英語の「不定詞」を５分でマスター！原形不定詞と3つの用法【英語初心者＆どうしてもTOEICスコアが欲しい方】
みなさん、こんにちは！
セカンドTOEICパートナーのくにしーです！
今回は、多くの英語学習者が混乱する不定詞について解説していきます。
不定詞の以下の4つの使い方を解説していきます。
①原形不定詞の使い方
②名詞的用法
③形容詞的用法
④副詞的用法
※初心者の方にも分かるように一文一文丁寧に解説していくのでご安心ください！
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〇不定詞とは？
不定詞とは、動詞を名詞的・形容詞的・副詞的に使う用法のことです。
不定詞には2つの種類があります。
①to 不定詞・・・to + 動詞の原形
I like to play basketball.
僕はバスケットボールをすることが好きだ。
I like 「私は好きだ」
basketball「バスケットボール」
ここで、to play は「～すること」の意味です。
このように、to + 動詞の原形
の形を to 不定詞 といいます。
②原形不定詞・・・動詞の原形
I hear him cry.
彼が泣くのを聞く。
このように、toを伴わずに動詞の原形のみで不定詞となる、
原形不定詞もあります。
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〇原形不定詞
まずは、原形不定詞からです。
原形不定詞は、
基本的に使役動詞（make, have, let)や
*使役動詞とは、「～させる」という意味の動詞です。
知覚動詞（see や hear など）と一緒に使われます。
*知覚動詞とは、知覚や感覚を表現する動詞です。
使役動詞+原形不定詞
使役動詞+原形不定詞の形は以下の語順になります。
語順：主語 + 使役動詞 + 目的語（人）＋補語（原形不定詞）
☆ 使役動詞一覧
make・・・〜をさせる
have・・・〜をしてもらう
let・・・自由に〜させる
get・・・〜をしてもらう
She made him clean the room.
彼女は彼に部屋を掃除させた。
she made「彼女はさせた」
the room「部屋を」
ここで、clean は「掃除すること」の意味です。
I’ll have him call you tomorrow.
明日彼に電話させます。
I'll(I have) him「私は彼にさせる」
you「あなたに」
ここで、call は「電話すること」の意味です。
知覚動詞+原形不定詞
知覚動詞+原形不定詞の形は以下の語順になります。
語順：主語 + 知覚動詞 +目的語（人）+補語（原形不定詞）
☆ 知覚動詞一覧
see・・・〜を見る
look・・・〜を見る
hear・・・〜を聞く
find・・・〜を見つける・見つける
notice・・・〜に気づく
feel・・・〜だと感じる
I saw a man wearing a cap run away.
帽子をかぶった男が走り去るのを見た。
I heard him sing that song.
彼がその歌を歌うのを聞いた。
また、
All you have to do is (to) click here.
あなたはここをクリックするだけでいい。
のように、SVCのC(補語)になっている to do が、
原形不定詞で表現されることもあります。
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〇不定詞の名詞的用法
動詞に「to」を使って名詞の代わりとして使う方法を
不定詞の「名詞的用法」といいます。
意味は、「～すること」です。
名詞的用法は、
「主語」「目的語」「補語」の3つの使い方があります。
①主語
To speak English is easy.
英語を話すことは簡単です。
To speak English「英語を話すことは」と主語(S)の役割を果たしています。
②目的語
I like to travel to foreign countries.
私は外国を旅することが好きです。
To travel「旅すること」と like の目的語(O)の役割を果たしています。
③補語
My dream is to become a singer.
私の夢は歌手になることです。
To become「なること」と補語(C)の役割を果たしています。
イメージが湧きやすいように例文一覧を紹介します。
名詞的用法の例文:
To learn English is useful.
英語を学ぶことは役に立ちます。
I like to watch soccer.
私はサッカーを見ることが好きです。
Ken wants to learn Japanese history.
ケンは日本の歴史を学びたい。
It started to rain.
雨が降り始めた。
To read books is interesting to me.
本を読むことは私にとっておもしろい。
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〇不定詞の形容詞的用法
不定詞が名詞を修飾する用法。
不定詞は必ず修飾される名詞の後ろに置きます。
意味は、「～するための」「～すべき」などです。
I want something to drink now.
僕は今、飲むための何かが欲しい。
I want something「私は何かが欲しい」
to drink は後ろから名詞 something を修飾しています。
something to drink「飲むための何か」となります。
イメージが湧きやすいように例文一覧を紹介します。
形容詞的用法の例文
I have a lot of homework to do today.
私は今日すべき宿題がたくさんある。
*homeworkを修飾
He has no time to watch TV.
彼はテレビを見る時間がない。
*timeを修飾
He has the ability to take action.
彼には行動力がある。
*the abilityを修飾
There are many places to visit in Kyoto.
京都には訪れる場所がたくさんある。
*placesを修飾
ー不定詞の形容詞的用法と前置詞ー
形容詞的用法の不定詞部分だけを取り出すと、
「to」をとって動詞と名詞を入れ替えても意味が成り立ちます。
I have a lot of homework to do today.
私は今日すべき宿題がたくさんある。
入れ替え：
「homework to do」→「do homework」
入れ替えることができるとき、不定詞の形容詞的用法といえます。
この入れ替えたときに前置詞が必要な場合があります。
「homework to do」→「do homework」
「a house to live "in"」→「live "in" a house」
*live a house → ×
She has a house to live in.
彼女は住むべき家がある。
つまり、to + 動詞の原形 の動詞部分に前置詞が必要な場合、
to + 動詞の原形 + 前置詞 の形になります。
Could you lend me something to write with?
書くための物を貸してくれませんか？
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〇不定詞の副詞的用法
名詞以外の語句や文を修飾する不定詞を、
副詞的用法と言います。
意味は、
｢…するために｣
｢…して｣
｢…するとは｣
｢…してその結果〜｣などです。
不定詞の副詞的用法には4つの意味があります。
「目的」(…するために)
I went to Hawaii to see my friend.
私は友達に会うためにハワイに行きました。
I went to Hawaii「私はハワイに行った」
my friend「私の友達」
to see「～に会うため」
友達に会うという目的でハワイに行った、のです。
「結果」(…してその結果〜)
He grew up to be a doctor.
彼は成長して医者になった。
He grew up「彼は成長した」
a doctor「医者」
to be「～になる」
彼は成長した結果、医者になった、のです。
「感情の原因」(…して)
I am so happy to hear that.
私はそれを聞いてとても幸せです。
I am so happy「私はとても幸せだ」
that「それ」
to hear「聞いて」
私はそれを聞いたことが原因でとても幸せ、なのです。
「根拠」(…するとは)
You are so powerful to work out every day.
毎日運動をするなんてあなたはとてもパワフルです。
You are so powerful「あなたはとてもパワフルだ」
every day「毎日」
to work out「運動する」
毎日運動するとは、あなたはとてもパワフルだ、となります。
イメージが湧きやすいように例文一覧を紹介します。
副詞的用法の例文
They were surprised to hear the news.
彼らはその知らせを聞いて驚いた。
I was sad to read the story.
私はその物語を読んで悲しかった。
I was happy to talk with you.
あなたと話せて幸せでした。
I'm studying English to travel abroad.
私は海外旅行をするために英語を勉強しています。
We practiced very hard to beat them.
彼らをやっつけるために、僕たちは一生懸命に練習した。
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おわりに
ここまで不定詞について学習してきました。
この内容を理解していれば、不定詞は怖くありません！！
不定詞の「～的用法」という用語は覚える必要はありません。
名詞的、形容詞的、副詞的など、色々な役割を不定詞が持っていると理解することが大切です！
難しく考えずに不定詞を使っていきましょう！
もし、今理解できていなくても、問題はありません。
深呼吸をして単語を読み間違えていないか、
文法の解釈を間違えていないか、
などをゆっくりと丁寧に考えながら、
もう一度読み返してみましょう。
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