2022年のテーマは毅然と余白、そして息子
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
大みそかは義実家で過ごし、元旦は大雪だったのでお雑煮や煮しめに舌鼓を打ちました。
2日に初詣に行き、おみくじは夫と息子が大吉、私は小吉。
ですが、年をまたいで夫と勝負していた桃太郎電鉄50年決戦(99年はさすがにやめておきました……)は私の逃げ切り優勝!
3日は数年ぶりに年始の帰省。妹夫婦も揃い、居間がぎゅうぎゅうでした。
私と息子は連泊して帰宅。食べすぎました。
しばらくnoteは閲覧含めお休みしていました。
一週間近く溜まっていたタイムラインをさかのぼりながら、noteとの付き合い方もちょっと考え直しました。
溜めるのは2~3日までにします。
前置きが長くなりました。
当初は今年の抱負を、と考えていたのですが、「抱負」は一旦掲げると年の途中でつまずいた時に思わぬ重荷となる気がして「今年のテーマ」にしてみました。
テーマなら、「○○とは?」といつでも立ち止まって考えられます。
という訳で、新年最初のnoteは今年のテーマについてお話しします。
①毅然
私の好きな言葉のひとつ、「毅然」。
ここ数年、自分の中で「こうありたい」と思う姿の象徴でした。
昨年を振り返って、以前より強くなってきた自分を実感したため、今年のテーマとして掲げてみました。
人にどう見られるかより、自分がどうしたいのかに重きを置く
かつての私は買うものひとつとっても、店員さんなどにどう思われるか常に気にする人間でした。20代後半にやっと自覚した時は愕然としたものです。
さすがに「何も気にしない」のは性質上無理なので、意識をなるべく「私はどうしたいのか」に向けていきたいです。
どうでもいいことは手放す
ふとした時に過去のいやな記憶や、周囲の様子が気になることがあります。
その時芋づる式に悪いほうへ考えを巡らせるのではなく、「変えられない」かつ「重要でない」=「どうでもいいこと」と処理して手放します。
これはアンガーマネジメントの一環です。
このテクニックを知ってから、以前よりもいやなことを引きずらなくなりました。
昨年から身についてきたので、引き続き実践していきたいです。
静かに落ち込む
と言いつつ、時折ひどく腹の立つことや落ち込むこともあります。
そういった際、私は家でつい感情的になってぐったりしてしまうのがしょっちゅうです。
何度も家族に迷惑をかけてきたので、今年からは静かに落ち込むを心がけてみます。
ひとりきりなら、時には思いきり発散してもいいかもしれません。
②余白
「余白」も、昨年から時々心の中で引っかかっていたキーワードでした。
きっかけはおそらく、noterのよしさんの記事だと考えています。
よしさんは『脱うつ』をテーマにしたnoteで記事やつぶやき、ラジオなどの発信をされています。
私も抑うつ状態になることがあるので、拝読しながら共感したり、励まされたりしています。
いつもご自身の状態と対話されながら、無理なく前向きな言葉を綴られている中に「余白」という単語があり、「そういえば、私は余白が少ないかもしれない」と思っていたのです。
「何もしたくない」の前に「何もしない」
以前、手帳の記事で「時間を有意義に過ごしたい」理由から事細かに行動ログをつけている話をしました(今年からは辞めました)。
私は常に何かしていないと「だらだら過ごしている=時間を無駄にしている」と思っていました。言うなれば時間ケチです。
しかし、家事育児にコンテンツ作業、noteなどのSNS、結局色々やっていると疲弊して「何もしたくない」と昨年はよくぼやいていました。
精神的に無茶な働き方をしてきたのと育児ノイローゼだったため、社会復帰が上手くいかず、ワーママの皆さんはすごいな思うこともしばしばです。
それでも「タスク処理に追われている」とノートに走り書きした痕跡がありました。
そこで、「何もしたくない」と思う前に少しでも「何もしない」時間を設けることにします。
目をつぶってぼーっと座っていてもいいし、録画していたテレビ番組を観てあっはっはと笑っていてもいい。
とにかく根を詰めることをしない。
今年はそういった時間をちょこちょこ挟んでいきたいです。
ヨガで呼吸を楽に
また、昨年の冬前からYouTube動画を参考にヨガを始めました。
始めた理由は2つあって、ひとつは好きなイラストレーターの杉浦さやかさんが自律神経を整えるためにヨガを行っていると著書で話されていたこと。
もうひとつが、お恥ずかしい話なのですが1ヵ月半分のレシート処理をまとめてやった際、息苦しさを覚えたことでした。
また、前職の女性の上司からもヨガの話を聞いたことがありました。
上司曰く、イライラしやすかったのがヨガを始めたことにより落ち着き、呼吸が変わったとのこと。
実際に1ヵ月弱続けてみたところ、呼吸を意識することで深くなり、以前より息苦しさを感じる頻度が減りました。
息子の保育園の送迎後にサクッと朝ヨガを行うことで、1日のスイッチにもなります。
年末年始は生活リズムが変則的になったので中断していますが、連休明けからまた再開します。
ちなみに私が参考にしているのは「B-life」さんの動画です。
短時間でできるヨガやワークアウト(私はお腹やせに取り組んでいます……きつい)動画が揃っていて、取り組みやすいです。
③息子
noteでは、ほとんど息子の話をしたことがありません。
愛着がないとかではなく、noteを始めた頃に育児の記事を書いても暗い内容になってしまい、以来育児の話への苦手意識が強かったためです。
昨年は生活環境が変わったのと、長年の懸念だった息子のトイレトレーニングが終わった(夜のみおむつ)ので、ようやく余裕が出てきました。
この機会に、息子の話もしてみます。
とにかく面白い息子
年少前から母子通園に通っていた息子。周囲からの褒め言葉は決まって「面白い」の、笑顔が可愛いお調子者です。
保育園の発表会では、合唱時にエレファントカシマシの宮本さんを彷彿とさせるフリースタイルで歌い踊り、最近はお笑い芸人・錦鯉のまさのりさんのマネで「こーんにーちはー!」をしてくれます(実は名前も似ている)。
今日の息子には、今日しか会えない
そんな息子も、今年の4月から年長組です。
今はまだお風呂に一緒に入ったり、「ぎゅう(ハグ)しよう」と言ったら甘えてくれますが、男の子の母親離れはあと数年なのかな……と寂しくなることもあります。
何年か前、育児に悩む私に夫がかけてくれた言葉があります。
悩みごとで頭がいっぱいだった私は胸を突かれ、以来息子との関わりを自分なりに大切にしてきました。
1歳半検診で語彙が少ないと指摘され、一緒に児童発達支援センターに通った息子も、今ではずいぶんと口達者になりました。
一緒に過ごす時間を大切に、息子の関心ごとに親身に耳を傾け、いつも味方であり続けたいです。
今年は育児関連のnote記事も書けたらと思っています。
おわりに……続けることに意義がある
今年は昨年から準備を始めた、手帳・文房具の個人メディア「テラス手帖」が本格始動します。
1週間後にインスタマガジンの創刊を控え、10月を目標にWebサイトをオープンする予定です。
昨年はせっかく始めたWebライターの仕事を3ヵ月で辞めてしまい、今でも心残りに思っています。
なので、今年はとにかく「続ける」ことを大事にしたいです。
大好きな錦鯉のまさのりさんも、番組でこんなことを仰っていました。
「続けることに意義がある」。
50歳の人生の先輩から発せられた一言を、私はメッセージカードに書き写して手帳の中扉に貼りました。
一度自分の弱さのせいで手放してしまったやりたいことを、今度は愚直に続ける。
昨年お会いした元上司のNさんも「まずはやってみること。手を動かすことで見えてくるものがある」とアドバイスをくださいました。
ただし、コンテンツ自体を愚直に発信していくのではなく、都度改良や伝えたい人のこと、伝えたいことを立ち止まりながら考えていきたいです。
あとは、今年こそnote記事年間50本を目指したいです。
noteも続けてきたからこそ、色んなご縁や学びがあります。単純にnoteの居心地がいいから、こちらは自然と続くでしょう。
2022年の終わりに「今年もよくやった」と笑顔で振り返られる1年にしたいです。
今年もどうぞよろしくお願いします。
また、皆さまにとって良き1年になりますよう、お祈り申し上げます。
※記事のヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーよりお借りしました。ありがとうございます。