一番古い記憶
泣いてた私の顔を母親が思い切りひっぱたいた。
ゴロゴロと地面が回転している。
その後お尻をバシバシと強く叩かれ放られた。
そしてまた激しく泣いた。
頭の中で声がする。
「だきしめてほしいだけなのに、なんでぶつの?」
泣けば泣くほど母親の顔が険しくなる。
その後母親が一人がけソファが二つある小さいスペースに歩きタバコを吸い出した。
その横顔を私は泣きながら見ている。
私の隣には掃除機が転がっている。
掃除をしてる際、私が何かをして母親が手を挙げたのか、それとも意味もなく手を挙げたのか…。
タバコを吸い終わると私を抱き上げ思い切り抱きしめる。
「ごめんね…ごめんね…」
私はそれだけで満たされる。
「やっとだきしめてくれた」
恐らく3歳頃の記憶だと思う。
母親は、キッチンドランカー。
そして恐らくだが、発達障害の様な、それとも人格障害の様な心の病気を持っている。
酒を飲むと次の日には記憶が無くなり、飲酒中の行いは全て無効化される。
今現在はもう痴呆なのか酒なのかわからないが最近の記憶すらも危うそうだ。
私は母親を何度も殺そうと思った。
でも殺せなかった。
私は今でもこの記憶を思い出しては殺したくなる。
なのでここでアウトプットしてみた。
私の脳みその中の膿を出させてください。