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#7嘔吐きやすい体質

どうも、ハジメです。

コンプレックスって誰しもが持っているものですよね。
自分にとって短所だと思っていたことが、時に個性となっていることもたまにあります。

私のコンプレックスは数え切れないほどありますが、1番と言ってもいいほど気にしていることが、嘔吐きやすいことです。

嘔吐きやすいことで何で損するのかと言うと、歯医者です。

歯磨きで奥歯を磨いたり、舌ブラシで舌を磨く時も必ず1度は嘔吐くという防御反応のようなものが起きます。(そんないいものではないか)

歯医者では、虫歯を治療するときにまずレントゲンをとります。

口を大きく開けさせられ、上顎に紙のようなものを押さえつけさせられ、「このままじっといておいてくださいね〜」なんて言われ、

この時点で結構やばい……
普通にオエッ と言いそうになる

はよ撮ってくれーーい!

この時点でかなりの体力を消耗するんです。

そのあと、治療する時に詰め物を作ります。歯の表面にピッタリと合うような詰め物をつくるために歯の型を作ります。

そしてその歯の型を作るために、ゼリーの様なものを歯に固定し、15分~20分くらいじっとしていないといけません。


いやいや、しんどいしんどいしんどーーーーい!!
吐き気が半端ない……

子供の頃、嘔吐きが我慢できず抵抗していたら、その時の歯医者さんは無理やり押さえつけてきて
それから歯医者がトラウマになってしまいました。

大学生になってもその癖は治ることがなく、そのときに通っていた歯医者の先生にも

「奥歯の治療まだ完治してないけど、治療しときましたってことにしとくね。」

治療しときましたってことにしとくね
ってことできんの??
おそらく埒が明かないことを察したのでしょう。
賢明な判断だったと思います。先生


嘔吐きやすいことで損をしたエピソードがもう1つあります。
高校の修学旅行での出来事です。

23日にわたっての修学旅行
その2日目に、沖縄ならではの体験ができる時間がありました。
それは、修学旅行の日から事前にこれやりたいあれやりたいなどを選ぶことが出来て、釣り、バナナボート、ハンドメイドなどたくさん選ぶことができました。

私は、シュノーケリング・バナナボートを選びました。

理由は、同じ野球部の同級生が沢山いたからです。
それと、単純になんか面白そうだったから。海の中を潜ってその世界を見れるなんてなかなか出来ないと思ったからです。

そして迎えた当日、男女で分かれてシュノーケリングが行われました。

我々男子陣にインストラクターとして就いてくれたのが30代くらいの男の人でした。
元巨人の阿部慎之助にそっくりな人でした。

シュノーケルは正しい装着をすれば水中でも呼吸が出来るものですが、ノズルのようなものを口でくわえる時にコツがあるのです。

・口呼吸をすること
・奥歯で噛むようにしてくわえること
・口先は「うー」と言った時のようにとがらせること

みんなは難なくこの3つができていました
なんならくわえながら会話すらしている。普段の私よりも流暢な滑舌で。
一方私はというと、このくわえる時点でもう既に意識が遠のいていくのです。

まだ水にすら浸かっていないのに

いや、だめだ!
せっかくの修学旅行の楽しみが!
水の世界を一望するという貴重な時間が!
もうあと何回行けるか分からない沖縄を満喫する夢の時間が水の泡になってしまう!

でも、根性論など通用しない。

インストラクターさんに
「君、大丈夫?無理しなくていいからね。
安全な場所で見学してもいいからね。」

残念だったけど、その一言で楽になりました。
ありがとうございます。阿部慎之助にそっくりのインストラクターさん。

その後のバナナボートはめちゃくちゃ楽しかったので、また沖縄いきたいっすね🌴🌺✈


嘔吐くという癖はたぶん治ることはないんだろうなと思っています。
たぶんこれから歳をとっても、嘔吐かない方法をネットで調べて実践したとしても。

とりあえず、虫歯にならないようにするのが1番手っ取り早いのかもしれない。

先週、友達と3人でライブに行った時
友達がまだ生まれて間もない姪っ子ちゃんの動画を見せてくれた時に
私が咄嗟に
「僕、もし将来子供できたとしても絶対キスせえへん。」

友達「なんで?」

「虫歯うつるから。」と僕。

友達2人「いや、子供作る前に虫歯治せや」


あ、確かに。