ジャン・プルーヴェ展の日
東京現代美術館で開催されていたジャン・プルーヴェ展に行ってきました。
展示が良いと噂で聞いていたとおり、ボリューム満点の内容でした。
ジャン・プルーヴェのデザインは、シンプルかつ独特な曲線を用いていてラインが美しかったです。また、色の使い方、配色がはっきりしていてメリハリのある印象を持ちました。
さらに、無駄のない機能的なデザインは、工場での大量生産を可能としたため均質的で安定した供給を可能としました。
そんなジャン・プルーヴェ展で、個人的にいいなあと思った作品を3つ、個人的な感想で記録していこうと思います。
透けて見える脚がかっこよかったです。
仕込まれているライトもスタイリッシュで、このテーブル欲しいって心から思いました。
このほかにもテーブルの展示があったのですが、裏側も隈なく舐め回すようにみてしまいました。
木どうやって曲げたんだろう?これは木?っていうのが第一印象でした。
その曲線を支える曲線が美しくて、、、
木の自然な色と、赤の深い色との対比も良かったです。
それに、自然素材と鉄の人工物との対比も個人的に好きでした。
組み立て式の建築物で、真ん中にある赤色のH型の構造体で建物が支えられて、平面が自由にできる壁式構造になっています。壁やその他の部品を工場で成形して、現場では組み立てるだけなので、施工性が抜群で、どんな場所でも簡単に建設することができます。
日本での建設は地震とかもろもろ難しそうですが、どんな場所にも建てられる点で魅力的だなと思いました。
いつの日か、自宅にジャン・プルーヴェの家具たちをお招きしたい次第です。