VRChatのアバターについて(Ver.22-B)

(初出:2021年3月29日 (Ver.22-A) )
(2021年3月30日 Ver.22-A から Ver.22-B に加筆・修正アップデート)


う~ん...
やっぱりこうなんていうか「VRChat」自体はもともとはVRChat公式が用意しているアバターについては自由にクローンできるようになってて、とくにユーザー側がアップロードしたデータを保護するような仕組みがあるわけでもなく、そもそも根本的にVRChatは「SNS」であって、
「ユーザーのマネタイズを主旨としたサービス/プラットホーム」
ではないのに「アバターデータ等を売る・買う」っていう文化を持ち込み、形成している日本の一部のコミニュティ側もなんかやっぱちょっと「ヘン」というか「いびつなカルチャーだよなこれ」って気もしてきている感じがある。

あくまで個人的感想、所感として。


もともとがフリーダムというか著作物・創作物の権利だの義務だのなんだのが保証されている場「ではない場所」に横から出てきて人様の敷地に勝手に店を広げて「権利」だの「モラル」だのを主張する。という行為は、客観的に外側から見てはたして本当に「何もおかしなところはない」のだろうか?という疑問も若干生じてきている。


しかもその「人様の敷地」であるところのVRChat運営には一円も、いや一セントの金も入らず、いま自分たちが利用しているVRSNSとは全く関係のない日本国内のサイト/サービスにしか金が落ちていないという...

ビジネスモデル、商売としても破綻しているというか、ハナっから成立してなくない?とすら思えてきてしまったような部分もあるが...(はたしてどうなんだろう?)


日本国内限定のアプリ/サービスでもないし、そこに自国内ローカルの「日本人的」価値観だの倫理観だのを持ち込んで主張だのなんだのしたところで人によっては「は?なにゆってんのこの黄色人種??」というふうになってしまったりする可能性はないのだろうか?


「なんでもともとVRChatのアバターは公式のやつはクローンとか自由にできるものが無料で使えるのに"金を出さなきゃならないうえにクローン禁止"なんてものが存在して金を出さなきゃならないのか?」
と考え、とらえるユーザーがいてもおかしくないのではないだろうか?と。


なんとなく「無料試着版」とされるアバターを他ユーザーとクローンし合ってわちゃわちゃと遊んでいた時にふっと、妙に冷めた?俯瞰の視点でそう感じてしまった瞬間があって...


仮にアバターを「販売」するにしても...たとえばここに「一体5千円のアバター」があったとして、「ハンバーガー1個が100円で売ってる国と250円で売ってる国とでは同じ"5千円"でも価値や重みが違うよなぁ...」的な問題もあると思うし...

あるいは個々の収入や生活水準でも「それ」を"高い"と感じるか"安い"と感じるか。の価値観って違ったりするのではないだろうか?とか...


あとは「アバター」っていういわばデジタルデータ、目に見えない、具体的なかたちを持たないものに数千円っていう価値を感じて金を出せるかどうか?といったなにかリテラシー?みたいなものの差異とかもあるんではないかなぁ?だとか...


どちらにしてもなにかしら、どこかしら解釈や理解の違い、齟齬、摩擦ってのは生じてきてしまうのはある種あたりまえなのではないかなぁ?いま現在のこのやりかたやしくみや状況下では...とも思ったのだけれど.....








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