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なぜ拾うのか なぜ集うのか

【ビーチクリーンを始めて思うこと】

去年の10月からビーチクリーンを始めて、あと3ヶ月で1年になります。

ふと自分がビーチクリーンや江の島の中のゴミ拾いを続けているかを考えてみたが
「なんとなく」
が一番しっくりくる。

WARUNORIさんが主催を務めているビーチクリーンや湘南菱油さんが行っているビーチクリーンにも参加をしているが、ゴミを拾うぞ!
という気持ちより、行けば誰かしらに会えるし、話したりして楽しいから行こうという気持ちが勝っている。

僕の参加をしている皆が集まるビーチクリーンは日曜日に開催をしていて、都合が合わないときは行けないのだが、ちょっと疲れが溜まっているし家でゆっくりしたいなって思うときも休んでいいと思う。
むしろ休んだほうがいいだろう。

僕自身、予定があり行けないときは当然休む。
その代わりの平日に1人でゴミを拾うこともある。

行けるときに浜辺に行って、やりたいときにやる。

それぐらいの軽い気持ちでゴミ拾いをするほうが心身ともに楽でいい。

継続して続けていくことが大切だと思う。

【みんなで拾う意味】

ビーチクリーンを大勢で行うと
「こんなときに集まって」
と思う人がいると思う。
例えマスクの着用を義務付け、検温や消毒をしっかりしていてもだ。

そういう人はゴミ拾いをしたことがあるのだろうか?
ゴミ拾いをしている人であれば絶対に出てこない言葉ではないだろうか。

ゴミ拾いをしない人へ文句を言うつもりはないが、ゴミ拾いをしてる人へなぜ非難をするのかと思う。

皆、ボランティアで交通費を自分で出し、1時間ほどの清掃活動を行い、拾い終えたら帰る人だっているのだ。

みんなで拾う意味に話しを戻そう。
大勢の人が集まるということは、それだけ関心をもってくれている人が多いということだ。

海好きの人が海を綺麗にしたいと思うのは当たり前のことだと思う。
家の中にゴミが落ちていたら嫌だと思うように、海周辺にゴミがあったら嫌だろう。

僕も家の中にゴミがあったら、ちゃんと捨てるように、浜辺にゴミが落ちていたら回収をして捨てる。

「こんなときに集まって」
というより
「こんなときにでも集まってくれている」
それが正しい言葉ではないか?

「参加をしたいけど、今は遠出は避けています!」
「落ち着いたら、ぜひ参加させてください!」
そういうメッセージを僕に送ってくれている人もいます。

本当は行きたいけど、行くに行けない人が来れるようになったら、更に多くの人でゴミの回収ができる。

あなたの捨てたゴミで、こんだけの人が集まって拾っているんですよ
ポイ捨てがどういう行為かわかりますか?
と、ポイ捨てをする人に知ってもらいたい。

自分の捨てたゴミを誰かが拾う。
ビーチクリーンに参加をしている子供にゴミを拾わせているのかもしれない。

自分の出すゴミは責任をもって処分をしてくれるよう、お願いします。

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