環境制御に関わる疑問を解消したい!
こんにちは。山梨で種苗や農業資材の販売、パイプハウス等の建設工事、環境制御のコンサルティングをしています、初鹿野商店です。
山梨の果樹地帯でもよく耳にするようになった「環境制御」。既にハウスをお持ちのお客様からの問い合わせや、これからハウスを建設するお客様にご提案する機会も増えてきました。
農業用の機器メーカーも各社色んな環境制御盤を発売しており、性能や価格での競争が激しくなってきています。
ですが、お客様とのお話の中で必ず出てくる「疑問」があります。まだ技術が業界全体に浸透していないので、無理もありません。今回は、そんな疑問を少しでも解消し、環境制御の正しい理解を進めたいと思い記事を書くことにしました。
いくつか回答しようと思いましたが、ひとつ書くだけで思いのほか時間がかかってしまったので連載式にしようと思います。それでは、最初の疑問はコチラ。
疑問1. 環境制御を始めると楽になる?
回答「楽になるように使うのはもったいない!」
一番多くいただく疑問です。やはり自動化・機械化のイメージが強く、そこに求めるのは労働力の削減なのでしょう。タイマーや4段サーモが開発・導入されたときは、その利便性が最も魅力的だったのでしょうか。
ですが環境制御(盤)は本来、そういった省力化・利便化を目的とした機械ではなく、よりよい成果物を得るための技術を実現するための道具です。
「植物生理に基づいて、より美味しい作物を、より多く収穫するための”環境”を用意する。」それが、環境制御です。
当然、4段サーモ+タイマー+風雨センサーのようなイメージで使用することも可能ですし、遠隔操作で自宅や出先からハウス管理!みたいなことも可能です。それだけでかなり省力化されますし、導入を検討するに十分な材料のような気もします。
ですが、それで終わらせるのは非常にもったいない。きちんと理解して、上手に使うことができれば、高品質化・多収化が望めるのだから!
環境制御技術に興味を持たれた方、もっと知りたい!という方は、弊社までご連絡ください。
株式会社初鹿野商店
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