役に立つのが僕の仕事
私が今お世話になっている、保険の営業マンが言っていた言葉。
この人の出会いは、自分と向き合う大きなきっかけになった。
過去にもこの人から影響を受けたことに関する記事を書いたので、興味があれば。
*
出会い系アプリで出会った何の繋がりも共通点もない人が、私のために行動してくれたり色んな知識を共有してくれた。授業料を払いたくなるぐらい自分にとって有益な時間だったが、彼は全く見返りを求めないし、無償の愛を与えられる人なんだと思った。
私は「なんでわたしにここまでするんですか」と聞いた。お金になるわけでもないしただその人の自由に使える時間がなくなるだけだし、ちょっと申し訳ない気持ちに途中なっていた。
彼は「お役に立つのが僕の仕事だから」と答えた。営業して契約数を増やしたいと思う以上に、純粋に誰かの力になりたいというまっすぐな想いが感じられたし、そういう想いで仕事を続けていたら成果は後からついてくることが分かっているんだろうと思った。
*
私も最近は、契約数など目先の数字に気をとられてしまうことが多かった。そのため、自分が何のために仕事をしているのか見失うことも多かった。
だけど、お客様にとって有益な情報を提供したり行動したりすることでサポートしたいと思うことで、今この瞬間に自分は何を与えることができるか少し考えれるようになった。
今日も小さな成果が出て、私は不動産の営業をしているのだが、私がアドバイスした内容を「お姉ちゃん(=私)がそういう方法があるって言ってたって家族に相談しよ!家買えるかもしれないよね!」と言ってもらえた。
本当に家を買ってくれるかは分からないし、もしかしたら他社の物件で契約になるかもしれないけど、その人の住宅購入において有益な情報を提供できて喜んでもらえたことは大きな自信につながった。
こういう積み重ねが信頼を生んだり、人の心を掴んだりするんだろうなと思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?