「やりたいことがない」という発言への疑問符 note版(Ver.19-A)
(初出:2021年1月17日(Ver.19-A))
(過去にPixiv BOOTHに投稿したものを加筆・修正したものをこちらにもアップロードした)
「やりたいことがないんだよねぇ...」「ヒマだ」「なんもやることがない」といったセリフをことあるごとにしきりにつぶやく人間を見かけることがある。
彼ら(あるいは彼女ら)は、一体何をどうしたいというのだろう?とふと疑問に思う。
「なんにもしたくない」「だたただ怠惰をむさぼりごろごろ、だらだらしていたい」というのならばすでにその願望は達成しているはず。
それを自ら望み、選択しているのならばそれでいいのではないだろうか?
じゃあ、なんでそんな不平不満めいた、グチのようにもとれる言葉が口をついて繰り返し出てくるのか?
現状に不満がある?
「やりたいことがなんにもない」「ヒマだ」「ヒマだ」と言い続けていれば、どこかから「やりたいこと」や「ヒマな時間を埋める"何か"がふってわいてくるとでも思ってる?
「やりたいことがなんにも」なくて、「ヒマな」状態がイヤならば。そこに現状として満足していないのならば、「やりたいこと」をさがせばいいだけだし、ヒマじゃなくなくなるようにすればいい。ってだけのハナシだよなぁ?と思う。
「やりたいことがない」のはほかならぬ自分自身なのに、どこか他人事のように考えてしまっているのだろうか?
あるいは他力本願になってしまってるのだろうか?
テメェ自身の内面の問題であって、「他人事のように考えてしまうような思考パターンや他力本願な姿勢で」解決・打破できるようなことがらでもなくない?とも思ったりもする。
とりあえずなにかしら実際に「やってみる」「チャレンジしてみる」のも良いし、「やりたいこと」が見つかるまで探し続ければいいし、現状がイヤならばそれを打破するためにあがき、もがき続ければいい。ってだけの話なのではないだろうか?