続・VRChatのアバターについて(Ver.23-C)

(初出:2021年11月3日(Ver.23-A))
(2021年11月5日 Ver.23-Bから Ver.23-C に加筆・更新)

「自分に近いアバターをなぜ使うのかわからない」
「アバターが可愛くないは確実に拒絶反応だよなぁ。」

というコメントを見かけた。


「自分に近いアバターをなぜ使うのかわからない」かぁ...
完全オリジナルのフルスクラッチ自分アバター"はいよりとうは"を作ろうとしているのは「VRをプレイし操作してるのはVRの外側(現実空間側)にいるはいよりとうは自身だから」
っていうのは(感覚として)あるかもしれない...
あと「別の何かになりたい」っていう願望がない。

VRChatとかでしゃべってるときも、なんだろう...?「VR空間内にそのまんま自己を投影してる」みたいな感じだし...
なにか「別のモノやキャラクター」を「作って」「演じる」ってことのほうがダルいしめんどくさいし疲れる。みたいなのもある。かも。
「とりつくろう」「ごまかす」労力がもうダルい的な

無精ひげはやして髪の毛ぼっさぼさで同じTシャツ何枚も買って着回してるとか、みにくい、かっこわるい部分も含めて「自分」だし、ロボットや人形じゃない血の通った生身の人間だからそりゃみにくくてかっこわるい部分もあるよなぁ?しゃあない。そんなもんだろwみたいな感覚はある...

だからやっぱ映画"サロゲート"におけるブルース・ウィリス演じる主人公の感覚とかのほうがすげぇわかるというか共感できる感ある。
代理アバター使っていようがVR空間を通していようが何しようが実際に対峙し相手しているのはその向こうっ側にいる「生身の人間」なんだよなぁ...的な。というか...

どうあがいても根っこの部分の観点・価値観・感覚が"サロゲート"の主人公や"楽園追放"のディンゴ側なんだよなぁ...たぶん。はいよりとうはっていう人間は。

つまりは"サロゲート"の世界のアバターロボの電源を入れずに全部落とす側であり、"楽園追放"で言えば「地上」、すなわち「現実世界側」に住み続けるだろうな。自分は。という意味で。

「感覚がそっち側」というだけで外見的にはあんなイケメンでもないしかっこよくもないけどもw

VR=何にでも、どんなものにもなれる。みたいな、「何か別のモノになることが前提」「変身願望、バ美肉化属性があるのが当然」みたいな価値観の蔓延自体に「疲れた」のかも。
それでVRChatいっかい休むわ~ってなってるようなところもあるかもしれない。


自分にとってはああいった「どんなものにでもなれる」「なりたい自分になる」っていうアピールや攻勢のほうが「市街地でめっちゃポケットティッシュ配りや街頭アンケートのじゅうたん爆撃喰らってるような状態」だったりするので。


もしかしたら少数派、マイノリティなのかもしれないけども、いちばんコアなところの素の、むき出しの自分はそういう感覚でそういう人間なので、マイノリティだったとしてもそれはそれでしょうがないな。と。


「アバターが可愛くないは確実に拒絶反応だよなぁ。」
というのも、いや別に「可愛いアバターがいい派」だという個々の趣向自体はあってもいいと思うけど、VRSNSやってるからってさも全員が全員「可愛いアバター嗜好派だ」という前提をなにか押しつけられているような気がして気持ち的にちょっと正直キツいw軽いストレスになっているというか。

自分の場合は実際やってみてどちらかというと比較的「自分は心も身体も男性なのに見た目の姿が可愛い女の子になる」という状態のほうが違和感や抵抗感、もやもや感を感じてしまうタチだったので。
「うわやめてくれw自分はそんなきれいな存在じゃないwしょせんはみにくい成人男子なのにww」的な...


要するにひとことで言えば「同調圧力がウザい」ということなのかもしれない。
なんとなくの暗黙の了解的な雰囲気で「アバターはかわいい系を使用することが前提」みたいなのとか...

「こっちは別にオキュラスクエスト2を標準装備・メガネ着用で顔や肌にとくになにも支障が出てないと再三に渡り言っているのにも関わらずしつこくぐいぐいとオプションパーツをすすめてくる。だとか。
(何かしら実際に支障が出ている人にすすめてあげるのならわかるが、全員が全員何かしらの支障が出ているかのように前提を決めつけて押しつけてくる人間も中にはいてややストレスやいらだちを感じることもあった。)

VRChatをプレイしていたら必ず"VR感度"なるものが芽生えるもの。といった価値観の押しつけ。なんてのもあったなぁ...
(そんなのは"VR酔い"と同じで個人差あるだろうに。何を言っているんだろうなぁこの人たちは...と思うことも正直たびたびあった)


みんながみんなではないが、一部、中にはそういった連中もいて、なんとかのらりくらりとかわし「とりあえず話を合わせる」という状態になってしまていたこともあり、なんというかもう疲れた、めんどくさい(笑)と感じはじめ、素直に楽しめなくなってしまった。というか。「もういいや」「いったん距離を置こう」というふうになってしまった感がある...


"VRChat"を完全に「やめる」ということは(たぶん)ないと思う。
が、いまのところは何とも言えないしわからない。

特に人間関係でトラブった。モメた。いざこざで居ずらくなった。などいったことはないし、むしろ価値観の近しいフレンドもそれなりにいるし、おもしろいことやってる人達、自分の興味をひく人たちもいるし、いろんなワールドを旅するのも楽しいし...

VRSNSの「全部に」疲弊した、飽きた、めんどくさくなってきた。というわけでもなく、「どうせそのうちまたやりたくなるでしょう(笑)」と思っている自分もいるので、まあ、あまりガチガチに決めずに、またそのうち気が向いたらやろうかな。といった感じ。




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