VRChatについてあくまで個人的にちょっと思ったこと(Ver.6-A)
(初出:2021年1月3日(Ver.6-A)
VRChatの「ご案内勢」自体は別にいてもいいと思う派。
ただ、どうも「やりかたがうまくない」というか、ヘンに押しつけがましかったり、はたから見ててもしつこくなってしまってたり、極端な言い方をすれば過保護・過干渉な毒親一歩手前っぽくなってしまってるような場面も中には見受けられるので、ああいうのはちょっとどうかなぁとも思う...
そのへんのさじ加減がうまくできるような人、他者との距離感のつかみ方、パーソナルスペースへの配慮とかができる、あるいは他人にうまくかみくだいて物事を説明するのが得意な人とかがやるぶんにはいいと思う。
ただ、VRChatに入ってきた人間が全員「自分たち」と同程度のコミュ力を持っているとは限らなかったりもするんじゃないかと。
だから全員を「己の価値観、考え方っていうものさし」ではかってしまってやいのやいのどうこう言うってのも、ちょっと"違う”のではないだろうか?と自分は思う。
その場その場のケースバイケースというのもあるような気がするし。
「今」「その相手は」「人の助けを"必要"としているのかどうか?」とか。
たとえばだけど「失敗しても間違えてもいいからいまちょっと自分でいろいろと実際にやってみてためしてみたい」といったふうなチャレンジ精神旺盛な人間に対して"親切"を差し出して行くのは結果的に「親切の押し売り」「おせっかい」「よけいな世話」と化してしまう可能性(危険性)もなきにしもあらずだし...
諸刃の剣。
ちっさい子供...赤ちゃんだとか、病気やケガで脚とか痛めて治療してまた歩けるようになるのにリハビリしているような人に対してなんでもかんでも手を差し伸べるんじゃなくて時にはそばで傍観し、見守り、本人自身にやらせないと、赤ちゃんや子供なら学習して「できる」ようにならないし、リハビリ中の人とかだったら自力で歩けるように回復していかないだろう。的な。
「人に何かを"教える"」ってけっこう難しい行為だと思う。
そんな安直な?気持ちや根性でやっていいものでもないというか...
(いやこの言い方も大げさか?)
あと、逆に自分は「ご案内」とかそういうのをやる側に回るのは別にいいや。
遠慮させていただきます。というか。
性格的にけっこうズボラでおおざっぱだし。不器用だし(苦笑)
ものごとに対してわりと「習うよりも慣れよ」でやってしまうようなところもあるので。
人様にかみくだいて説明できるほどきちんと「理解」していないままやっちゃってるようなところもあるし...
ノリと勢い
実際ちょっとチャレンジしてみたこともあるけど「人にうまく"説明"するのが」ヘタだしw
今現在VRChatではおかげさまで(?)Known Userランクではあるけれども、まだぜんぜんちゃんとわかってないし知らないこととか全然あるし。
だから自分はそこの役割は担えない、担わなくてもいいかな。と。
役割が違うというか。自分は少なくともそこのポジションじゃないというか。適材適所。
ぶっちゃけめんどくさいし、あんまり形式ばったかたっ苦しいのも好きじゃないので。
そこまでのなんだろう...?"責任"が取れない。
言うても「VRSNS」「チャットツール」なんてゲームやエンターテイメント、趣味、ホビー、遊びの範疇のモノだし。
「遊び」でそんなガチガチに形式ばったりかたっくるしくなったり理詰めになりすぎてしまうのもなぁ...?っていう...
「ご案内」。できる人、やりたい人がやるのは否定も反対もしない。
けど、「ご案内人を"やれ"」みたいに役割を押し付けられる?強制・強要されても困る。
「任意のボランティア」って自主的にやるものであって、人に押し付けたり押し付けられたりしてやるものでもないでしょう。
次期オリンピックの「ボランティア()」じゃあるまいし。
「人に何かを"教える"のってけっこう難しい行為だと思う」という部分でもうひとつ。
相手の素性や経歴、スキルもわからないのにいきなり大上段にかまえて上から目線的な姿勢で「アドバイス」してしまう。というのもけっこうある意味危険な行為だと思う。
危険というのもちがうか。まあいいや。
「VRChat」についてはまったく右も左もわからない"初心者"だけど、「VR」そのものは経験者でむしろこっちよりも大先輩。ということも実際にあったりする。
20代にして大学在学中にそもそもVRChatが正式リリースされるよりも前に存在していたテスト版VR機器を利用したことがあるユーザーさん
VRChatを始めて1週間にも満たないけどPSVRの古参ヘビーユーザー
一般家庭用/消費者向けVR機器はオキュラスクエストがはじめてだけど、30年前に日本に入ってきていたアメリカ製のゲーセンVRきょう体はやったことあるというユーザー
親のVR機器を借りて遊んでる10代前半の男の子
1980年代からコンピューターの世界に仕事で関わっているような、時代の生き証人みたいな、神か長老か!?というような方々
むしろこちらが「教えてもらう」「教えを乞う」立場だろうこれは。といったユーザーさんに出会うことも往々にしてある。
何も確かめず、ヒアリングもせず、なにも相手のことがわからず「親切心」や「ボランティア精神」を"ふりかざす"ことは、はたして「良いこと」なのだろうか?
「人に何かを"教える"」って難しい行為だと思う...