【韓国ワーキングホリデー】ビザの申請方法
【はじめに】ワーキング・ホリデーとは?
まず『ワーキングホリデー』とはどのような制度なのか。
外国で1年間働くことができる就労ビザと考える方もいますが、実は違います。
正確には、観光をメインとした1年間の滞在を認めるビザであり、その資金調達のために労働を一部許可するという観光ビザです。
外務省では以下のように定義されています。
ワーキングホリデーはあくまでも観光をメインとしているので、インターンや就職を目的としている場合は難しいようです。
また韓国のワーキングホリデービザには就労に制限があり、週25時間と定められています。年間1300時間との情報もありますが、こちらは週25時間を1年間継続した場合の最大時間であり、年間1300時間に収まれば週25時間以上働いても良いというわけではないようです。
なお、サイトによっては時間無制限と記載されている場合もありますが、それは間違った情報ですので気を付けてください。
韓国ワーキングホリデーの条件
まず韓国のワーキングホリデービザを申請するには以下の条件に当てはまる必要があります。
なお、申請する領事館によって条件が異なる場合があるので、ご自身が申請する大使館のサイトを確認することをお勧めします!
ちなみに私は横浜に住んでいましたので駐横浜大韓民国総領事館でした。
☟ご自身の管轄は以下のサイトから確認できます。
韓国ワーキングホリデーの申請方法
ビザの申請準備はサポートしてくれる業者などもありますが、
私はすべて個人で書類の準備から申請まで行いました。
理由はシンプルに費用が勿体無いと思ったからです(笑)
結局のところ、書類の準備などはすべて自身で行わなければいけないので…
私は普段の公的手続きを行う感覚で問題なく準備できました。
ここから先は私が申請した際の内容をもとに記載します!
2024年7月時点、駐横浜大韓民国総領事館での申請内容となり、
時期や領事館によって内容が異なりますので参考までに💦
◇必要な申請書類を準備する
==================================1. 査証申請書
日本語or韓国語or英語で作成
2. パスポート およびパスポートのコピー
1年以上有効であること
3. カラー写真一枚
背景は真っ白のもの、3ヶ月以内に撮ったもの、サイズは3.5cm×4.5cm
4. 往復航空券
復路が最低3ヶ月以降のEチケット
5. 残高証明書
最低3ヶ月以上の生計を維持するための資金<30万円以上>を所持していること。申請時、1ヶ月以内に発行されたものであること。パスポートと口座の名義が同じであること。
※ 残高40万円以上だとしても必ず残高証明書と航空券全部必要
6. 旅行日程及び活動計画書
申請者本人が韓国語で作成すること
[必須記入事項:パスポート上の名前(英文、漢字)、生年月日、パスポート情報(パスポート番号、有効期限など)、志望動機、12ヶ月間の活動計画(1ヶ月あたり3列以上の文章で詳細な計画を作成)、帰国後の計画、作成日+作成者署名]
✭︎ 活動計画書は1か月あたり3行以上の文章、志願動機は最低 600字以上、帰国後計画は 最低 400字以上で作成
✭︎必ず具体的に作成、申請不可になる可能性もあり
7. 在学証明書(休学証明書可)又は最終学校の卒業証明書
原本、3か月以内発行のもの
* 第3国の書類のの場合、外国権限当局が発行した書類にアポスティーユを受けたもの。アポスティーユ加盟国以外は外国権限当局より真偽確認後、翻訳公証及び文書確認公証した書類を提出
8. 住民票
発行3ヶ月以内、世帯全員記載、省略無し
9.旅券郵便受領申請書+レターパック(520円、赤色)
郵送でのパスポートを受け取り希望の場合のみ持参
==================================
以上の書類が必要となります。
私の場合、往復航空券は実際に搭乗する便の予約ではなく、JALにて100%返金が可能なプランを予約しました。(LCCだと100%キャンセルが見つからなかったり、Eチケットが見当たらなかったりして不安だったJALにしました。ただLCCで申請が通った方も複数いらっしゃったのでLCCで準備しても問題ないかと思います。)インターネットでは100%返金のプランが見つからなかったので、電話で予約しましたが、これがなかなか繋がらず苦労しました…。結局往復20万円ほどのチケットを予約することとなりましたが、クレジットカード決済にして、ビザの申請許可後すぐにキャンセルしたので支払いは発生せずに済みました💦
残高証明書は通常だと発行までに1~2週間ほどかかるようです。
ただし、受付で当日受取の旨をお伝えすると対応可能なところもあるようです。私も当日受取を希望したところ、残高が確定している数日前の残高で発行してもらえました。
また、英語表記やドル表記など選択がいろいろとありましたが、特に指定がなかったので、私は日本語表記の円表記で提出し、問題なかったです。
また、<旅券郵便受領申請書+レターパック>を準備しておくと、許可が下りた際に再び領事館を訪問する必要がなく、郵送でパスポートを受け取ることができます。
ちなみにビザの内容によっては手数料が必要な場合がありますが、韓国のH-1ビザに関しては手数料が無料(0円)なので必要ありません。
査証申請書と活動計画については別途詳細を作成していますのでそちらをご覧ください^^
申請書や活動計画書の詳細な書き方はこちらかどうぞ☟
◇申請予約をする
申請は管轄の領事館へ申請者本人が直接書類を提出しなければならず、領事館訪問には事前予約が必須となっています。
こちらは在外同胞365民願ポータルサイトから訪問予約が可能です。※韓国語もしくは英語のみ
訪問予定日は、ビザ発給までに7~10日ほどかかることや書類に不備があったときのために余裕をもって設定することをお勧します!
(2週間前とかでも問題が起きなければ大丈夫なはずですが、個人的には1か月くらい前までに申請したほうがいいと思います。)
また予約枠は1週間ごとに解放されますが、思ったよりも予約枠が少なくすぐに埋まってしまうので、予約開放時間に待機して予約することをお勧めします!
ちなみに私は4度目でようやく予約ができました💦
私は7月下旬にワーホリ出発予定のため、余裕をもって6月頭に申請する予定でしたが、結局7月頭に申請することになってしまい焦りました…😢
実際のところ、私は7/1(月)に申請して7/5(金)に許可が下り、パスポートは次の週の7/8(月)に郵送で受け取りました。思ったよりも早く完了して良かったですが、不備があって申請が通らなかったらと思うと毎日どきどきでした…!!
詳細な予約方法はこちらからどうぞ☟
◇申請当日の流れ
予約が完了したら、あとはすべての書類を持って領事館を訪問するだけです!すべての書類が揃っていることと、期限が切れていないかを必ず確認しましょう。
当日は予約時間の10分前ほどに到着するように向かいましょう。
予約時刻を過ぎてしまうと申請できない場合もあるのでご注意ください。万が一、遅れる場合は電話を入れましょう。
ちなみに横浜領事館にはコピー機や証明写真撮影機もあったので、もしもの場合は使用できるようです。
私が申請した際は、なんと入館から退館まで15分ほどでした!さすがバリバリ文化(笑)
まず入ってすぐに受付のおじさんが書類を簡単に確認してくださり、直筆のサインが必要な部分などを指示してくださいました。予約制なこともあるからか、他の方は私以外に3名ほどしかしなかったです。その後、受付番号を受け取り、番号を呼ばれ書類をすべて提出したら、書類に不備がないか簡単に確認してくださいます。修正や追記が必要な部分はその場で記入し、控え番号と許可が下りる日程の目安が記載されている紙をもらいました。そこに査定状況確認用サイトのQRコードもあり、サイトで控え番号を記入すると査定状況が確認できました。そのサイトで許可を確認したら次の日以降にパスポートの受け取りが可能でした。私の場合は郵送での受け取りでしたが、7/1(月)に申請して7/5(金)に許可が下り、パスポートは次の週の7/8(月)に郵送で受け取りました。ちなみに許可が下りる予定日は7/10(水)以降でしたので予定よりもだいぶ早かったです。
最後に…
ここまで長々と記載しましたが、、、
やることが本当にたくさんありますね😇
わたしも実際に行ってみて、ほんとうに申請の準備から申請まで、やることがたくさんあって大変でした😢
これ以外にも仕事・引っ越し・税金などなど…。やらなければいけないことが山ほどあって皆さん大変な思いをされているとは思いますが、こちらの情報が少しでも参考になったらうれしいです。
もし何か気になることがありましたら質問いただければ、わかる範囲でお答えさせていただきますので、お気軽にメッセージください!!
また、次回お会いしましょう^^