁三徳があれば完結する。三徳以外がいいというならばペティ(12-15cm)、牛刀18cm、牛刀24cmで3本揃えるとよい。ぶっちゃけペティ15㎝、牛刀18cmが一本あれば三徳と同様何でもできる。魚を捌くなら出刃が便利だが、裁くのが好きという人を除いて処理がメンドクサイので店の人にやってもらおう。柳葉も長くて邪魔だが持っていて損はない。私は中厚刃の大型中華包丁と13cmペティの2本で全てカバーできている。
包丁は三徳、ペティ、牛刀の中から選択。料理好きを除いてあまり薦めないが中華包丁は慣れると便利。
まな板
木製を推奨。まな板は大きいに越したことがないが、小さいのも用意しておくと便利。切る食材によってまな板を分けたりするときに役立つ。特に100均で売ってる下敷きみたいなまな板はなかなか便利で、くたびれたらすぐ捨てられる。肉や魚用にすると衛生上都合がいい。
まな板は木製の大きいものを。下敷きみたいな薄くて小さいプラ製もあると便利。
フライパン
24-28テフロンフライパンがあれば完結。対応熱源に注意。煮る焼く揚げる蒸すなんでもできる。あまり数をふやすと邪魔。なお、ここではあくまで最低限の調理器具を紹介することを主としているので、○○鍋もいるじゃん!と思った皆様は続編をご覧いただきたい。
フライパンはとりあえず1枚 対応熱源には注意
ほぼ必須級なもの:ピーラー
皮は包丁でむくもんね!ピーラー使わないし!と言う料理好きもいるが、作業効率と安全性から考えて圧倒的にピーラー有利。疲れてる日に料理~ってなったときに包丁で皮むいてられないでしょ?文明の恩恵にすがりましょう。ピーラー最強。貝印のセレクト100買っておけばいいです。
ピーラーはだいじ
あった方が絶対に便利なものたち:レードル、ザル、灰汁とり、カスあげ、菜箸、ボウル
レードル
おたま。作るものにもよるが一つはあった方が便利。
ザル
100均でもそこそこの物が手に入る。(ステンレスに限る、プラスチックはイケダ製を買おう)ステンレス製が万能だが、イケダのプラスチック製も捨てがたい。木製もある。使用用途に合った素材の物を。水切れの良さはステンレスが頭一つ抜けているが、金属に触れると劣化する食材もある。(レタスとか)
灰汁とり
灰汁取りましょう。
カスあげ
灰汁とりと兼用してもよいが、買いましょう。
菜箸
なんでもいいよ
ボウル
これは結構悩ましい。素材選びが肝心。
定規は使わないタイプ。
万能なのはガラス製。レンジにかけられるのが大きい。素材にかかわらず、必要に応じていくつかのサイズをそろえるのがよい。私は容易に洗えるものに関しては金属信者なので、ステンレス製を主に使っている。とはいえ調味料を入れてレンチンしたい時に備え、アンピラブルのガラスボウルの小さいもの(6、7.5、9cm)を2つずつ揃えている。6㎝は卵黄がすっぽり収まるサイズ感。少量のバター溶かすのに便利そう。7.5と9㎝はタレやドレッシングの調合に便利。ステンレスならマルエフかEBM、ガラスならアンピラブルかIwaki、琺瑯なら野田琺瑯。プラは推奨しないが買うなら100均がよい。 <オマケ>ミニボウルとしてニトリのステン調味料入れはコスパ最強。4個で190円くらいで、カレー粉を調合したり、切った少量の香味野菜を入れたりなど非常に役立つ。ステンレスの質も値段を考慮したら十分。小物入れにもなる。ニトリに行くついでに探してみてほしい。
あったらいいな:計量カップ、計量スプーン、フライ返し、木べら、ゴムべら、トング、泡だて器、みそこし、茶こし、おろし金
これらは必要になる場面が多くなってから買っても遅くない。こだわらなければ100均で揃うので、ピンとくる物があったら買えばよい。とりあえず上記の中から思いつくおすすめの物を紹介する。
計量カップのおすすめ:オクソー250ml 上から目盛り見れるのは便利。大き目の持ち手はやや大げさだが保管するときに引っ掛けやすい。
フライ返し:貝印セレクト100 絶妙なしなり具合。
おろしがね:普通の穴あきプラが使い勝手よいと思うが、仕上がりを考慮すると金属製もよい。(より滑らかになる)しかし指先をおろしてしまうと痛い。財布と性格と相談。(私は容易に洗えるものに関しては金属信者なので銅製)
上記以外のものに関しては、何でもいいというと投げやりのようにとらえられるかもしれないが、本当に何でもいいのではないかというのが正直なところだ。100均の物で十分。ただ、みそこしや茶こしなど網目が細かいものに関してはある程度名のあるメーカーの物を買ったほうがいいかもしれない。100均の物では完璧に濾せないものもあるからだ。(漂うみその豆米カスや茶葉を気にしないタイプなら100均でまず問題ない)
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ここまでで基本的なものはすべて揃う。以降は趣味道具に軽く触れる。
読み飛ばそう ↓↓↓
趣味のもの:製菓道具、スパイス軍、魚調理道具、オイルポット
製菓道具
製菓は本当にたまにしかしないので、凝ったものはないが、🍰型、大ボウル、泡だて器は持っている。ただ、ここ2年くらい作った覚えがない。ホットケーキはテフロンフライパンでたまに焼く。
スパイス軍
スパイス軍とはなんぞや?スパイス本体とそれらを加工するものたちを指す。加工する道具と言ってもホールスパイスを粉にする道具が主だが、列挙するとでたらめに長くなってしまうので割愛。カレー研究も好きで、後々別記事あげようと思う。余談だが、たまにある本当にうまいインドカレー屋のカレーは本当にうまく、素人では再現できない何かがある。(高級、安かかわらず美味いとこはべらぼうにうまいのがインド料理屋の特徴。)いつか解き明かしてみたいものである。
魚調理器具
日本料理をやるものとして大変情けないことであるが、私は魚さばきが下手だ。出刃の研ぎがおろそかであることをそのせいにするが、何せ処理がめんどくさく、普段はプロに任せてしまうため、経験があまりないのだ。唯一得意なのは皮引きで、しっかり銀目をのこして引ける。魚調理器具としては、出刃、柳葉、ウロコ取り、串といった基本的なものしかもっていない。(しかもどうせさばかないので実家に置いてきた)魚さばきに精通する方がいたらコメントください。色々ご教授いただきたいです。
オイルポット
オイルポットは悩みどころである。理想はガラスか琺瑯がいいのだが、(油は金気を嫌う)市販されてるもののほとんどは金属になんらかの表面加工を施されたもので、容量も小さい。これは金属製であることには間違いないのだが、油に触れてる内部はコーティングされているので、コーティングの主成分であるプラ製相当ととらえるべきなのか、難しい。普通の人なら間違いなくこれで十分だが、中華野郎には役不足だろう。油通しするにはあまりにも窮屈だし、容量も足りない。中華屋にある大きいステンレス製の大きいオイルポットが欲しいんだよ!って妄想を膨らませる人も多いのではないか。私もその一人である。そんな人は、 中華の扉 ステンレス油受け と検索してほしい。この手の油受けは大体安くても8000とかするが、ここは2000台~とかなり安く買える。しかも18-8ステンレス。コスパ良好である。河童橋に派手な実店舗があり、(ニイミ側、すぐわかるよ)実物の下見はそこで行うとよい。
ただ、私はやはり油は琺瑯かガラスで保管したいのである。これは机上論だが、野田琺瑯の青いホーロータンクの21cm、あるいは24cmに、クローバー5号の油こし、そこによくみられるそば揚げの持ち手が横広がりのもの(縦広がりのタイプもあるので注意)の24cmを重ねるとかなりしっくりはまる。私が実際ニイミで試してみたので間違いない。
(ニイミにはそば揚げおよび網ジャーレンが↓の写真のものしかなかったので、ベストとは言い切れないが、十分機能すると感じた。網ジャーレンは目が詰まっていてかっこいいし油切れも優れているけれど、柄が異常に長かったりそもそも高価なものが多く、素人にはそば揚げで十分じゃないかと思った。)
サイズもステンレスの油受けに比べコンパクトでよい。作業スペースを殺す覚悟で導入すれば一人暮らしのキッチンにも置ける。(ここはキッチンと相談)また野田琺瑯のホーロータンクには蓋もついていて、油の酸化も防げる。クローバー5号の上から蓋してもちょうどよく収まる。さらにそば揚げも重ねると蓋が閉まりきらないため、そばあげは別に置いたほうが良いと思う。また、油受けとして使わなくなっても漬物や食品の保存にも使えるため、汎用性が高く、無用の長物となりづらい点もある。(元々が漬物用だけど)
ニイミで触ったそばあげ↓
最後のまとまりのなさは情けないが、また追記する。