TOEICテスト Part6の解き方【TOEIC初心者~上級者まで】
みなさん、こんにちは!
セカンドTOEICパートナーのくにしーです!
TOEICテストの対策には、公式の教材を使うのが最適です。
公式というのは、TOEICテストを制作しているETSという団体のことです。
なぜ、公式の教材を使うのが最適かというと、
実際のテストを制作している公式が、
「このような問題が出ます」「このように解きましょう」と言うことは、
そのまま信頼ができ、本番のテスト対策になるからです。
これまで、TOEIC公式は、模擬テストを収録した『公式問題集』は定期的に刊行してきましたが、解法書は充実しておりませんでした。
そのためパート毎の解法を学ぶためには、市販の教材に頼らざるを得ませんでした。
ところが、ここにきてTOEIC公式は、2020年、2021年と立て続けに解法書を出しています。
さらにレベル別になっているので、これをやらない手はありません。
☆ TOEIC公式による解法書
『公式プラクティス』 ⇒ 初級者~中級者向け(700点以下の方)
※2020年発売
『公式800+』 ⇒ 上級者向け(800点越えを目指す方)
※2021年発売
また、模擬テスト・問題演習は『公式問題集』でカバーできます。
『公式問題集』 ⇒ 本番形式の模擬テスト(全レベル向け)
※2016年から発売開始し、既刊8冊
それぞれのテキストについては、以下の記事でまとめていますので、
興味があれば、ご覧ください。
公式プラクティス Listening
公式プラクティス Reading
公式プラクティス 単語集+速読用英文
公式800+ Listening & Reading
公式問題集の使い方
これらの参考書により、パート毎の対策、解法が見えてきます。
ということで、これからTOEIC学習を始める方は、
『公式プラクティス』
⇒『公式問題集』
⇒『公式800+』
の順にやっていけば、各パートの解法をレベルに合わせて学ぶことができ、
かつ問題演習の中で身につけることができます。
今回は、TOEIC公式による、パート6の解法をまとめていきます。
Part6 の構成
Part6 は80~100語の穴あきの文書を読んで、空所に入る適切な語・句・文を選ぶ「長文穴埋め問題」です。
「語・句を選ぶ問題」3問、「文を選ぶ問題」1問から成ります。
「語・句を選ぶ問題」では、Part5 同様、品詞や動詞の形を選ぶ問題と、前後の文脈から適切な語・句を選ぶ問題に分かれます。
Part5 の解法はこちらの記事を参考にしてください。
「文を選ぶ問題」では、空所に入れるのに最も自然な分を選びます。
"自然"とは、文法・文脈ともに自然であるということです。
ポイントは、"最も自然な文を選択する"ということです。
正答以外の3つの選択肢が間違っているとは限りません。
正答に比べて自然ではないものの、空所に入っていても全く見当はずれではないものもあります。
間違っているかどうかではなく、「どれが自然か」という判断基準で取り組みましょう。
① 文書形式
Part6 を解く際、まずは文書タイプを確認しましょう。
文書タイプは指示文に書かれています。
Question 131-134 refer to the following advertisement.
「問題131-134は次の広告に関するものです。」
文書には、広告、通知(お知らせ)、記事、メール、手紙、社内メモなどがあります。
② 発信者と受信者
文書のタイプが分かったら、次に誰(発信者)から誰(受信者)に向けた文書なのかを確認します。
広告であれば、広告を出している会社から潜在顧客
通知であれば、建物の管理人から住人
などが考えられます。
広告や通知においては、タイトルがヒントになります。
太字になっている見出しの箇所です。
手紙やメールにおいては、ヘッダーがヒントになります。
ヘッダーの from と to を見ることが誰から誰への文書か分かります。
From:
To:
Subject:
Date:
Attachment:
To に Office staff や All team members などとあれば、社内の連絡の可能性が高いです。
また、from と to の@マーク以降が同じなら、社内の連絡と言えます。
本文の書き出しが Dear で始まっている場合は、同僚に宛てたものではない可能性が高いですね。
また、呼び方からも発信者と受信者の親密度を推測することができます。
③ 概要(主題と目的)
文書形式を確認し、誰から誰に宛てた文書か分かったら、本文を読んでいきます。
この際、文書の主題と目的を意識しましょう。
文書の概要は、大抵は最初の数文に書かれています。
ここを見失ってしまうと訳の分からないまま読み進めることになりかねません。
~(発信者)は、~(受信者)に、~を知らせている。
と理解し、先を読み進めていきましょう。
④ 詳細情報
最初の数文で、主題と目的が述べられた後は、詳細情報が書かれています。
おおまかな内容を理解しながら、空所の前後はしっかりと文意を理解しましょう。
頭の中で箇条書きのように内容が整理できると混乱することがなくなります。
例)
詳細情報:
① イベント期間中、会員は2倍のポイントを獲得できる。
② ポイントは航空券の購入などと交換できる。
③ 年会費無料で会員になるためには、サイトからの申し込みが必要。
文を選ぶ問題への対処法
Part6 で難問となるのは、文を選ぶ問題です。
文を選ぶ問題を解くヒントとして以下があります。
the の見極め
定冠詞の the は、文を選ぶ上でヒントになります。
theは空所より前の内容を受けているはずなので、空所に入れたときに自然かチェックしましょう。
例)
The project was designed by the architecture firm A corporation. ____.
「このプロジェクトは建築会社のA社によって設計された。空所。 」
解答:The firm previously designed the B Apartments.
「同社は以前、Bマンションを設計した。」
ここで、the firm は、直前の the architecture firm A corporation を指しています。
代名詞の見極め
定冠詞の the と同様に、代名詞の見極めも文を選ぶ問題を解く際のヒントになります。
例)
Just respond to this e-mail with your price range, size needs, preferred area of town, and any other important requirements. ____ .
「価格帯、必要な広さ、好ましい町内区域、そしてその他の重要な必要条件とともに、このEメールにご返信ください。空所」
解答:Then I will search for commercial buildings that meet these criteria.
「そうしましたら、私がこれらの基準を満たす商業用建物をお探しいたします。」
ここで、these は、前文の価格帯や必要な広さなどの要件を言い換えています。
おわりに
ここまでPart6 の解法を説明してきました。
みなさんが、Part6 の解法を理解し、実践し、
TOEICスコアアップを達成することを願っております。
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